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「金光新聞」の記事

【金光新聞】人を祈り知った先生と神様の心
【金光新聞】人を祈り知った先生と神様の心
私(56)が参拝している金光教の教会では「人のことが祈れるようになろう」という信心目標が掲げられています。自分のことはもちろん家族や友人関わり合う人たちのことも神様に祈って( Update:2024/01/19)
母娘の絆を結ぶ誠心誠意の看病【金光新聞】
母娘の絆を結ぶ誠心誠意の看病【金光新聞】
 私(57)が奉仕する教会に啓子さん(33)が参拝するようになって10年になります。啓子さんはいつも「先生っ聞いてください」と言って困っていることからうれしかったことまで( Update:2023/05/08)
神様のご用を受け持つ思いで【金光新聞】
神様のご用を受け持つ思いで【金光新聞】
 70歳を過ぎて自分の人生を振り返ると感慨深いものがあります。私(71)は農家の長男として生まれ育ち両親が泥と汗にまみれて畑仕事に精を出す姿を尊敬してきましたが大学卒業後はサラリーマンになりました。  私のサラリーマン人生で( Update:2023/05/07)
〝看板〟 の大役み教えが後押し【金光新聞】
〝看板〟 の大役み教えが後押し【金光新聞】
 30年前に夫を亡くした久恵さん(75)は一人暮らしをしています。20代で金光教の信奉者の家庭に嫁ぎ義母から信心を伝えてもらいました。本人としては義母に喜んでもらいたい思いで教会に参拝するようになりました。  久恵さんは( Update:2023/05/06)
「お水は神様 」祖母の教え今も【金光新聞】
「お水は神様 」祖母の教え今も【金光新聞】
私が小学6年生の夏休みに田舎の祖父母の家で過ごしていた時のことです。その頃の私はアトピー性皮膚炎が悪化していて全身のかゆみに毎日つらい思いをしていました。  幼い時から良くなったり悪くなったりを繰り返していましたが( Update:2023/05/05)
教会に救われたご恩を忘れない【金光新聞】
教会に救われたご恩を忘れない【金光新聞】
 「月命日だけはねたとえやりが降ってもお参りしたいのよ」  晩年母がそう言って90歳を超えて足元もおぼつかない中「フーフー」と息を吐き一休み一休みしながら金光教の教会へお参りしていた姿を( Update:2023/05/04)
先生の祈り感じ仕事を前向きに
先生の祈り感じ仕事を前向きに
 10年ほど前私(42)は地元を離れて新しい仕事に就きました。出発前には幼い頃からお参りし成長を見守ってくれていた金光教の先生が「あんたのことはいつもご祈念しとるからな」と言って送り出してくれました。  新たな仕事は( Update:2023/05/03)
世話になり合い足し合い生きる【金光新聞】
世話になり合い足し合い生きる【金光新聞】
 私(62)は幼い頃から金光教の教会に参拝していました。教会では神様をはじめお世話になる人や物に感謝する心を教えてもらってきました。  21歳から看護師として病院に勤めましたが( Update:2023/02/22)
夜道を照らすお月様のように【金光新聞】
夜道を照らすお月様のように【金光新聞】
 12月を迎えるたび私(45)は今は亡き祖父のことを思い出します。  生前教会で一緒に暮らしていた当時教会長だった祖父はいつもお広前のご神前でじっとご祈念をしているか( Update:2023/01/30)
神様と一緒に一歩を踏み出す【金光新聞】
神様と一緒に一歩を踏み出す【金光新聞】
 一夫さん(44)は2年ほど前身の上のことを気軽に相談できる場を探すうちに金光教の教会にご縁を得てずっとお参りを続けています。  最初は主に生活の立ち行きと良縁を神様にお願いしていましたが( Update:2022/12/29)
皆様のお役に…祖母の生き方【金光新聞】
皆様のお役に…祖母の生き方【金光新聞】
「おばあちゃんはいつ寝ているのだろう」  幼い頃ふとそう思ったことがあります。修行生が大勢いる金光教の教会でご用をしていた祖母はいつも袖のゴムがキュッと締まったかっぽう着を着け( Update:2022/12/28)
神様への感動で生まれた漬物【金光新聞】
神様への感動で生まれた漬物【金光新聞】
 「この漬物すごくおいしいですね」。最近私(79)の妻が漬けた漬物をそう言って喜んでくださる方がいました。妻の漬物は母親譲りの味です。  70年ほど前妻の母の実代さんは( Update:2022/12/26)
お礼を言い言い心配させて頂く【金光新聞】
