平成24年度布教功労者報徳祭のご祭事のなかで、新任・再任を合わせて230教会468人が、教主金光様から輔教に任命された。
ご祭事のなかで行われた輔教任命では、池内恵美氏(京都・押小路)が代表として、教主金光様から辞令および記念品(天地書附)を受け、所願表明を行った。祭典終了後には、祭場庭上で辞令交付式が行われた。
所願表明
ただ今、教主金光様より、私たち468人の者が、輔教任命の辞令を頂きました。輔教としてお取り立ていただきましたこと、大変ありがたく、心より御礼申し上げます。
私たちは、日々の生活のなかでさまざまな事柄に出合いますが、人が助かりさえすればよいと願われている神様、無駄なことは何一つなさらない神様、そのような神様の願いやお計らいに、私たちは包まれていることを自覚し、輔教として「人を祈り 助け 導き」、少しでも「神人の道」を現すことができますよう、信心実践に取り組み、精進してまいりたいと思います。
どうぞ、教主金光様の御取次のもと、ご神願成就のお役に立たせていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
11月17日
信越教区では、「『神人あいよかけよの生活運動』と輔教の役割」をテーマに、上越市レインボーセンターで輔教集会を開催し、18人が参加した。
開会に当たって、教務センター所長が、「一人ひとり持ち場立場が異なるなかにも、同じ願いを共有して、連帯してご用にお使いいただきたい。個々の経験を自らの信心の土台として確認し、教区全体で一体感をもって取り組ませていただきたい」と挨拶した。その後、佐々木常子氏(長野・赤穂)と今井昇氏(富山・富山)から、テーマに基づいて発表があった。
佐々木氏は、教会長夫人の立場から、未信奉者への布教とお手引きに努め、教会では典楽や婦人会活動に取り組み、さらには教会報や掲示板を通じて金光教の発信に取り組んでいる成果などを語った。
今井氏は、親から受け継いだ信心をもとに、日々お取次を頂いて、教会ご用や行事を優先する生活のなかで神様のおかげを頂いてきた体験と、子どもに信心が伝わっている喜びや信心継承の大切さを語った。
午後からは、杉島教義教務センター次長から、「神人あいよかけよの生活運動」についての説明があり、「『運動』とは生活そのものである。観念的ではなく、生きた神様を実感しながら、神様とつながった生き方を生活に現していくことが大切だ。共々に、生き生きとしたご用にお使いいただきたい」と語った。
懇談では質疑応答の後、それぞれが日頃感じている課題を出し合い、「生活をとおして神様を現し、ご神願をもとに連帯を深め、教会、教会連合会、教区で、輔教としての活動を積極的に進めていきたい」などの発言があった。