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 金光教南九州教務センターでは、復興への祈りをさらに深めていくため、上記の「平成28年熊本地震復興祈願詞」を作成いたしました。ダウンロード・印刷の上、祈りの実践にご活用ください。

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平成28年熊本地震について被災者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます


 平成28年4月14日、16日に発生した地震、また、その余震などにより、熊本、大分地方を中心に大きな被害が出ております。このたびの地震によりお亡くなりになりました方々の、霊(みたま)のお道立てをお祈りし、ご遺族に哀悼の意を表しますとともに、現地で多くの困難に出合われました方々の、ここからの立ち行きを、衷心よりご祈念申し上げます。
 被災地では、揺れの大きな余震が続いており、11万人を超える方々が避難所生活を送っておられます。本教においても、教会や信奉者の方々に多くの被害が出ております。心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早く復興のおかげをこうむられますよう、お祈り申し上げます。
 もとより、人間の親神様である天地金乃神様は、あらゆるものを生かし、育むいのちの根源であります。とりわけ人間にかけられる思いは深く、「人間がおかげを受けないで苦しんでいるようでは、神の役目が立たない。人間が立ち行かなければ、神も金光大神も立ち行かない」とまで仰せになっております。
 「人間はみな神の氏子」と仰せになる親神様のみ心に思いをいたし、「人を助けることができるのが人間である」とのおぼしめしを頂いて、これからの復興に向けて、いっそう人が助かる働きを現させていただきたいと願っております。
金光教教務総長 西川良典


平成28年熊本地震慰霊復興祈願祭

 平成29年4月15日、金光教木山教会境内地において、熊本地震慰霊復興祈願祭―金光教祈りの集い―が仕えられ、たくさんの方が復興への祈りを捧げました。

動画視聴はこちら
祭典の様子 発表① 中村史子氏 発表② 矢野正紀師


被災教会からのメッセージ

熊本県(21)松橋教会長 夏目裕二
 金光様のお祈りを頂く中に、御本部、親教会をはじめとして教務センター、少年少女会連合本部、熊本県支援室、大阪救援隊などの各団体や個別の先生方、同期の先生方など、多くの先生方や信奉者の皆さんのご支援とお祈り添えを賜り本当に有難うございます。松橋教会は壁が落ち柱は傾き広前から空が見え、解体を待つ状態です。会館は棟瓦の全部と平瓦の多くが被害を受け、天井は余震で落下の恐れがあり、内部を点検をしての工事が必要です。そういう中に神様のおかげに驚いています。家族が怪我なく無事であること。震災後、次々に問題が押し寄せ「困った、大変だ」と考え込むたびに、ご神前に向うと心が落ち着き、適切なご支援を頂いたりして問題が解決します。神様が少しずつ道をつけて下さっているように思います。ここから、また教会再建に向かって頑張ってまいります。

熊本県(27)木山教会長 矢野正紀
 2度にわたる震度7の巨大地震は、多大な被害をもたらし、特に震源地とされる益城町(木山)を中心として、至る所で建物は崩壊・崩落し、信じられない光景を目にします。天地の働きの中で生かされている私どもは、地震を避けては通れません。どこで起こっても不思議ではありません。
 教会会堂は傾き、壁は剥がれ落ち、教職舎3棟とも崩壊、その中で家族は奇跡的に命を賜り、大みかげを蒙りました。神様のお守りに救われました。
 驚いたのは、地震直後茫然としている中で、すぐに駆けつけて瓦礫の撤去や片付けなどの救援活動を始めてくださったことです。また、遠方より来てくださっての炊き出し奉仕、支援物資のお届けや持参、「元気ですか」と声をかけてくださったり、数日間泊まり込みで救援活動をされた方々など、被災している私どもにとって、これほど勇気づけられたことはありませんでした。この善意は生涯忘れることはできません。
 今後、復旧復興の活動は、建物の解体と整地など長期的に続きますが、今後ともお祈り添えのほど、よろしくお願い申し上げます。