お礼を言い言い心配させて頂く【金光新聞】
 金光教教師である私(66)の歩みを振り返る時子育てを通して神様に教えて頂いた二つのことを思い出します。  一つは長男が3歳の頃のことです。当時金光教本部がある岡山県の金光町に住んでいました。私は( Update:2022/12/25)
あなたの神さんええ神さんやな 【金光新聞】
あなたの神さんええ神さんやな 【金光新聞】
 私(73)は毎日参拝している教会で境内の掃除をしています。落ち葉を掃きながら「大した信心もしていないのにこんなにおかげを頂いていいのか」とありがたくてうれし涙がこぼれます。  私は金光教を熱心に信奉している両親に育てられました。私はあまり熱心ではなかったのですが( Update:2022/12/24)
神様に喜ばれるお金の使い方を【金光新聞】
神様に喜ばれるお金の使い方を【金光新聞】
 4年前に91歳で亡くなった祖母は生前いろいろなことを教えてくれました。私(44)が大学生だった頃に聞かせてくれた話は特に印象深く心に残っています。  金光教の教師だった祖母が祖父と結婚し( Update:2022/12/23)
神様とつながり自分が変わる【金光新聞】
神様とつながり自分が変わる【金光新聞】
 私(41)は5年ほど前教会と神様に出合ったことで自分の心を大切にする生き方に変わることができました。  私は厳格な父とそんな父に従順な母の娘として生まれました。自営業で忙しい両親に遠慮して( Update:2022/10/28)
神様の名前唱え不安な心整えて【金光新聞】
神様の名前唱え不安な心整えて【金光新聞】
 「9月も終わりか。もうすぐおかげ日だなあ」  緑豊かな地にある金光教の教会で教会長の義父と義母夫と4人の子どもたちと暮らしている私(45)はカレンダーを見ながら5年前の10月1日のことを思い出していました。 ( Update:2022/09/28)
みたまの助かり夢でお知らせに【金光新聞】
みたまの助かり夢でお知らせに【金光新聞】
 私(39)は27歳の時今も奉仕している金光教の教会で教会長に就任しました。分からないことも多くやる気と緊張が隣り合わせの毎日でした。  そんなある日信徒の喜美子さん(75)が重い病気を患い( Update:2022/09/13)
カラスも人間も共に助かる道【金光新聞】
カラスも人間も共に助かる道【金光新聞】
 「父ちゃんこれ読んで」と4歳になる息子が絵本を持ってきました。読み進めるうちにお話の中でカラスが町のごみをあさる場面が出てきました。それを見た息子が「家の近くに来るカラスさんも同じことしてるね」と言うので( Update:2022/08/16)
全ての人の幸せ願い続ける神様【金光新聞】
全ての人の幸せ願い続ける神様【金光新聞】
 ある日教会の近くに住む祥子さん(50代)が教会を訪ねてきました。「持病が悪化したので町内会のバス旅行への参加を取りやめたい」と町内会長を務める教会の先生に相談しに来たのです。  祥子さんの持病は精神的な病で( Update:2022/08/15)
神様へのお礼を形に現す大切さ【金光新聞】
神様へのお礼を形に現す大切さ【金光新聞】
 一人息子の陸が小学6年生の時私は45歳で亡き夫の後を継いで教会長となりました。当時教会の生計は厳しく陸が欲しがっていた物もすぐに買ってやれません。数カ月かけてやっと買い求めることができた時は( Update:2022/08/14)
神様と父が作る関わり合う関係【金光新聞】
神様と父が作る関わり合う関係【金光新聞】
 「先生助けてください」。私(65)が奉仕する教会の初代教会長である父の名前を唱え何度となくご祈念をさせてもらってきました。  13年前に父が亡くなった翌日ふと夜空を見上げると( Update:2022/08/13)
重たい荷物は神様に取次いで【金光新聞】
重たい荷物は神様に取次いで【金光新聞】
 私(38)が奉仕する教会の前を掃除していると近所に住む道子さん(60代)が声を掛けてきました。  「実は私 今度 腰の手術をするんです。毎週お墓参りに行って掃除をしているのですが( Update:2022/08/12)
教会で教わったお礼と感謝の心【金光新聞】
教会で教わったお礼と感謝の心【金光新聞】
 私(49)はこれまでを振り返った時金光教の教会に参拝してきたおかげで育てられてきたなあと思えます。  私は16歳の時に高校を中退し飛び出すようにして親元を離れました。そして( Update:2022/08/11)
吉備舞を通して神様とつながる【金光新聞】
吉備舞を通して神様とつながる【金光新聞】
