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神様に最良の時期頂く 【金光新聞】

教会に連れていってほしいのだけど…

 今から10年ほど前のことです。会社帰りに毎日、教会に参拝していた裕子さん(当時23)が、同僚の智子さんのことを、次のように話し始めました。
 「智子さんは、結婚して4年がたちますが、いまだ子どもを授からず悩んでいます。私が教会に参拝していることは彼女も知っているので、一度教会に誘いたいと思っているのですが、どう声を掛けたらいいのか分からないんです」
 裕子さんは幼いころ、ネフローゼ症候群を患い、半年間入院したことがありました。この時、家族や教会の先生に祈られ、神様に助けてもらったと、折に触れ両親から聞かされ、神様に助けて頂いての今の自分だという自覚がありました。そうしたことから、裕子さんには智子さんも教会に参拝しておかげを受けてもらいたい、という願いがありました。

 その一方で、宗教を話題にすることで智子さんとの友人関係が壊れはしないかとの心配もあり、誘うことをためらっていたのです。
 裕子さんの話を聞いていた教会の先生は、彼女が自分で何とかしようと焦り、神様にお願いしてお任せすることを忘れていると感じました。
 そこで、裕子さんに次のように話しました。
 「神様も、智子さんの助かりを願ってくださっています。智子さんにとって一番良い時期に、一緒にお参りするチャンスを神様から頂けるように、今日から一緒にお願いしていきましょう」
 それから3週間後のことでした。裕子さんの携帯電話に「今日、時間ができたから、教会に連れていってほしいのだけど…」と、智子さんから連絡が入ったのです。
 裕子さんは、早くも神様が願い通りのチャンスを下さったことに驚きながら、早速二人で教会に参拝しました。
 智子さんは、嫁ぎ先の両親に喜んでもらうために、一日も早く子どもが欲しいと望んできたことなど、これまでの経緯や心情などを話しました。
 先生と裕子さんは、智子さんの話を真剣に聞きました。その姿に、智子さんは自分のことを本気で祈ってくれている人がいたことに初めて気が付いたのです。

子どもは神様からお授け頂く

 先生は智子さんに、「子どもは神様からお授け頂くのですから、まず、神様から安心して授けて頂けるように、お互いのことを思い合える夫婦にならせてもらえるよう、神様にお願いしましょう」と話しました。
 智子さんはうなずき、神様に祈って教会を後にしました。裕子さんはそれから毎日、智子さんのことをお届けし、祈り続けました。

 そうして一年がたったころ、智子さんに新しい命が宿ったのです。裕子さんは、智子さんの力になりたいと祈り続けたことで、神様のお働きを、目に見える形で実感することができました。
 智子さんも神様の働きに触れ、また、長年抱えていた憂いや心配を神様に願うことで、安心の道がついていきました。
 「このことを通して、人を助けたいという神様の願いを私なりに実感させて頂き、信心を成長させてもらいました。また、私のことを思い、祈り続けてくれている家族や教会の先生がいることにあらためて感謝し、祈り祈られることの尊さ、ありがたさを再確認することもできました」。こう当時を振り返る裕子さんも、現在二人の子どものお母さんです。
 今日も子どもと一緒に教会に参拝しています。
メディア 文字 信心真話 金光新聞 

投稿日時:2011/06/17 11:04:57.493 GMT+9



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