
4年の任期を終えた輔教が、再任を願い出る際に受講する輔教研修会を、本年度は東京、京都、大阪(2会場)、金光(3会場)、別府の計8会場で開催した。
各会場とも、冒頭に岡成敏正育成部長(地方会場は、センター所長もしくは育成部次長が代理)が、教団動向、とくに基本方針の副題に込められた願いや、立教百五十年をお迎えしての取り組みについて説明した。
続いて輔教講師が、「ご神願成就に向けて」と題して、「本教の目的」「ご神願」「生神金光大神取次」「輔教の役割」の4つの柱で講義を行った。
まず、「本教の目的」は、「生神金光大神取次によって、神と人とあいよかけよで立ち行くあり方を世界に顕現する」との「ご神願成就」であり、「ご神願」とは、「神も助かり、氏子も立ち行くあり方」であるとしたうえで、教祖様と神様との関係や、講師自身の信心の原点や歩みなどを語り、自分の助かりだけを願うのではなく、神様を中心にした信心生活を求めていくことから、神様が助かるあり方につながっていくことを語った。
「輔教の役割」では、その中心となる「本教の信心を伝える」ことについて、「信心を伝える原動力は、知識や方法ではなく、自分がおかげを頂いた感動である。その感動をもって、神様にお使いいただきたいという願いを立てることが大切」と押さえたうえで、各教会での取り組みや個人の実践例を紹介した。
続いての班別懇談①では、講義内容や道伝えにかかわる教祖様のみ教えを手がかりに、それぞれが取り組んできた活動や信仰実践を紹介し合い、より神様にお喜びいただける輔教のあり方とは何かを求め合った。
班別懇談②では、「この道を伝えるために」をテーマとして、各自がこれまで頂いたおかげや大切にしているみ教えをあらためて押さえ直し、おかげの自覚をもって輔教活動を進めることを願って、相互研さんした。
引き続いての全体懇談では、各班からの報告を受け、講師と育成部長(地方会場はセンター所長もしくは育成部次長)がコメントを加えながらその中身を深め合った。
受講者からは、「これまで自分の助かりだけしか考えず、周りの難儀な人に目を向けていなかったが、頂いたおかげの自覚をもって、神様に背中を押していただきながら、難儀な人に向かっていく姿勢が大切だと気づかせていただいた」「あらためて輔教のあり方を押さえ直すことができた」「輔教としてのご用の大切さや、輔教としての自覚を再確認した」「神様にお喜びいただくにはどうしたらよいかを、常に意識した講師のあり方に感激した。私も神様を第一にした生活に近づかせていただきたい」との声があった。
本年度の全受講者は179教会382人であった。
来年度の輔教研修会は、札幌、東京、大阪、金光、福岡で開催する予定であり、対象者には本年末に事前調査を実施する。