 私(44)は子どもがどんなささやかなことでもかなえたい願い事を持っている時にいつも話すことがあります。それは「お母さんも神様にお願いするけれどあなた自身も神様にお願いしてごらん。おかげを下さるのはお母さんじゃなくて( Update:2022/07/27)
神様の支え得て「和賀心(わがこころ)」の介護【金光新聞】
神様の支え得て「和賀心(わがこころ)」の介護【金光新聞】
 「もしかしたら義母(79)は認知症?」。そんな思いが頭によぎったのは昨夏の終わりごろでした。  几帳面でしっかり者の義母がいつも欠かさなかった家事をしなくなり怠けているように見えることが多くなりました。そんな義母の言動がきっかけで( Update:2022/07/13)
神様の働き感じ暮らしを楽しく【金光新聞】
神様の働き感じ暮らしを楽しく【金光新聞】
 私(41)は10年前59歳だった最愛の母をがんで亡くしました。悲しく毎日を過ごしていたその1年後に今度は私自身にがんの疑いがあると診断されたのです。  「今私が死んだら( Update:2022/07/07)
神様に導かれ困難をおかげに【金光新聞】
神様に導かれ困難をおかげに【金光新聞】
 信心をしていると自分にはとても手に負えないと思うようなことがあってもいつも神様やみたま様が良い方へと導いてくれます。3年前もそうでした。  私(65)は日本の古典音楽を演奏する団体に所属していて( Update:2022/06/08)
神と人との新たな関わりへ【金光新聞】
神と人との新たな関わりへ【金光新聞】
自然環境国際情勢経済成長。さまざまな場面で「危機」が語られるようになって久しい。新型コロナウイルスの感染拡大によりそうした終末論的な語りに拍車が掛かる今だからこそ( Update:2022/05/21)
教会参拝を通し夫婦の心に変化【金光新聞】
教会参拝を通し夫婦の心に変化【金光新聞】
 私(71/女性)の家は仏教徒ですが18年前娘が金光教教師の男性と結婚したことがきっかけで金光教に出合いました。  結婚当初娘たち夫婦は不妊に悩みましたが無事に子どもを授かることができました。その間( Update:2022/05/08)
父の祈りを通し神様とつながる【金光新聞】
父の祈りを通し神様とつながる【金光新聞】
 金光教教師として神様一筋に生きた父が亡くなり今年で10年になります。生前の思い出を振り返る時娘の私(44)が大学進学を機に親元を離れていた時期にたびたび手紙をもらっていたことを思い出します。  当時( Update:2022/05/07)
先のことよりもお礼とお願いを【金光新聞】
先のことよりもお礼とお願いを【金光新聞】
 今から40年余り前のことです。金光教教師の和也さん(当時29)と教会長で母親の静江さん(当時63)は毎月のように岡山県にある金光教本部に参拝していました。お参りするたび( Update:2022/05/06)
つらかった分を喜びで返す神様【金光新聞】
つらかった分を喜びで返す神様【金光新聞】
 まゆみさん(39)は私が奉仕する金光教の教会に6歳になる娘さんといつも仲良く参拝しています。  そのきっかけは7年前に亡くなったおばあさまのご葬儀でした。おばあさまは金光教の信奉者で( Update:2022/05/05)
休職も転職も損ではなかった【金光新聞】
休職も転職も損ではなかった【金光新聞】
 新型コロナウイルスの流行が本格化し始めた 昨年の春先のことです。咲樹(さき)さん(40)は娘たちが通う小・中学校が感染対策として休校するという情報を耳にしました。  休校が決まれば( Update:2022/05/04)
神様への真心が幸せな人生運ぶ【金光新聞】
神様への真心が幸せな人生運ぶ【金光新聞】
 新年を迎え新聞と一緒に「初売り」と書かれたたくさんの折り込みチラシが私(69)の奉仕する教会に届きました。私は電気屋さんのチラシを眺めながら忠雄さんという信者さんのことを思い出していました。  忠雄さんは半年前( Update:2022/05/03)
母が求め歩んだ真の道【金光新聞】
母が求め歩んだ真の道【金光新聞】
「やっぱり僕って後継ぎなのかな?お母さんはなんで教会を継いだの?」。大学の夏休みで帰省していた息子から唐突に尋ねられました。  私(55)は思わず「うれしいねえ その質問!」と返していました。私が満面の笑みで質問に食いついたので( Update:2022/04/25)
不安より神様にお礼を【金光新聞】
不安より神様にお礼を【金光新聞】
