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<平成27(2015)年の活動報告>

【輔教任命】 ご神願成就の担い手として

 このたびの布教功労者報徳祭並びに金光真心高清姫百年祭のご祭事のなかで、新任・再任を合わせて352人が輔教に任命された。
 ご祭事のなかで行われた輔教任命では、成田有子氏(愛知・今池)が代表として、辞令と記念品を受け、所願表明を行った。
 祭典終了後、祭場庭上で辞令交付式が行われた。

所願表明
 ただ今、教主金光様より、私たち352名の者が輔教任命の辞令を頂きましたことを心より御礼申し上げます。
 私たちは、苦しい時、辛い時、神様に心を向け、お取次を頂いて助けられて参りました。そうしたご信心を頂いていることへの喜びと、毎日私たちのことを祈り、願ってくださっている金光様、親先生へのお礼の気持ちで、輔教にならせていただきました。今の、この思いを忘れず、教会で、家庭で、社会の中で、このお道の信心を現すご用にお使いいただき、少しでも輔教として、お役に立つ働きを進めていきたいと願っております。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。
任命輔教代表 成田 有子


教会部長挨拶

 ただ今は、布教功労者報徳祭並びに金光真心高清姫百年祭が麗しくお仕えになりました。
 本日の祭典に祭られるご霊神様方は、それぞれの時代社会にあって、神様の願いと教祖様のおぼしめしをわが願いとして、「神と人とあいよかけよで立ち行く」道のご用にその生涯を捧げられた方々であります。
 その式典の中で、皆様は、教主金光様から輔教のご任命を頂かれました。それは、この道による助かりの実現に生涯を捧げられたご霊神様方の布教精神を共に頂いていく、ということを意味するのではないかと思います。
 ある先師が、自身の入信前後のお話として次のように振り返っておられます。ご信者の方から度々お参りしようと誘われたものの、自身はそのような気になれず、居留守を使ったり、今日は用事があるから、と何度も断った。にもかかわらず、おかげを頂いて欲しいと願うそのご信者の方は、助かって欲しいの思いそのままに、何度も何度も足を運ばれて、お道の話を2時間も3時間もされたというのです。けれども、そうした話にも、ありがたいとの思いよりも、早く止めて帰って欲しいとの思いでいっぱいだったそうであります。それでも、何度も足を運び、思いを込めて話されることにほだされて、ついに教会に参拝し、あるおかげを頂いたことがきっかけで信心の道を進まれるようになった、とのことであります。
 実は、多くの先生や信者さんの入信時のお話に、こうした熱心にお導きをされる方が出てきます。相手が嫌な顔をしたり、聞かないそぶりが見えたり、嫌悪感を抱いているというのが伝わってくると、もう一押しが出来ないものですが、それでも、どうしてそのような方々が一歩前に踏み出して、導こうとされていたのかと考えてみるのです。もし自身が嫌々なら、たとえ先生から「せよ」と言われてもできないと思います。むしろせずにはおれなかったのだろうと思います。そうした心根がどこから生まれてくるのか。それは、頂いた「おかげ」を自覚し、味わって、お礼と喜びの生活を進めることによって生まれてきたのだと私は思います。
 頂いたおかげがありがたいとの思いが満ちあふれることによって、「あの人にも私と同じようにこのありがたいおかげを頂いて欲しい」との思いが強くなり、何度も何度でも足を運ばせたのだと思います。さらには、こうしたご用が「神様へのお礼であり、神様がお喜び下さるご用である」との信念からであったと思うのです。
 その意味において、皆様も輔教として任命頂いた喜びをもとにして、もう一度おかげを頂いたこと、そのことを思い出し、しっかりと味わっていただきたいと思います。そこに神様がどのような思いでおかげをくださり、何を願っておられるのかを求めていただきたいと思うのです。そうしたおかげをしっかりと味わう先に、「伝えなければならない」でなく、「伝えずにおれない」との思いが強く生み出されてくるのではないかと思います。
 輔教のご用と申しましても、それぞれ持ち場立場が違いますから、一様にはならないでしょうが、輔教としての使命と誇りを持って、教会活動を担い、道を人に伝え、一人でも多くの人が助かるお役に立ち神様の願いが成就していくため、われわれ教師と共にここから、喜び勇んでご用にお立ちいただきたいと存じます。
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輔教集会(信越教区)

