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教務総長 岩﨑 道與(静岡県・静岡教会)

就任あいさつ



 このたび、はからずも西川良典前教務総長の後を受けて、大切な教務総長の御用に当たらせていただくこととなりました。
 西川前内局にはこの4年間、立教150年生神金光大神大祭時に教主金光様がお示しくださいました「『神人の道』が、一人ひとりの生活に現されてまいりますよう、共々に心を込めてお役に立たせていただきたいと願っております」とのおぼしめしを体現すべく、立教160年のお年柄を目指して、さまざまな取り組みを進めてこられました。
 とりわけ、立教の意義を「神と人とあいよかけよで立ち行く『神人の道』が開かれたこと」と押さえ、その「神人の道」を開く教会、教団のビジョンをもって「取次の復活」を目指していくことを教政教務の中心課題とし、その課題に向けての施策として教会連合会への働き掛けを重ねてこられました。このことは、ご神願成就の拠点である教会と向き合いながら教務を進めようとされた、西川前内局の基本姿勢の現れと受け止めております。
 そうしたご姿勢と願いをもって今日まで御用に当たってこられた西川前教務総長をはじめ、前教務理事各位に謹んで御礼を申し上げます。
 さて、今日の社会では、現代社会のゆがみがあらゆるところに具体的な姿をもって現れてきています。このたびの新型コロナウイルス感染症は、そのゆがみを先鋭化する形で、私たちに「生き方の問題」を突きつけてきております。
 こうした状況だからこそ、これまでお道の中で大切にされてきた「教祖金光大神様のご信心を求め現す」ことに、これからも全教を挙げて取り組み、ご神願成就のお役に立たせていただきたいと願っております。信心において物事が成就していくということは、「ああ、そういうことだったのか」と、自分の思いを大きく超えた神様のおぼしめしに出会うことだと思っております。
 そうなっていくために、教主金光様の御取次を願い、頂いて、神様のおぼしめしを確かめながら、教団諸機関、教会、そして全教の教師、輔教、信奉者と共に、ここからの教政教務に当たってまいりたいと願うものであります。
 以上、就任に当たり、ごあいさつを申し上げます。
  令和2年7月1日


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