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聖跡めぐり

 金光教本部がある大谷地区とその周辺には、教祖様ゆかりの場所が多く残っています。時を経て、その姿を今に伝えるそれらのいくつかを訪ね歩き、いにしえに思いを巡らせながら、教祖様のご事跡をしのんでみてはいかがでしょう。

ご生家(ごせいか)

里帰りはぞうりを土産に

 教祖様がお生まれになった香取(かんどり)の里は、金光教本部から西北西に3キロほど行ったところにあります。教祖様はここで12歳になるまで生活されました。少年期の教祖様のご性格を物語る次のようなエピソードが、ご生家の香取家に伝わっています。

 一村隔てた大谷村の川手家に養子入りした後のこと、教祖様は実家を訪ねる際に、新しいぞうりを履いて行かれ、帰る時には父親のためにそのぞうりを残し、古いものを履いて帰られました。親思いのお優しいご性格がしのばれます。

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大宮神社(おおみやじんじゃ)

実父に背負われ参拝

 社伝によれば、天智天皇(626~671年)時代の創建となっています。江戸時代、占見村と占見新田村の氏神として、人々の信仰を集めていました。

 教祖様がお生まれになった1814年9月29日は、大宮神社の祭礼日でした。小さいころ、お体が弱かった教祖様は、実父に背負われて、よく宮社にお参りされ、実父の着物はつねに背中から破れた、と伝えられています。この社にも、実父に背負われて何度も参られたことでしょう。

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泉勝院(せんしょういん)

占見村の檀那寺

 大宮神社の西北西の山間に、静かに建っています。占見村の檀那(だんな)寺であり、教祖様はご幼少のころ、実父と共によくここに参拝されました。

 教祖様が川手家に養子に入られた際、養父母に、「私は神仏に参りとうございますから、休日には心よう参らせて頂きとうございます」と申し出られたといいます。信仰心の厚かったご両親との日々が、養家でのご日常にも反映されていきました。

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