 信越教区では、平成27年11月14日新潟県上越市レインボーセンターで、「輔教としての神人生活」をテーマに輔教集会を開催し、14人が参加した。
 輔教としての主体的な活動を考え、自覚と働きを相互に求め合うことを願い、普段の輔教としての活動はもとより日々の生活で心がけていることを見つめ直していくことを求める集会となった。
 午前中は、昨年度の集会時のアンケートの主な内容であった、①日々の生活の中で、自身が大切にしていること。②そのために輔教として取り組んでいることについて発表と懇談を行った。
 「自身の取り組みとして、お礼をする稽古や人の助かりを願わせていただく自分であるように努めている」「自分史を書くことで信心の歩みを振り返り、大切にしてきたことを伝えたいという願いがいっそう明確になった」「自分自身がお道の信心を伝えていくだけでなく、子どもや家族を通して周囲に金光教の信心が伝わる働きがあることを感じ、信心の継承についてこれまで以上に深く考え、取り組むようになった」などの発表があった。
 午後からは、「より近い年代の輔教と懇談を深めたい」という参加者の意見をもとに、年代別の班に分かれ班別懇談を行い、それぞれの取り組みや大切としていること、家庭における信心の継承について話し合いがなされた。参加者からは「高齢の輔教の先輩が、いくつになっても生き生きとした活動をされていることが実感でき、元気と願いを共有することができた」などの声が聞かれた。
 今回の集会では、それぞれが願いを持って主体的に輔教としての役割を担っていくことを、対話を中心とした会合の中でよりはっきりと確認し合うことができた。これからもこのような活動を継続し、そのつながりがさらに強く、大きくなることが願われる。
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輔教集会(西近畿教区)

 西近畿教区では、平成27年9月5日西近畿教務センターで、「神様が喜ばれる信心を求めて─私だからできること─」をテーマに輔教集会を開催し、36人が参加した。
 午前中は班別懇談を行い、「神人あいよかけよの生活運動」の願いの4行目、「神心となって人を祈り助け導き」をテーマに、「人を祈る・助ける・導く」ことについて、それぞれのこれまでの取り組み、ここから取り組んでいきたいことを紹介し合った。
 午後からは、本部在籍輔教の辻德子氏から、「囲炉裏子屋(いろりごや)」と題して、辻氏の弟家族の歩みや、現在自宅で行っている「囲炉裏子屋」という家庭集会を紹介しながら、信心の歩みが話された。また、本部在籍輔教からなる「おもてなし」の聖跡巡拝案内などの活動紹介や、自身の境内案内所でのご用について、参拝者への本教案内や広前への誘いなど具体例を交えつつ語った。最後に、「ご用とは、信心の成長のために神様が与えてくださるものであり、教会だけでなく、家庭や職場で神様の教えを守り現すことが大事である。そのことで、神様からの信用が得られ、難儀な人を差し向けてくださる。そこから一緒に信心を進めることが、お導きである。信心の継承とは、信心している者が、『家族が元気だからこそ、教会に参拝でき、ご用にも使っていただける』という感謝の気持ちを常に持ち、難儀が起きた時には、『大丈夫、私がしっかりご祈念させていただくから!』と家族の先頭で、難儀に向き合うことによって実現すると頂いている。そのような生き方を常に求め、願い、ここからも元気にご用にお使いいただきたい」と締めくくった。
 その後、班別懇談と全体会をとおして質疑応答を行い、閉会した。
 参加者からは、「同じ輔教という立場で大変わかりやすく、参考になる話であった。ここからの自身のご用に役立てたい」「祈り通すことの大切さを教えられた。家族の手本になる生き方をさせていただきたい」「講師が班別懇談にも参加し、質問に明瞭簡潔にお答えくださった。人を祈り、助け、導ける私に少しでも近づかせていただきたい」などの感想があった。
 「本教の信心を伝える」ことが願われる輔教として、「私だからできること」を共に求めるきっかけとなった集会であった。

輔教集会(東中国教区)

 東中国教区では、平成27年9月5日金光北ウイングで輔教集会を開催し、47人が参加した。
 当教区では、「輔教による輔教のための輔教集会」を願いとし、企画や司会進行など、輔教を中心に集会を進めている。このたびは、「『神人あいよかけよの生活運動』への取り組み」をテーマとして、輔教の中から発題者を4人選び、事前に企画会議を開いて、それぞれの発題内容を確認し、輔教集会の流れを検討した。
 当日は開会式の後、午前中2人の発題が各15分の持ち時間で行われた。まず、小山孝志氏(岡山・岡東)は、「教会に、ご用を何でも頼れる人が1人いたら、良い働きができていくと思う」と、教会でのご用や取り組みを紹介した。次に、出射宏子氏(岡山・豊原)が、家庭生活の苦難について徹底的にお取次を頂き、お取次に支えられながら道が開けていった体験を紹介した。その後、6班に分かれて、発題の感想を中心に班別懇談を行った。
 午後からは武藤澄子氏(岡山・岡山)が、「腹が立つ人のことは祈れないので、その人の先祖の霊(みたま)様が助かることを願い続けると、その人が変わった。先祖の働きを痛感した。人のことを真に祈る心になるためには、教会参拝の積み重ね以外にはないと思う」と話した。
 次に、松本汪氏(岡山・牛窓)が、教会報執筆・編集者の一員となり、そこで出会った資料から、『霊の助かり』という本を紹介。このお道の尊さ、ご先祖様を大切に祭ることの重要さを紹介した。その後の班別懇談では、発題の感想と共に、「輔教の役割や課題」「お取次を願い頂くこと」「若い人への信心の伝え方」などについて、積極的に話し合った。
 最後に、各班の代表者から感想発表があり、閉会式の後、本部広前会堂へ移動。夕ご祈念に参拝し、金光様のお退けをお見送りして解散した。
 参加者からは、「各個人、各教会の取り組みを聞かせていただき、参考になった。神様と共に生き、神心を現す生き方を、これからも努力していきたい」「人様の助かりを祈るという生活ができていないことを反省した」「あらためてお取次を願い、頂くことの大切さ、すばらしさを感じた」といった感想があった。

