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<平成25(2013)年の活動報告>

【輔教任命】ご神願成就の担い手として

 平成25年12月8日におこなわれた布教功労者報徳祭並びに金光攝胤君五十年祭のご祭事のなかで、新任・再任を合わせて520人が、教主金光様から輔教に任命された。
 ご祭事のなかで行われた輔教任命では、新谷哲也氏(北海道・網走)が代表として、教主金光様から辞令および記念品を受け、所願表明を行った。祭典終了後には、祭場庭上で辞令交付式が行われ、安武秀信教会部長が挨拶した。

所願表明
 ただ今、教主金光様より、私たち520名の者が輔教任命の辞令を頂きました。教祖130年のお年柄に、輔教としてお取り立ていただきましたことは、大変意義深く、ありがたく、心より御礼申し上げます。
 私たちは、神様より頂いているおかげをしっかり自覚し、輔教として信心の向上に励み、「神人あいよかけよの生活運動」の実践に取り組み、お役目に精進してまいりたいと思います。
 どうぞ、教主金光様のお取次のもと、ご神願成就のお役に立たせていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
任命輔教代表 新谷 哲也

教会部長挨拶
 ただ今は、教主金光様ご祭主のもと、布教功労者報徳祭並びに金光攝胤君五十年祭が麗しくお仕えになりました。
 本日、おまつりされたご霊神様方は、それぞれの時代社会にあって、教祖様に始まる「生神金光大神取次の道」の実現に生涯を捧げられた方々です。その祭典のなかで、皆さんは教主金光様から輔教のご任命を頂かれました。それは、この道の実現に生涯を捧げられたご霊神様方の精神を共に頂いていくということを意味します。
 所願表明で、「輔教として信心の向上に励み、『神人あいよかけよの生活運動』の実践に取り組み、お役目に精進してまいりたい」とありましたが、信心の向上には「運動」の「願い」の実践が大切だと思います。
 Aさんというご婦人は、遠方に住むお子さんたちに信心を伝えたいと、常々願われていました。長男のお嫁さんは、プリザーブドフラワーの資格を持ち、東京で教室を開いていますが、ある時、新車発表会の会場に飾るフラワーの注文を受けました。その時、お客さんから「あなたのフラワーを店に飾るようになって、以前より繁盛するようになった」と言われ、とてもうれしく思いました。実はお嫁さんは、自分の作ったフラワーを配達する前に、教会から頂いた神棚にお供えされていたのです。
 そのことをお嫁さんから聞いたAさんが、翌日、教会にお参りしてこられました。その時、お結界にいた家内が、「お嫁さんなりに神様を頂いておられるのですね。ありがたいですね」と話しました。家に帰ったAさんは、さっそくお嫁さんに電話をかけ、「教会の先生が喜ばれ、私もうれしかったよ。これからうれしいことがあったら、必ず私にも聞かせてね」と伝えました。
 すると、数日後、お嫁さんから電話があり、「お母さんから言っていただいた日、掃除するのも洗濯するのもうれしくて、一日中、うきうきしていました。神様にフラワーをお供えさせていただくことで、注文された人にも神様のおかげがあるんですね」と言われたそうで、Aさんは喜びいっぱいでお届けされました。
 「信心継承」ということがいつも話題になりますが、Aさんのように、日常生活のなかで少し工夫して、「神様のお働きに気づく」という努力をすることで、お礼と喜びの生活の輪が家族にも広がっていくのです。
 教会でお取次を願い、頂き、神のおかげに目覚め、お礼と喜びの生活を実践することに工夫する。それが「神心となって 人を祈り 助け 導く」内容となり、信心継承の一助ともなるのです。
 輔教としての使命と誇りを持ち、それぞれの持ち場立場で教会活動を担い、道を伝えて、一人でも多くの人が助かるお役に立ち、神様の願いが成就していくため、喜び勇んでご用にお立ちいただきたいと思います。
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輔教集会(信越教区)

