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一食をささげて苦しみを共感【金光新聞】

常盤台教会長 三宅 道人

 常盤台教会においては、毎月2日、12日、22日を「一食をささげる日」と定め、「一食をささげ、一欲を節し」て、それを無記名で献金しており、随時「平和のための活動」に浄財を使っています。
 ただ単に、一食分の献金をするだけでは意味はなく、実際に一食をおささげして、空腹を味わい、飢餓や難儀で困っている人々の苦しみを共にする、「同苦共感」が大切です。さらに、一食のおささげを通して、家庭経済の在り方を見直し、生活の質を高めることが願いです。一食だけでなく、子どものいる家庭では、「おやつを頂いたつもりで、献金する」ことを教えれば、家庭における平和教育になります。「一杯飲みたい」「一服たばこを…」という思いを「お供え」してみませんか?
 また、NPO法人テラ・ルネッサンスさんを通じて、「キフ★ブック」の活動に取り組んでいます。使用しなくなった書籍・DVD・ゲームを送り、査定された額がアフリカの元子ども兵、カンボジアの地雷被害者、日本の被災者などへの支援として寄付されます。
 いつでも、どこでも、誰でも、いつまでも続けられる信仰実践として、平和活動・社会活動を求めたいと思います。
「金光新聞」2020年4月26日号掲載

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メディア 文字 金光新聞 

投稿日時:2020/04/27 11:05:16.110 GMT+9



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