【平成27年度輔教志願者講習会】「神人の道」実現の担い手に

 本年度の輔教志願者講習会を平成27年8月22、23日、本部総合庁舎会議室で開催した。
 輔教制度は平成4年に発足し、現在、540教会、1758人が輔教としてご用に当たっている。
 今年は、34教会47人が受講し、各講義をとおして輔教に求められる事柄を学び、初の試みとして、先輩輔教の実践発表を行った。班別懇談では参加者同士、これまでの取り組みやここからの願いについて語り合った。
 なお、このたびの修了者は所定の手続きを経て、来る12月の布教功労者報徳祭並びに金光真心高清姫百年祭時に教主金光様からご任命を受ける。


教務総長挨拶
 今年は戦後70年、被爆70年を迎える。戦後の教団は、一人ひとりの信心生活の拡充・展開をもって、世界の平和と人類の助かりに向けて貢献していきたいという願いのもと再出発し、70年間おかげを頂いてきている。
 その願いを新たに、戦後、被爆後の先生方の歩みを拝読するなかで、「天地は生きておる。我も共に生きん」というお言葉に出会った。これは広島教会佐藤盛雄先生が被爆され、教会復興のなかで、ご自身の心に頂かれたお言葉として私どもに伝えてくださった。
 昭和20年8月6日、人類史上初めて原爆が広島に投下され、当時の推計で12万人の方が亡くなり、8万人の方が負傷、被爆した。当時、広島市には11教会あり、そのうち1教会だけ半壊で建物が残った。広島教会は他の教会と同様、全壊全焼。盛雄先生は当時30歳、奥様は22歳、1歳の娘さんと先代の奥様がおられた。奥様は散髪屋で被爆され、盛雄先生は市内で被爆された。4日後に教会の跡地へ行くと、先代の奥様が焼けて白骨化していた。お広前でご祈念をしながら被爆されたのであった。
 奥様とは、「何かあった時は宮島の信者さんの所で落ち合おう」と決めていたので、お骨を持って行った。無事再会できたが、長いこと信者さんの家にお世話になる訳にいかず、盛雄先生の里である芸備教会へ奥様と娘さんを連れて行かれた。ご自身は兵役があったため、すぐに市内に戻り、救援活動を続けられた。8月20日に兵役が解除され、8月末に芸備教会へ帰った。そこでは、奥様が原爆症で髪の毛が全て抜け、危篤状態が続いており、そのなかを三代金光様、芸備初代お広前先生である佐藤テル先生のご祈念を頂き、奇跡的に回復をしていたことを初めて知った。お広前先生にお取次を願われたところ、「難儀な氏子の願い礼場所とあるお広前はすぐにでも復活、復興させてもらわねばならん。多くの霊(みたま)様がおられるのであるから、その霊様の立ち行きを広島のお広前に帰って、願わせてもらわねばならん。早く行け」と言われた。ご自身からすれば、被爆後、一生懸命救援活動し、帰ってくると奥様が本調子ではないのにそのように仰せられ、「何の力も徳も、財産も無い私が広島に帰って、一体何ができるのか」とずっと煩悶なさったが、「お広前先生があのように仰せられるのは、お一人の考えでは無いだろう。神様がおぼしめしておられるのだ」と思えてきた。もう一度お取次を頂かれ、9月3日には広島へ出られた。
 教会の跡地に着いたものの、これからどうしたらいいか全くわからないと思いながら寝ていると、空には星が輝いている。それをじっと見ているなかでハッと頂かれたのが、「天地は生きておる。我も共に生きん」という思いであり、そこから心が元気になってきた。翌日から、1畳がご神前、1畳が台所、1畳が居間の3畳分建てのバラックを建て、ポールを立てて教旗をたなびかせた。しかし、「さあこれからだ」と意気込んだのは覚えているが、どのように復興していったかは覚えていないそうである。振り返られて、「幸い祖母の強い祈りによって、引き立てられ、導かれてあの原爆の時に、私たち人間と共に神様も災害にお遭いなされて、われわれの苦しみのなかに、神様も共に取り込んでくださる。そして現在、共に苦しんでくださり、共に立ち上がろうとしてくださり、常にお守りくださることを実感させていただきます」とおっしゃっている。
 私はこのみ心、この実感がお道の信心であるとあらためて思わせていただいた。というのは、盛雄先生だけではなく、まさに教祖様が最初に、「天地は生きておる。我も共に生きん」と出発をなさった。どんな困難に出会おうとも、必ず神様が道を付けてくださるとご信心を進め、「難儀な氏子を取次ぎ助けてやってくれ」という神様のお頼みを受け、お広前を開かれた。その教祖様のお取次を頂かれ、各地の直信先覚の先生方も同様のご信心をもっておかげを頂かれた。そのおはたらきのなかで、盛雄先生の実感があると気づかせていただいた。そこを求めねばならない。もちろん困難とは、人や状況によってさまざまであるが、その問題に出会った時に、ご信心のなかでおかげを頂いてきているお互いである。このお道の大切なところを求め、生まれてくるおかげの事実やありがたさが、私たちのご用の基本になっていかなければとの思いを新たにしている。
 ここからしっかりと神様にお喜びいただき、世界の平和と人類の助かりに貢献できるような一人ひとりでありたい。天地の間、生きた神様に抱かれている。このことを知らないのと、知っているのとでは大きく違う。知った上で、大切なところを確認し、いっそうにおかげを頂いて、ありがたいご用にならせていただきたいと願う。(大要)