熊本県(49)山西教会長 中山四男美
 この度は、数多くの方々にお祈り添え、ご支援を頂き厚く御礼申し上げます。日々ご神前で祈りを述べさせていただいていました。その中で、「私の身の上におきましては、これからどのような問題が起こりましても、天地に生かされ、神心を頂く神の子として、その問題を神様がお差し向け下さいました事柄を受けさせて頂き…」と唱えさせて頂いていました。
 この度の震災をその問題に当てはめますと、いよいよ自分の正体というものを分からせていただいた気がします。弱さを知りました。まさか、地震がわが身に、この熊本に発生するとは、神様を忘れて、先はどうなるのだろうかという自分、精神的に落ち込み体調もくずしたわけです。これまで神様に向いていたつもりが、ただ形だけであったと思う。なかなか有り難くならない自分でありました。
 「信心している者は、どんな事が起こってきても驚いてはならない」というみ教えもありますが、今回の震災をとおして、今まで同じ災難に遭われた方々の気持ちが少しは分からせてもらったかと思います。そういう中でも、命を頂いている事、夫婦共ケガ一つ無くおかげを頂いた事、車中泊・テント泊もあったけど、避難所へ行かずに済んだ事、(プレハブの中でゆっくりと休ませてもらった事)断水が続いた後、水が出た時の嬉しさありがたさ。日々の生活の中で、一つひとつを見ていくと、ありがたい事が一杯ある、有り難い事が多くなってきました。ここから改めて「人を助けることができるのが人間である」とのみ教えを頂いて、人が助かる取次の広前再建へ復興のおかげを頂きたいと願っています。

宮崎県(13)高千穂教会長 田中道守
 この度の熊本地震、お見舞い申し上げます。
 当教会、地震火災(全焼)の際には、各教会・信奉者の方々に大変なご祈念、ご心配を頂き、御礼と共に深くお詫び申し上げます。
 また、早速に心温まるお見舞い、火災現場後片付けに御用下さり、各々の御厚志衷心にしみ、このお道につながることの言葉にならぬ尊さ有り難さを、味わせていただきました。御蔭をもちまして、家族一同無事の大御蔭蒙らせてもらっていますのでご安心ください。
 尚、高千穂教会の者心を一つにして、難儀な氏子助ける為に、この高千穂の地に、天地の親神様がお差し向け下さった、生神金光大神様の御取次御手代わりの御広前の再建に向かって、ここから真の信心の向上に取り組み、格別の御都合御繰り合わせをも頂き、御神慮に添う教会として復興致したく、祈願しております。
 各教会・各信奉者の皆様には、本当に有り難うございました。


平成28年熊本地震による災害への今後の支援活動について(お知らせ)


平成28年5月9日  
    教 内 各 位
平成28年熊本地震による災害への今後の支援活動について(お知らせ)
金光教本部教庁  

 このことにつきまして、熊本・大分地方で発生しております地震に関わりまして、一部ライフラインは止まっているものの食料や水は少しずつ確保できていくなど、当面の生活拠点の構築に向けた動きとともに、復旧、復興に向けた歩みが進められつつあります。
 被災地では、現在も余震が続いており、被害状況はその都度変化しておりますが、各教会の被害状況についてある程度把握ができており、確認できた内容につきましては、随時金光教ホームページに掲載させていただいております。
 本部といたしましては、本部教庁(総務部)に災害対策本部を設置し、南九州教務センターに現地対策本部を設置しました。また、全教に対して義援金の募集を行うとともに、4月20日から総務部長ほか職員を派遣し、特に被害の大きかった教会に参拝して、教主金光様からお下げいただいた御神米とお見舞いを届けさせていただき、今後の支援活動について、南九州教務センターとも協議をさせていただきました。
 今後の支援活動については、現地での支援活動を計画されている教内団体及びグループの状況を把握し、現地対策本部と情報を共有しながら、円滑な支援が進められることを願っております。
 被災教会の先生方をはじめ信徒の方々、被災地の住民の方々には、ご心労が貯まってきている様子が窺えますので、そうした方々への心情に寄り添いつつ、きめ細かい復興に向けた支援が進められてまいりますことを切に願っているところであります。
 つきましては、これからの支援活動に当たりましては、次の申し出のあった団体を中心に復興支援活動を取り進めてまいりますので、お知らせいたします。
 なお、被災地の状況に関わる情報発信については、誤った情報、肖像権の問題、被災者の方々の感情、個人情報の取り扱い等配慮すべき内容がありますので、くれぐれも注意してお取り運びいただきますようお願いいたします。


