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荘厳な楽と舞で観客魅了

立教150年記念金光教ヨーロッパ大会吉備楽コンサートinロンドン

「箙の梅」の上演風景
イギリスのロンドン大学アジアアフリカ研究学院(SOAS)で2月15日、金光教吉備楽コンサートが開催され、日本から訪れた演奏奉仕者が金光教典楽と吉備舞を披露。凛(りん)とした邦楽の調べと、時に優雅に、また時には勇壮な舞姿で、詰めかけた観衆を魅了した。

このコンサートは、金光教国際センターが立教150年記念金光教ヨーロッパ大会(2月14、15日開催)の行事として、広く現地の人に金光教を知ってもらおうと、SOAS日本宗教研究センターと共同で開催したもの。金光教典楽関係の有志が、雅楽器の箏(こと)、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)や楽人衣装、舞装束をすべて日本から持参して演奏に臨んだ。
 会場となった建物は有名な大英博物館に隣接したロンドン大学の構内にあり、当日は、宗教学や音楽、芸術学部らの学生や研究者をはじめ、一般市民や現地在住の本教信奉者とその知人など、約百人が来場した。
 午後6時、中正楽で開演。SOASのチューリオ・ロベッティ氏が主催者として開会あいさつした後、チャールズ・ロウ博士が金光教について概要を紹介した。次に、デーヴィッド・ヒューズ博士が吉備楽と中正楽を詳しく解説し、金光教国際センター職員による模擬祭典に合わせて、典楽演奏が披露された。続く楽器紹介では、楽人がパートごとに「松吹風」を演奏すると、ヒューズ博士が各楽器の由来や特徴を、西洋楽器と比較するなどして、分かりやすく説明した。
 このあと、吉備舞を上演。初めに、伊藤穂乃香さんと越智晴江さん(共に愛媛県川上教会)が二人舞「桜狩」を披露すると、調和の取れた奏楽とあでやかな舞姿に、会場から惜しみない拍手が送られた。
 続いて、蜂谷裕子さん(岡山県岡西教会)が「箙(えびら)の梅」を演舞した。この演目は、源平合戦で梶原景季が梅の枝を箙に差し、平家に立ち向かって活躍した様子を表現した約20分間に及ぶ歴史舞。凛々(りり)しい見事な舞姿に観衆が魅了される中、またたく間に終演を迎えた。

吉備舞上演後の質疑応答の様子
 その後の質疑応答では、「金光教では男舞はないのか」「桜狩と箙の梅は、奉納舞と余興舞のどちらなのか」といった専門的なものから、「楽も舞も非常に魅力的で、心が揺り動かされた」「祭典も興味深く、金光教についてもっと知りたい」といった感想などが出ていた。
 現地信奉者らも皆感動の面持ちで、「とても素晴らしかった」「これほど立派な吉備楽に触れ、金光教のありがたさを実感した」と、口々に喜びを述べていた。また、共催した大学関係者らも、「大勢が真剣に見てくれて盛況だった。次はもっと多くの人に紹介できるよう、大きな会場で開きたい。またぜひ来てほしい」と話していた。
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投稿日時:2010/03/26 11:35:10.958 GMT+9



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