講義・発表内容
講義1◆「金光教の信心について」
 講師・菊川信生師(熊本・江田)
   ここから輔教としてご用を担うに当たり、あらためて本教の信心とは、神様に願われていることとはどのようなものかを確認した。

講義2◆「教団の仕組みと働きについて」
 講師・吉川真司師(徳島・二軒屋)
   教団の目的や諸活動、神願成就の拠点である教会の働き、またそのなかで金光様のお手代わりとして輔教のご用を担うことについて学んだ。

講義3◆「輔教の役割について」
 講師・河井真弓師(東京・中野)
   講義1、講義2を踏まえて、輔教の意義や役割を確認するとともに、「お道のために」と願い、輔教として取り組むべき内容について学んだ。

実践発表
 発表者・辻德子氏(岡山・本部)
   先輩輔教から活動の実際や、お役に立ちたいとの願いをもっての具体的な取り組みを聞き、今後の参考、励みとした。

班別懇談
 参加者それぞれが、本教の信心について、日頃問題にしていることや、受講した講義を手がかりに、今後、輔教として取り組みたい活動などについて話し合い、決意を新たにした。

本年度の輔教研修会(各会場の報告)
 4年の任期を終えた輔教が、再任を願い出る際に受講が義務付けられている輔教研修会を、本年度は、東京、大阪、金光(3会場)、熊本の計六会場で開催した。教令改正後の初年度のため、受講該当者総数が少なかったことにより、当初金光会場は四会場であったが、調整して3会場とした。
 各会場とも、冒頭に教会部長(東京、大阪、熊本会場は、センター所長が代理)が、教団動向、とくに「運動」の概要と「神人の道」を、「お礼と喜びの生活」をもとにして「祈り」「導き」に焦点を当てて、事例をもとに説明した。
 続いて輔教講師から、「神人の道を開く」と題して、「運動」をもとに、「本教の信心とはなにか」「日々の生活のなかで『神人の道を現す』とは何をどうすることなのか」「この道のおかげの自覚をもとに信心生活をするとは」「輔教の役割とは」ということを中心に、講師自身の実践している取り組みや、輔教に願われるご用についての講義がなされた。
 続いての班別懇談①では、「具体的な願い、祈りを切り口にして頂いたおかげの内容を深める」をテーマとして、神様との縦軸をつくりあげていくために一心に願い、神様におすがりし「神人の道」につながる信心とは何かを確かめ、求め合った。
 班別懇談②では、「人に伝える信心生活の情報交換」をテーマとして、伝えたい人を具体的に思い浮かべながら、伝えたい中身や実践していることを出し合い、今後の輔教活動の糧となるよう深め合った。
 引き続いての全体懇談では、講義に対する質疑応答と、班の代表者が研修会の感想や、これからの意気込みを語った。
 受講者からは、「あらためて輔教の意義、役割について再認識できた。普段聞けない話が聞け、多くの刺激を受けた」「道を伝える役割を担っているとの自覚を新たに、人を祈り導く信心生活を進めさせていただきたい」「与えられた輔教のご用を『金光様のお手代わり』としてさせていただくべく喜びを持って臨みたい」などの感想が聞かれた。
 本年度の全受講者は77教会128人で、各会場の開催日・会場・講師・受講者数は次のとおりである。

