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「本年を振り返って」

金光教報 「天地」12月号 巻頭言

 今年も余すところ1カ月となった。
 これまでを振り返ってみると、さまざまな出来事がありはしたが、大難を小難に、小難を無難におかげを頂いてきての今日であることにあらためて御礼を申し上げたい。

 本年3月14、15日と、「全国教会連合会長協議会」をご霊地において開催し、全国78の教会連合会と13教区の教務センターから代表にご出席いただき、共に研修し、協議する場を持たせていただけたことは誠にありがたいことと感謝している。事前事後のアンケートや班別懇談の記録を読ませていただき、厳しい意見やご指摘もあるが、大半の方が、当局の願いとするところをご理解くださり、何らかの取り組みを始めようとしておられ、中には、すでに取り組まれている連合会もあり、心強く思わせていただいた。
 来年は、教務理事が各教区に出向かせていただき、各教会連合会の現状と課題、本部へのご意見等を聞かせていただき、ここからの教団の方向性を共に求め合ってまいりたいと願っている。そして、再来年にお迎えする立教160年に年に向かって、それぞれの連合会で新たな取り組みが生まれ、それを足掛かりとして、「神人の道」を開く取次の働きが生き生きと現される教団、教会にならせていただきたいと願っている。

 本年の教団の基本方針を「世界の平和と人類の助かりに向けて、『神人の道』を開く」と掲げ、本部では、1月の信行期間は「『神人の道』を開くとは」をテーマに朝の教話を行い、7月の信行期間は「世界の平和と人類の助かり―生きることが喜びとなりますように―」をテーマに、勢祈念と、「神人の道」実践発表に取り組ませていただいた。
 実践発表では、「『神人(しんじん)生活』フレーム」を活用して、年頭に個人で設定した信心実践目標の取り組みについて、若手の本部職員21人が発表した。テーマの「世界の平和と人類の助かり」は、現教主金光様が平成3年の教主就任の際に示されたお言葉であるが、「世界の平和」も「人類の助かり」も、一人ひとりの信心実践なくして生まれ得ないものである。同じく7月には、九州北部豪雨によって、福岡、大分で大きな被害が出たが、すぐに義援金が届けられ、ボランティア活動が始められたことはありがたいことであり、これはまさに、「世界の平和と人類の助かり」に向けての信心実践と言えよう。
 さて、来る12月10日には、布教功労者報徳祭並びに金光田保子姫30年祭をお仕えさせていただき、先覚先師のこのお道への功労に御礼を申し上げるとともに、そのお徳を称え、ご恩に報いることを祈願させていただきたい。そして、祭典の中で、437人の方が、教主金光様から輔教の任命を受けられる。

 約3700人の「生神金光大神取次を現すため、終生、教団及び教会の活動に従事する」教師と、約1500人の「本教の信心を伝えるため、進んで教会活動を担うとともに、教団活動に参画する」輔教と、合わせて約5200人の「道の行く先を願う者たち」がここからの願いを共にし、自らの信心を問いただしながら、「神心となって、人を祈り、助け、導く」信心実践に取り組ませていただきたい。
 そこから、信奉者全体へと願いが広がり、何事も祈りをもっての信心実践が展開し、一人ひとりの生活に「神人の道」が現された時、この道の真実が伝わり、神様の願いが成就していくのだと思う。
 ここからも、教主金光様の御取次を願い、頂きながら、同じ道を歩む「同志」として、「お道の御用にお使いいただきたい」との願いを共有し、教主金光様のおぼしめしを体して、共にご神願成就のお役に立たせていただきたいと念願するものである。

投稿日時:2017/12/01 10:13:49.561 GMT+9



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