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カンボジアの子どもに教育を【金光新聞】

「クレヨンを送る運動」代表 浅野 誉喜子先生(東京都本中野教会)

 カンボジアの子どもたちにクレヨンや鉛筆などの文房具を送り続けて20年になります。
 カンボジアはかつて、ポル・ポト政権下で多くの学校教師や知識人が殺され、教科書や本が焼かれるといった悲劇がありました。
 その後も人々の暮らしは改善されず、まだまだ貧困状態は続いており、教師の数も少なく、子どもの学力も低いといわれています。
 日本から送った文房具を、現地スタッフと共に配布してくれているKPO(クメール平和の会)のクレット・セッター氏は、初等教育の大切さや、教師の数と能力の向上を目的として活動しています。私たちはその願いを受け、カンボジアの子どもたちが勉強できるように、そして将来の発展を祈りながら、スタッフ一同は月に1度、皆さんから寄せられたクレヨンや鉛筆にクメール語で、愛、希望、夢などが書かれたシールを貼り(写真)、年に2度現地へ送っています。
 金光教祖は、「天(あめ)が下の者はみな、 神の氏子」 と、 み教えくだっています。世界に目を向けると戦争、貧困、飢餓など、不幸な現実がたくさんあります。子どもたちが幸せでありますようにと祈りつつ、今できることをさせて頂くことが大切ではないかと思います。

■問い合わせ先
 金光教本中野教会「クレヨンを送る運動」 代表/浅野誉喜子 TEL 03-3381-5644
「金光新聞」2020年1月26日号掲載


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メディア 文字 金光新聞 

投稿日時:2020/03/10 15:18:16.109 GMT+9



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