金光①会場
 5月30、31日・本部総合庁舎・安武満子師・5人
熊本会場
 6月20、21日・火の国ハイツ・瀧山美明師・23人
金光②会場
 6月28日・本部総合庁舎・吉川真司師・28人
大阪会場
 7月4日・金光教玉水教会・豊田照子師・46人
東京会場
 7月11、12日・金光教東京センター・菊川信生師・17人
金光③会場
 9月8、9日・本部総合庁舎・河井真弓師・9人

 来年度は、東京、大阪、金光、熊本、札幌で開催する予定であり、対象者には本年末に事前調査を実施する。
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輔教集会(東海教区)

 東海教区では、平成27年8月23日名古屋港湾会館で輔教集会を開催し、71人が参加した。
 毎年、輔教の企画員が中心となって、集会内容を企画している。今年は、開催テーマを「見直そう!輔教の役割を」と掲げ、講話を通して輔教の立場や役割をあらためて確認し、そのうえで「教会長の補佐」「教会活動を担う」「お道案内(道伝え)をすすめる」に焦点をあて、輔教実践発表、班別懇談を手がかりに、輔教としてのご用について求め合った。
 講師の水野照雄師(三重・松阪新町)から、「お道に生きる『私』として」と題して、次のような講話があった。
 「信心をさせていただくということは、私が信心をしているのではない。まず、この道にご縁を頂いているということを押さえたい。タイトルで、『お道』という表現をしているが、そこには親先祖、教会の先生、さらに教祖様、親神様の『難儀な氏子をなんとしても助けたい』という願いに行き着く。そして、私が助かるために、ここまで道をつけてくだされたのだと思わされた時、このお道に生かされているという表現になるのではないか。
 教会での大祭や信徒各層のご用奉仕のあり方をみると、固定化、高齢化、継承問題など課題になる点も出てきている。ご用してもおかげがないと不満に思うこともあろうが、ご用は神様が人をお使いなさることであり、必ずおかげを頂けると願い、取り組むことが大切である。
 『お道に生きる“私”として』というタイトルの後には、神様にお使いいただくことを喜び、楽しみとすると続き、そういった心持ちでさせていただいたご用は、ここから先の人に繋がっていく」
 講話の後、「教会長の補佐」「教会活動」「お道案内」のテーマに沿って輔教の実践発表があった。「先輩信徒から教えられた、人が助かる教会になるために、教会長には結界取次に専念していただけるよう、その他のご用は信徒が担うべきであるという精神で、教会長を補佐するご用にあたりたい」「外に信心を伝えるべく掲示板文例の作成にあたり、教会で検討会を持っている。また、互いの信心向上を目指し気軽に語り合える場の企画運営にあたっている。これからも教会長、輔教との話し合いを大切にご用にあたりたい」「自分自身が今日まで神様や、霊(みたま)様、教会長先生に導かれて命を頂いてきた。その導かれた側の思いを自覚し、すすんでこのお道を伝えたい」と、それぞれの取り組みやご用姿勢を述べた。
 その後、三つのテーマの班に分かれ、日常のご用の上での課題や実践を紹介し合い、全体会では、各班の懇談内容が報告され、講師の感話をもって閉会の運びとなった。
 参加者からは、「講話を通して、日頃のご用姿勢を見つめ直すことができ、他教会の輔教の具体的な実践も聞け参考になった。有意義な集会だった」との感想が述べられた。
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輔教集会(南九州教区)

 南九州教区では、神様との縦軸の関係を求めることで「この道の信心を伝える」働きが生まれてくることを願って、5月31日に熊本と大分の2会場で教区輔教集会を開催した。両会場とも「わが信心の歩み」のテーマで2名の輔教が発表を行い、その後、全体会を行った。 両会場の全体会では、質疑応答の後、「信心の取り組みで工夫していること」「輔教とは何か」「今の社会にどう向き合っていけばよいのか」などについて意見交換が行われ、「取次を願い、頂くことの大切さを改めて感じた」「信心を伝えていくことの難しさを感じている」「自分も発表者の方のように、神様を捉えたい」「これからもご用を大事にしていきたい」などの感想があった。
  