 今年の3月全国各地で新型コロナウイルスの感染者が急激に増え全国的に学校や幼稚園が休校休園になった頃のことです。  私が勤める保育園は休園せず感染予防策として手洗い( Update:2022/03/30)
叱らずに心からおわび【金光新聞】
叱らずに心からおわび【金光新聞】
 息子の淳が小学5年生の時のことです。私(45)は母(86)と共に教会のご用をさせて頂いていました。  ある日淳が通う小学校から家庭訪問の通知が届きました。そこで家庭訪問の数日前( Update:2022/03/07)
今を喜び明日を楽しむ【金光新聞】
今を喜び明日を楽しむ【金光新聞】
 冷えた空気をまとい鳥たちのさえずりが心地よく聞こえてきた朝米寿を迎えた母(88)が「今日もありがたいなあ」とつぶやきました。いつも変わらぬ母の姿を見て私(65)もまた( Update:2022/02/17)
心の後方確認を大切に【金光新聞】
心の後方確認を大切に【金光新聞】
 今年の3月私(45)は友人から「子どもが高校入試で不合格だった。どんな気持ちで受け止めたらいいのか分からない」と電話で相談を受けました。  私は信心をしてきてどんなささいなことでも( Update:2021/12/30)
自分も相手も助かる道【金光新聞】
自分も相手も助かる道【金光新聞】
 2年前にインターネットで私の奉仕する教会を知り電話をかけてこられたことから知り合ったよし子さん(43)という女性がいます。  よし子さんは人間関係での悩みをいろいろと抱えていました。自分の気持ちを相手に伝えるのが苦手で( Update:2021/12/29)
心の中で生き続けます【金光新聞】
心の中で生き続けます【金光新聞】
 今年の3月息子(31)のお嫁さんであるゆりさん(24)に新しい命が宿っていることが分かりました。  昨年末に息子と結婚しわが家に来てくれたゆりさん。子どもを授かりとてもうれしそうでしたが( Update:2021/12/28)
願った時から助かりへ【金光新聞】
願った時から助かりへ【金光新聞】
 昌子さん(28)は夫の彰さんと生後5カ月の赤ちゃんと共に岡山県の金光教本部で4月に仕えられる天地金乃神大祭に参拝するため乗り継ぎ駅で電車を待っていました。わが子が( Update:2021/12/26)
本棚に父が残した道標【金光新聞】
本棚に父が残した道標【金光新聞】
急遽父の代理で祭主に  20年前の10月教会でお仕えするご大祭を6日後に控えた朝のことです。教会長である父(当時64)の顔色が悪かったので病院に連れていくと医師から「精密検査が必要です。すぐに入院を」と告げられました。 ( Update:2021/12/25)
彼女にはおかげだった【金光新聞】
彼女にはおかげだった【金光新聞】
 私は24歳の時初めて親元を離れ金光教学院(金光教の教師養成機関)に入学しました。学院は全寮制の相部屋で約1年間修行します。電気製品はほとんど使えないなど不自由なこともありましたが( Update:2021/12/24)
命を懸け信心を伝える【金光新聞】
命を懸け信心を伝える【金光新聞】
 私(71)の母は裁縫と料理の腕が自慢で特に祖母仕込みの料理は母のきょうだいから「おふくろの味そのものだ」とよく言われていたそうです。そん な母が亡くなって今年で35年になります。 ( Update:2021/12/07)
死に際し頂く「おかげ」 の意味【金光新聞】
死に際し頂く「おかげ」 の意味【金光新聞】
 「安楽死」をテーマにした映画や小説は森鴎外の『高瀬舟』をはじめとしてこれまで数多く作られてきた。しかし日本では安楽死に関わった医師の逮捕がスキャンダラスに報じられたり( Update:2021/11/26)
未来を切り開く、 元気な信心【金光新聞】
未来を切り開く、 元気な信心【金光新聞】
 私は50年来「体」を鍛え「技」を練り「心」を磨く剣道を修練している。私の剣道の師は「『一人になっても寂しくない修行をしなさい』と師匠から教えられた」と。一人になっても禍に遭っても( Update:2021/11/05)
神様のお働きという光【金光新聞】
神様のお働きという光【金光新聞】
 「また落ちた!もうお先真っ暗…」と就職活動中の長女(21)が沈んだ表情で帰宅してきました。  私(45)はすかさず「大丈夫大丈夫!どんな暗闇の中にも必ず光があるよ! ( Update:2021/10/28)
日々の積み重ねが人生の宝に【金光新聞】
日々の積み重ねが人生の宝に【金光新聞】
 新型コロナの感染拡大により日常生活が大きく変化した。会いたい人に直接会えず行きたい所に行けず当たり前だったことが当たり前ではなかったのだと多くの人が同じ思いを共有した。この状況の中を一歩一歩( Update:2021/10/25)