11月16日

 信越教区では、「『神人あいよかけよの生活運動』と輔教の役割」をテーマに、上越市直江津「学びの交流館」で輔教集会を開催し、15人が参加した。
 はじめにセンター所長から、「神人の道を一人ひとりの生活に現させていただくご用を共々に頂いている。自らの生活からおかげの世界が周囲の人や後の世代に広がっていくよう、『運動』の『願い』をわが願いとして主体的に取り組ませていただきたい」と挨拶があり、引き続いて輔教の藤堂明美氏(富山・富山)と大代明美氏(富山・中伏木)がテーマに基づいて発表を行った。
 藤堂氏は、3年後に迎える教会開教100年祭に向けての取り組みや、自身の信心目標について述べ、「日々お取次を頂きながら、何よりもありがたく過ごすことを心がけている。先を楽しみに、今の信心を大切にしていきたい」と語った。
 大代氏は、教会長夫人でもある立場から、教会での日々のご用、7年前から娘さんと始めた典楽をとおして感じた信心継承の大切さや祭典への意識、大祭での直会準備から、みんなが心一つに真心のお供えをすることの喜びを語った。
 午後の班別懇談では、それぞれの取り組みや願いを話し合い、続いての全体懇談では、各班からの報告、質疑応答や感想、今後の課題などを出し合った。
 教区内では、輔教としてご用に当たる喜びを確かにしながら、その輪をさらに広めて仲間が増えていくことを願っている。集会をとおして、それぞれが生活のなかに神様を現し、教会、教会連合会、教区にあって連帯を深め、輔教としての活動を積極的に進めていくことを確認した。 西中国教区では、広島市安芸区民文化センターで、「神人の道を現そう」というテーマのもとに輔教集会が開催され、32人が参加した。

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輔教集会(西中国教区)

2月24日

 西中国教区では、広島市安芸区民文化センターで、「神人の道を現そう」というテーマのもとに輔教集会が開催され、32人が参加した。
 はじめに教務センター所長が、「2年目に入った『神人あいよかけよの生活運動』への理解を深め、ここからの取り組みを輔教として相互に学び合いたい」と挨拶した。
 講話では、全国信徒会委員長である原田幸次氏(山口・東小郡)が、「『神人あいよかけよの生活運動』に取り組む」という講題で、祖父母や両親の信心姿勢を受け継いだ今日までの歩みを振り返りながら、「親(親神様、教えの親、肉親の親)を頂く」ことと、「お取次を頂いて、おかげを受ける」ことについて語った。
 講話後、参加者からは、「おかげを頂いて、そこで留まってはいないか。神様は、なぜ、このおかげを下さったのかと、神様のみ思いに迫っていくこと」「神様を飾り物にしてはいないか。生きた神様を信心しなければならない」という言葉が心に響いた、との声が聞かれた。
 班別懇談では、「お礼を土台とした信心への取り組み」「家庭や社会生活のなかでお道を伝える取り組み」について発表し合い、共に信心を磨き合った。また、教祖130年のお年柄に当たり、「教祖さまを描く」というテーマで、それぞれが頂いている教祖様について語り合う時間を設けた。
 参加者からは、「あらためて、お道にご縁を頂いているありがたさを認識した」「お取次を頂き、神様と自分との縦軸を強くし、少しでも神様の願いに添った生き方をしたい」「輔教としての自覚を持ち、何事もありがたい気持ちで取り組み、お役に立ちたい」などの感想が寄せられた。

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輔教集会(北海道教区)

2月15日

 北海道教区では、「『運動』推進を担い、輔教としての自覚に立ち、教会、教会連合会、教区における活動と輔教としての役割を求める」との願いのもと、「道を伝える」をテーマに輔教集会が開催され、6人が参加した。
 講義では、講師の高村志郎師(亀田教会)が、「本教の道を伝えるために」と題して、次のように語った。
 「道を伝えることに関わって、教祖様は晩年、唐樋常蔵師に『此方金光大神は百日の修行が足れば神になるのぞ。西23か国は、その方らに頼むぞ。…体がなくなれば、願う所に行って氏子を助けてやる』とおっしゃっている。これは、教祖様が亡くなっても取次の神になられるから安心だということではなく、この道の信心を頂く者は、教祖様から道伝えの担い手としての役割を負わされていることが示されている。
 教祖130年のお年柄を迎え、あらためて私どもの役割が問われており、それぞれが信心の基礎固めをさせていただかなければならない。信心の基礎とは、例えば『体の丈夫を願え、体をつくれ、何事も体がもとなり』『信心は家内に不和のなきがもとなり』に示されたように、決して難しいものではなく身近なことである。『恩を知り、その恩に報いる』生き方を願っていくことが大事であり、そのためには、やはりお取次を頂いていかなければならない」
 その後の質疑応答では、「道伝え」に関わって、「まずは家族に信心を伝えていくことが必要だが、なかなかうまくいかない」「無理に伝えるのではなく、家族に感謝するという信心の実践を行うことで、自然と伝わっていくのではないか」「道伝えにしても、ほかの活動でも、『これが私のご用』と決めつけるのではなく、常にお取次を頂き続けることが必要」といった意見が出された。




               

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