<熊本会場>
 熊本会場は、教務センターを会場に28名が参加した。
 加藤千恵氏( 熊本・免田)は、「教会で生まれ、小さい頃からお道の中で生活をしてきた。教会長は私の伯父にあたる。3週間前、ある出来事が起こった。心が沈んでいた私に母が、『大事になったかもしれないところをおかげを頂いたね。神様が気付かせてくださったね』と言ってくれた。あらためて神様を感じ、元気づけられた。また、飼っているウサギとの生活のなかから神様のお働きを感じ、自分の方が励まされることもある。あいよかけよの関わり合いを感じている。これからも神様にお礼の気持ちを忘れず、信心の稽古をさせていただきたい」と語った。
 入木田覚氏(鹿児島・大口)は、「結婚して金光教と出会い、自分の病気のことで、病気全快を祈り願う義母の信心の姿を見て教会に初参拝した。先生から、『八方ふさがりだから神様にお願いするしかない』とのお言葉を頂き、日参に取り組んだ。それからさまざまなお繰り合わせを頂いて病気が完治した。ご神縁がなかったら、私の命は無かったと思う。また、信心実践として11年間、目標を定めて『百日信行』に取り組んでいる。これからも、さまざまなご用をお礼の心でさせていただきたい」と語った。



<大分会場>
 大分会場は、金光教富士見教会を会場に43名が参加した。
 高橋愛子氏(大分・大分)は、「自分は2代目の信心で、小さい頃から教会に参拝したり母から信心の話を聞いたりしながら育った。40代の頃、子供達に手が掛らなくなったのを機に『御礼のご用にお使いいただきたい』との願いを立て、50歳から典楽のご用に取り組ませていただいている。家族の病気などいろいろなことがあったが、お繰り合わせを頂き、ご用を通して神様のお働きや霊(みたま)様の祈りを感じさせてもらっている。これからも今までと同じようにご用にお使いいただき、また、子供たち家族に真の信心が伝わるおかげを頂けるよう、お礼と喜びの心で信心生活をさせていただきたい」と語った。
 中武まき氏(宮崎・都城)は、「結婚後長く子供に恵まれなかったことをきっかけに、お道にご縁を頂いた。『子供は神様からの頂きもの』とお取次を頂き、その後4人の子供を授かることができた。神様の実感と信心の大切さは仕事の上でも大切と思い、会社に天地書附を掲げ「社長さんは神様」との信念で、毎朝手を合わせている。倒産の危機や信頼する社員の急死など困難にも遭ったが、全てに繰り合わせを頂いて乗り越えてきた。これからは輔教になったことを大切に思い、神様から信じていただき、人様のお役に立つ私にならせていただきたい」と語った。
  


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輔教集会(四国教区)

 四国教区では、6月21日新居浜市坂井町自治会館で、「輔教の自覚と働き」をテーマに教区輔教集会を開催し、34人の参加があった。
 輔教の役割を再認識し、ここから担うご用の上に新たな視座を頂く契機となることを願って、講話、班別懇談、全体懇談を行った。
 講師の園田真師(愛媛・金子)から、「輔教の自覚として、『教主金光様からご任命を頂き、各教会に差し向けられた、神様に選ばれた私である』と押さえながら、真の信心を求め、道を伝え、教会活動を担い、教団活動へ参画することが大切である。また、輔教に願われている中身や心構えについて、恩を知る『知恩』、その恩を心で受ける『感恩』、その恩に報いる『報恩』から、真のご用を進めさせていただきたい。さらに、輔教はぜひ教徒になって欲しい、後任を育てて欲しい、修徳殿に入殿して欲しいと願っている」などと講話があった。
 班別懇談では、講話に対する感想や常日頃感じている中身を出し合い、信心の交流、情報の交換が行われた。
 全体懇談では、「次の機会も参加したい」「輔教の勉強をきっかけに金光教のことをしっかり勉強していきたい」「頭では分かっていてもなかなか実行できないが、新たに聞き、学び、気づかせていただくことがあった」「少しでも金光教の話ができるようになりたい。輔教の話を聞くのは、大変勉強になり元気を頂く」との感想があった。
 最後に教務センター所長が、「講話や懇談で得たことを頭で分かるだけでなく、少しでも教会や家庭生活、社会生活の現場において現していくことが大切である」と挨拶した。
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輔教集会(関東教区)

