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立教150年記念 金光教講演会 沖縄会場

11月16日 沖縄県那覇教会 主催


 沖縄会場は、那覇教会を会場に、「沖縄宗教者の会」メンバーを含む五十四人が参加した。【金光教報-天地】

 今回は一教会での取り組みということから、在籍信奉者が勢をそろえて準備を進め、手作りの垂れ幕や看板を作り、案内ちらし二千部を配布して広報に努めた。

 はじめに林精喜南九州教務センター所長があいさつに立ち、「天地の親神様のお頼みを教祖様がお受けになって、『神も助かり、氏子も立ち行く』道が開かれ、明年は百五十年を迎える。ご縁を頂く私たちは、自分がおかげを頂くだけでなく、この道のおかげの自覚をもとに信心生活を進め、神を現す信心へと展開していくことが大事である」と述べた。

 本部製作ビデオ『ひとすじの道』上映後、本部派遣講師の須賀院明德師(東京・武蔵小杉)が、「今、やわらぎよろこぶ心になる生き方を?」と題して、次のように語った。

 「二十七歳で首都圏での布教を志し、教主金光様、親先生の御取次を頂き、奇しき神はからいを頂いて、布教所を開設した。早朝から周辺を清掃し、道行く人々のご用成就を祈りながら声をかけ、近所の子どもたちの勉強指導を、『和賀心』でさせていただいた。そのありようを見てくださった近所の方たちに、徐々に金光教を理解していただけるようになり、ご縁を頂かれる人も生まれてきた。

 ある婦人は、子どものおかげを頂きたいと日参されていたが、お取次でご理解を頂かれるうちに、それまで多くのおかげを頂いていることに気づかされ、お礼の信心へと変わった。信奉者は、教会に足を運び、お取次を頂いて、『和賀心』になる努力をさせていただくとともに、頂いたおかげを自分だけにとどめず、周囲の難儀な人に伝えずにおれないという熱意をもって、人が助かることを自分の喜びとする信心へ展開させていただかなければならない。この尊いお道を伝え広め、ご神願成就のお役に立たせていただきたい」

 講演会終了後、直会を頂きながらの共励会では、「講師の布教当初のご苦労が、わが那覇教会の歩みと重なり、共感を覚えた」「仕事に取り組むなかで『和賀心』を実践したい」などの感想が聞かれ、他宗教や近隣の未信奉者には「よい話を聞かせていただいた」とお礼を言われる人もいた。

 同教会では、「講話の内容をもとに共励会を重ね、信心のけいこに励みたい。在籍信奉者が一丸となって取り組むことができたことの意義は大きい」と語っている。

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投稿日時:2009/01/07 14:27:17.195 GMT+9



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