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神縁生かし真の信心を

来場者、スタッフを合わせて約2700人


 立教150年のお年柄の意義を頂き、ここからの信心生活の展開を願って、全国42会場で行われている立教150年記念金光教講演会。中近畿教区では2月15日、大阪府、奈良県、和歌山県紀北教会連合会の信奉者を対象に、大阪厚生年金会館(大阪市西区)で同講演会を開催し、来場者、スタッフを合わせて約2千7百人が参集した。

お道にご縁を頂いたことで その一つ一つにお礼

 午後1時、開演のベルと共に開会セレモニーが始まり、金光藤蔭高校の和太鼓部・鼓響が、「HORIZON(ホライゾン)」を演奏。続いて、「立教百五十年御礼祈願詞」奉唱、西川良典実行委員長のあいさつが行われた後、再び鼓響による「寿~KOTOHOGI」が演奏され、勇壮な太鼓の響きで、満席となった会場の奉祝ムードを盛り上げた。
 続いて、立教の意義を解説したビデオ「ひとすじの道」の上映後、「今、天地開く」と題して、堀尾光俊先生(大分県日田教会長)が講演した。
 講師は、金光教教師を志す契機となった母親とのやりとりと、教師拝命後に宗教教誨師(きょうかいし)を務めた中での体験を、人生のターニングポイントとして紹介し、次のように語った。
 「この道にご縁を頂いていなければ、朝の目覚めも、食事も、子どもが学校に行くのも、全部当たり前のことにしか感じない。しかし、お道にご縁を頂いたことで、その一つ一つにお礼を申し上げる気持ちにならせて頂ける。そういうお道を親神様、教祖様が開かれて、そのみ跡を受け、歴代金光様が日々ご神勤くださり、直信先覚先師がこのお道を伝えてくださったからこそ、今月今日ただ今のお互いがある。今日から、親神様、金光様に信じて頂けるような『私』を生み出し、家庭、職場の手本となり、子孫に伝わる真の信心を進めることをもって、お年柄のお礼とさせて頂きたい」
 この後、在阪の金光教関係校(金光藤蔭高校、金光大阪高校、金光八尾高校)の紹介が、それぞれスライド上映を交えて行われると共に、「浪花のモーツァルト〝キダ・タロー〟メドレー」や、マーチングをステージ上で行うステージドリル形式での「リバーダンス」が披露された。
 高校生たちは、活力と躍動感あふれる演奏で満場を魅了し、演奏後には会場から惜しみない拍手が送られた。
 最後は全員が起立して、関係校3校の合同演奏で「神人の栄光」を斉唱。神縁につながる喜びをかみしめた。
 来場者の津多津子さん(76歳/大阪府島之内教会)は、「講演では、講師が心の動きをありのままに話してくださり、アトラクションでは金光教にもたくさんの学校があって、いろいろな活動をしていることが身近に感じられ、ありがたかった」と、話していた。

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投稿日時:2009/03/22 13:41:26.894 GMT+9



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