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心一つに道を伝え広げて【金光新聞】

本部生神金光大神大祭

 10月1、3、7、10日の4回にわたり、教主金光様ご祭主のもと、生神金光大神大祭が祭場で麗しく仕えられた。今回の祭典は、屋根・天井部分の耐震補強工事が行われている祭場の、南工区を除く3分の2のエリアを使用して仕えられた。

 秋雨交じりとなった大祭第二日の3日午前9時30分、楽の調べが祭場内に響き渡る中、教主金光様、職員(しきいん)、参列教師が参向し着座。開帳曲「ひかりと慈しみの中で」の合唱に合わせて、殿上の帳(とばり)が開かれた。
 拝礼に続いて、参拝者一同による「神前拝詞」「取次唱詞」が奉唱された後、教主金光様が神前に向かわれ、祭詞を奏上された。
 金光様は祭詞で、神と人があいよかけよで立ち行く取次の道を開かれ、明治16年10月10日、御齢七十で現身(うつそみ)の取次を終え、永世生き通しの取次の神と立たれた教祖生神金光大神様の尊いご生涯をたどられた上で、次のように奏上なさった。
 「今の厳しい世界情勢の中にあって、『世界・人類の助かりに向けて、金光大神の信心を求め現す│この道のおかげの自覚をもとに、信心生活を進め、「神人(かみひと)の道」を開く』との基本方針をもって、取り組んでいる教団万(よろず)の営みの上に厚き神みかげ蒙り、わけても、現在取り進めている祭場屋根天井の耐震補強工事をはじめ、教団施設整備のことも、願いのままに成就させてください。わが本部広前をはじめ、全教一つ一つの教会は、生神金光大神取次の広前として、人を助け育て、道を伝へ広げゆく働きを、日に日に新たに現させて頂き、信奉者諸々は、天地書附を体して、信心生活に励み、勢をそろえて『あいよかけよの生活運動』に取り組ませてください」
 その後、金光様は玉串を神前に進められ、天地書付を奉体された。
 続いて、参拝者総代による玉串奉奠の後、佐藤光俊教務総長があいさつに立った。この後、金光大神賛仰詞奉唱に続き、参拝者全員が起立して「親神のよざしのままに」を斉唱。祭典後には、吉備舞が奉納された。

 なお、このたびの祭典は、祭場の屋根・天井部分の耐震補強工事が行われている中、工事が完了した北工区と中央工区の3分の2を使用して仕えられた。天井部分は補強が施された上で一新されたほか、床面にも補修が加えられ、通路部分がレンガ色に、いす席部分が緑色に塗り分けられ、緊急時の避難誘導に適した配慮がなされている。また、殿上両脇のスピーカーの更新とともに、殿上中央部分の上方にメインスピーカー、参向路、二階席下にも小型スピーカーが新設されたほか、二階席の楽座も更新された。 
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投稿日時:2010/10/19 13:36:22.434 GMT+9



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