 関東教区では、6月27日東京センターで輔教集会を開催し、40人が参加した。
 輔教2名が「私の取り組み─輔教として、輔教となって」と題して体験発表を行い、その後「道を伝える働き」をテーマに、班別懇談、全体懇談を行った。
 和泉美葉氏(東京・白金)は、「結婚して1年、出産直後に23歳だった夫が急逝し、さらに同年、母も亡くなり、何も考えられない1年だった。そのなか、夫の両親である教会長夫妻を始め教会の皆さんに支えられ、祈られ、親子ともども、今日まで元気に過ごさせていただいている。しかしながら、ある日、信者さん同士の会話の中に『死んでもおかげ』という言葉を耳にしたとき、すごく憤りを感じたことを覚えている。この教えに得心がいくのは、まだ先のことだと思う。将来は教師としてご用したいと思っているが、今は目に見える教会ご用と目に見えない信心の研さんに努めている」と述べた。
 藤井信孝氏(群馬・高崎)は、「教会や連合会での役員のご用は受けているが、一方で自宅周辺への布教を意識して、自宅の塀を使って掲示板活動に取り組んでいる。いまだ教会に参拝した人の例はないが、立ち止まって読んだり、写したりする人がいるので手応えは感じている。また、教会や連合会活動で、ご用として上手くいかなかったこともある。それもおかげとして、前向きに取り組んでいくことが大切であると感じている」と述べた。
 班別懇談では、講話の感想と、輔教の役割やそれぞれの取り組みについて話し合われた。参加者からは、「信心を伝えることを目的として、先生を呼んで家庭集会を行っている。家庭であれば、教会へ行くよりは敷居が低く、金光教に触れてもらいやすいと感じる」「信心継承が難しい。同じ娘であっても、嫁と実の娘とでは家の宗教に対して意識の違いがある。そこは気をつけなければと思う」「輔教となって、ご用に対して自覚と責任を感じている」「私は結婚をしてからの入信で、今では輔教をさせていただいている。関東では金光教の知名度が低い、という話が出たが、本物はなかなか伝わらないもの。そうとして、教会の先生に祈られている実感がある。その祈りに応えたいと思っている」などの意見があった。
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輔教集会(西中国教区)

 西中国教区では、2月28日広島市安芸区民文化センターで、「お礼と喜びの心を形に」というテーマのもと教区輔教集会を開催し、43名が参加した。
 はじめに、教務センター所長が、「『運動』4年目に入った今年、輔教数名の方に日々の信心生活を発表していただき、明日からでも取り組める実践内容を求め合いたい」と挨拶した。
 山田瑞子氏(島根・今市)は、「主人の病気をとおして本気で信心するようになり、朝参りを始め、その日その日の力を頂いて看病することができた。家族が一つになり、祈りの中で主人がお国替えしたことは、神様のおかげとしか言いようがない。日参して教えをいただくと、日々気付かせてもらい、同居する息子夫婦と行き違いがあっても、言わずに済むこともあり、どうしても言わないといけないことは相手が受けやすいように言うおかげを受けている」
 石津澄子氏(広島・廿日市)は、「『教会に参ってきたよ、ご用してきたよ』と言うと母は大変喜んでくれた。親が喜ぶことをしたら親孝行になると思い、教会参拝とご用を続けて来た。信心の先輩から、『出会った人、事柄は当たり前でなく、貴重なことと捉えるべき』と教えられた。信心継承が問われているが、日々の暮らしの中で色々と神様がチャンスをくださっているのに、逃しているのではないかと思う」渡辺俊治氏(山口・長門船木)は、「仕事で福岡に在住していた頃、参拝した教会の先生から教会だよりの編さんを頼まれ、19年間ご用させていただいた。転勤先の東京の教会では、ご本部団体参拝のお世話係やペンクラブなど、ご用が楽しくて嬉しかった。長門船木教会では、教祖伝を拝読する会を発足し、最近はトイレ掃除を続けている。多くのおかげに気付かせて頂いたのは、私の場合ご用を頂いてきたからだと思う。これからも、神様に喜んでもらえるよう真心を尽くしぬく」とお礼の心、喜びの生活について、それぞれの体験を交えながら発表した。
 班別懇談では、自分を振り返りながらおかげの実感や信心の喜びを深め、家庭や地域の中でお道を伝える取り組みなどを話し合った。
 参加者からは、「神様が与えてくださるチャンスを見逃さず、家庭や地域で信心を伝えさせていただきたい」「うれしく、楽しく、神様のご用に使っていただきたい。地域にもこの気持ちを大切に参加したい」「金光様から任命いただいた輔教としての自覚を持って、お道を伝えていくという願いを持ち、信心の稽古がしたい」などの感想が寄せられた。
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輔教集会(中近畿教区)