【現地災害対策本部】

  金光教南九州教務センター
   熊本県熊本市中央区南熊本5丁目8番14号
   代表者 森 義信(南九州教務センター所長)
   連絡先 TEL 096-371-6250(南九州教務センター)
       FAX 096-371-6262(南九州教務センター)


下記の団体の他に現地支援に入る団体及び個人の方は、情報を共有したいので現地災害対策本部にご一報ください


【熊本県教会連合会教会活動支援室】

 <活動拠点>
  金光教南九州教務センター
   〒860-0812
   熊本県熊本市中央区南熊本5丁目8番14号
    FAX 096-371-6262(南九州教務センター内)
 <代表者>
  代表者 梅原 和生(熊本県教会連合会会長・金光教岱明教会)
 <活動内容>
  被災教会を中心にした情報収集・支援
 <ボランティアの募集>
  募集範囲は南九州教区内の信奉者に限り、各教会連合会を通して申し込んでください


【金光教大阪災害救援隊】

 <代表者>
  代表者 白神 信幸(金光教大阪教会)
  連絡先 TEL 06-6121-2323(大阪センター)
      FAX 06-6121-6323(大阪センター)
 <活動内容>
  益城町を中心とした避難者への支援(カフェ、炊き出し等)
 <ボランティアの募集>
  大阪センター内大阪災害救援隊に問い合わせ下さい


【金光教首都圏災害ボランティア支援機構】

 <代表者>
  代表者 和泉 正一(金光教白金教会)
  連絡先 TEL 03-3818-6321(東京センター)
      FAX 03-3818-6323(東京センター)
 <活動内容>
  被災地におけるボランティア活動
 <ボランティアの募集>
  関東教区内の教会に在籍する金光教信奉者
  東京センター内ボランティア支援室に問い合わせ下さい




少年少女会連合本部「KYA災害復興支援団」からのお知らせ
 少年少女会連合本部では、2016年4月14日に発生しました「熊本地震」を受けて、5月6日から「KYA災害復興支援団」を結成し、復興支援活動に当たってまいりました。
 復興支援活動におきましては、約半年間で、15団(特別便等含む)を現地に派遣し、延べ団員が200人を超す奉仕者のもと、支援活動を取り進めることができました。
 これもひとえに、教主金光様の御取次、御祈念はもとより、教団各方面の御支援・御協力をはじめ、全教の皆様方の手厚いお祈り添えがあってのことと、改めて御礼申し上げます。
 さて、当支援団では、昨年12月末日をもって、半年間にわたる緊急支援活動を一旦終えさせていただきました。今後は、通常の連合本部事業「地方活動」の中身として、要望があれば継続して支援していく所存です。
 つきましては、団員募集および、募財期間を、12月31日をもって終了いたしましたことをご報告申し上げます。


「災害救援・社会活動資金」の募金について

 「災害救援・社会活動資金」の募金につきましては、不時の災害に際して機を失わず、適切に教内及び教外の救援に充てるために、平素からの備えが大切であるところから、われひと共に助かりを願う信心生活の一環として、皆様のご協力をお願いしております。
 寄せられました募金は、全般を考慮した「災害救援・社会活動資金」として、義援金や救援活動に活用させていただいております。
 最近、各地で大きな災害が頻発しておりますが、国内外の災害に対して、「○○地震」または「○○災害」義援金と明記していただければ、その義援金を当該の被災地へお送りいたします。

 郵便振替口座番号 01200-3-14845
 加入者名 金光教本部教庁 災害救援社会活動資金
 
※振込手数料をご負担ください。

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