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『天地は語る』から

天地は語る

『金光教教典』から400のみ教えを抽出し、現代語訳を施し、「神と人間」「人間の難儀」「信心とおかげ」など、事項別に編集しました。持ち運びできる新書版サイズです。
教祖金光大神様の信心を理解する書として、また、信心生活を勧める糧として広く活用され、さらには、『金光教教典』に接する機会になればと願っています。

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326  みな、病気の名前や病気のもとは不思議によく知っているが、おかげの受けられるもとを知らない。病気のもとよりは、おかげのもとをたずねてみよ。
185  九死(きゅうし)に一生のお願いでどうでもおかげをいただこうと、一心になっている時のように、お礼が本気で言えたらよい。願うことはすぐにできても、お礼はなかなか言えない。お願い一度にお礼十度というように、お礼を言う心が厚いほど信心が厚い。信心が厚いほどおかげが厚い。
109  おかげを受けられるか受けられないかは、わが心にある。わが心さえ改めれば、いくらでもおかげは受けられる。
286  貧乏(びんぼう)していた時、「金光様、仕事は人の倍くらいもしますが貧乏で困ります」と申しあげたら、「それで貧乏ということはあるまい」と言われた。「でも、お金が残りませんから貧乏に相違(そうい)ありません」と申したら、「それは、どこかに無駄(むだ)があるのであろう。招かれて行くのに、先に茶づけを食べて行くようなことをしてはならない。ごちそうをいただく時には十分にいただき、ごちそうをする時には十分にしなければならない。一円の無駄をすれば十円の罰(ばち)をこうむる。それは天地が許さないからである。百円の無駄は何でもないと思うであろうが、千円の罰をこうむるから貧乏をする。無駄をしないようにすれば出世もできる」と仰せられた。
220  めでためでたの若松様よ、枝も栄える葉も茂(しげ)る、とめでたい時に歌うが、枝も栄え葉も茂るのは、幹が太るからである。幹が太るのは、地の中に目には見えないが、大きく根を張っているからである。もとになる根が枯(か)れると、太い幹も茂った枝葉も枯れてしまう。日々信心の根張りをよくしていると、無常の風が吹(ふ)いても、たおれることがない。おかげで枝葉も茂って繁盛(はんじょう)する。これがめでたいのである。
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