中近畿教区では3月7日、玉水教会記念館を会場に「教会活動および教団布教の担い手である輔教としての自覚を高める」との願いのもと、輔教集会を開催し、108名が参加した。
 講師の舎野幸治師(京都・石清水)は、「教会と運命を共に─信心の森を形成─」と題して、次のように語った。
 「昭和58年、『内向きから外向きへ』という教会の体質改善を強く言われ、石清水教会では『教会内の連帯』と『社会に向って金光教の信心の喜びを現す』との思いから社会奉仕活動として、毎月7日、老人ホームでのご用奉仕が始まった。この活動は今日まで一度も日を変えることなく31年間続いている。輔教を中心に、日を変えずに続けてきたことで、月例祭と同じくご用できる方はその日を空けるようになった。また、参拝や教会でのご用だけでなく、全てが信心の稽古であると、ご用への姿勢も変わり、みなの信心が森のように形成されてきている。
 立教神伝で、教祖様が神様の願いを受けられたように、輔教の皆さんは教会長の願いを受けてご用にたっておられる。輔教とは教会の祈りの中心であり、輔教の皆さんの信心が教会の活性化に一番影響を及ぼすということを忘れず、輔教の皆さんを中心に道が付いてゆけばありがたいと思う」
 班別懇談では、講話で印象に残ったことを語り合い、自分の信心やご用姿勢で気付き、感じたこと、今後の自身の取り組み、現在の課題は何か、その課題にどのように取り組むかを話し合った。
 最後に、班の代表5名が、講話を聞いての率直な感想や、班別懇談の内容、自身の行っているお手引きなどについて、集会を経て感じた熱い想いを発表した。
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輔教集会(東近畿教区)

 東近畿教区では、平成27年3月8日ホテルビナリオ嵯峨嵐山で輔教集会を開催し、59名が参加した。
 本年は、「教団の輔教としての自覚と働きを高めるとともに、情報交換により輔教間の連帯と交流を深める。『神人あいよかけよの生活運動』への理解を図る」との趣旨のもと、講話と班別懇談による半日型の集会を行った。
 「祈り祈りて 我を砕き 神願に生く」という講題で、原田恵一郎師(兵庫・常盤木)が、輔教に願われる「道伝え」と「運動の理解」について以下のように話した。 始めに「道伝え、お手引き」について。父親は年頃になっても、結婚をしていなかった。そこで、祖母が近所の中村さんという方に相談をしたところ、「金光様にお参りしい!そこに参れば、必ず願いが叶うから」と言ってくれた。「中村さんの言うことなら間違いない」と思い、父親は中村さんに勧められるがままに尼崎教会にお参りするようになった。その後、結婚のおかげを頂いた。お手引きするには、「日常の生活態度(金光教人らしさ)」が大切であり、「あの人にお手引きしてもらったら大丈夫だ」と思われるような生き方を現すことが望まれる。父親が教会に参る気になったのも、中村さんが信用に値する近所でも評判の人であったからである。
 続いて、「神のおかげにめざめる」ことについて。Tさんという方が車両事故に遭った時、小難で済んだ事を、奥さんに「これだけで済んだのは、金光様のおかげや、教会にお礼参りをしよう」言われ、夫婦で参ってきた。Tさんは、神も仏もあるものかという人であったので、教会参りは不本意であったが、常盤木教会先代教会長に「人間は、天地に生かされて生きている。それを生かして下さっているのが、天地金乃神様だ」という取次を受け、Tさんは「今までは、困ったときに助けてくれるのが神様だと思っていたが、困っていないときも、いつでも人間を生かし、助けてくれるのが神様なのだ」と教えられ、まさに「神のおかげにめざめ」られた。では改宗して教徒となり、常盤木教会で信徒総代、責任役員としてご用をされ、「自分のひ孫までそろって、どうぞ教会へお引きよせ頂きますよう」にと祈り、信心をすすめられている。
 講話と質疑を終え、参加者からは、「講師のお話を聞き、これまでに抱えていた職場の問題に対して道が開けた気がした」「講題の『我を砕く』ということが印象に残った。ここから少しずつでも信心のけいこを進めていきたい」との感想があった。
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輔教集会(北海道教区)

 北海道教区では平成27年2月14日、ホテル・ノースシティにて輔教集会を開催し、6名が参加した。
 今年は、「神人あいよかよの生活運動」において、昨年来焦点化されてきた「お礼と喜びの生活をすすめ」の具体的実践方法を模索した。
 まず、教務センター所長から「神人あいよかけよの生活運動」が信奉者家庭の中で、より具体的に進められていくことを願いとしていることについて説明があった。
 その後の研修では、「喜びやお礼の心が生まれる家庭生活とは」をテーマとして、参加者それぞれが、日常生活の中で心がけることや取り組みなどの事例、「相手の立場を思いやる。思いやりの心をもつ」「『お礼ノート』を作成し、嬉しかったこと、楽しかったことを記入する」「家族に手紙を出す」「記念日毎に、ささやかでも祝い事をする」「みんなで食事をとるように心がける」「神様のおかげを頂いて、今日があることを常に話し合う」などを付箋に書き出した。これらをグループ化し、実践に向けての要点や心得、姿勢などを抽出していった。
 参加者からは、「研修をとおしてお互いの願いを確認できた」「これからの実践への手掛かりの資料となる」などの意見が出た。
 さらに、高橋斉教会部次長から、「運動」に関わっての講話があり、あらためて「運動」に願われている内容を確認することが出来た。
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