人以外の視点で感得する天地【金光新聞】
人以外の視点で感得する天地【金光新聞】
 例えば思いも寄らない視点や立場からこの世界をまなざすことができたなら。格差や分断など人間社会におけるさまざまな構造的問題が再燃あるいは可視化する今私たちが求めるお道の信心は( Update:2021/10/18)
短い命が教えてくれた【金光新聞】
短い命が教えてくれた【金光新聞】
 金光教の教会でご用している私 (35)には7歳の息子と2歳の娘がいます。昨年妻が3人目を懐妊し安定期に入るまで子どもたちに内緒にしながら楽しみにしていました。  しかし( Update:2021/09/16)
当たり前のありがたさ【金光新聞】
当たり前のありがたさ【金光新聞】
 私(46)は金光教の教会でご用をしている夫と出会うまで金光教について何も知りませんでした。結婚が決まった時も「信仰のために結婚するのではない」と自分に言い聞かせ金光教に対して関心を持とうとは思いませんでした。  しかし( Update:2021/08/31)
自分には何の力もない【金光新聞】
自分には何の力もない【金光新聞】
 私(58)は妊娠と出産の体験を通して日々起きてくる不安を神様にお任せする大切さを知りました。  私は26歳の時に結婚したのですがなかなか妊娠できませんでした。日頃から金光教の教会に参拝し( Update:2021/08/30)
母の祈りを支えに辛抱【金光新聞】
母の祈りを支えに辛抱【金光新聞】
 今年の3月「先生息子が採用試験に合格し転職できることになりました」と誠子さん(70)は教会のお結界でお礼のお届けをしました。息子の真さん(42)と一緒に十数年来神様にお願いしてきたことが成就したのです。  真さんは大学卒業後( Update:2021/08/26)
孫の病を信心で考える【金光新聞】
孫の病を信心で考える【金光新聞】
 和子さん(82)には遠く離れて暮らす息子夫婦がいます。30年前息子夫婦は双子の女の子の奈美さんと美香さんを授かりました。しかし生まれてから2人とも言葉を発すことがなく( Update:2021/08/17)
半人前の私でもお役に【金光新聞】
半人前の私でもお役に【金光新聞】
 私(53)は昨年介護職から長年の夢だった保育士へと転職しました。高校を卒業し働きながら通信教育で保育士と幼稚園教諭の資格を取っていましたが転職する一歩が踏み出せずにいたのです。  その理由は( Update:2021/08/16)
人の痛みに寄り添う心【金光新聞】
人の痛みに寄り添う心【金光新聞】
 ある日私が奉仕する教会に30代の男性がふらふらとした足取りでやって来ました。その男性は開口一番「もう死にたい」と力なく言うのです。  「ただ事ではない」と感じた私は( Update:2021/08/15)
人ごとには思えなくて【金光新聞】
人ごとには思えなくて【金光新聞】
 私の息子がわんぱく盛りの3歳だった頃のことです。息子は水たまりを見つけるたびに駆け寄って靴のままバシャパシャと水遊びをするのが好きでした。洗濯が大変なので一度は止めるのですが( Update:2021/08/14)
地域の人と共に助かる【金光新聞】
地域の人と共に助かる【金光新聞】
 今から18年前私(76)は市役所から民生委員を委託されさまざまな事情や問題を抱えた児童高齢者と関わりながら6期務めさせて頂き昨年退任しました。  私は民生委員を委託される以前から( Update:2021/08/13)
神様にお任せする心で【金光新聞】
神様にお任せする心で【金光新聞】
 人は何か問題に直面した時さまざまな思いにとらわれ苦悩するものですが私(77)はそのたびに中学3年生の夏休み最後の日に起きた出来事を思い出します。  当時私が生まれ育った教会は( Update:2021/07/29)
他者と積極的に向き合う勇気【金光新聞】
他者と積極的に向き合う勇気【金光新聞】
 近年マスコミでは「差別」を巡る言説が騒がしい。政治家の発言などすぐに幾つかのことが脳裏に浮かんでくる。とりわけ新型コロナウイルスの感染者への偏見は差別を今一度手元に引き寄せて考える契機となった。改めて差別に向き合うありようを求めてみたい。 ( Update:2021/07/09)
机の上でつながる祈り【金光新聞】
机の上でつながる祈り【金光新聞】
 私(47)が奉仕するお広前のお結界で使っている机は天板が無垢(むく)の木材でできた古い物です。  教会は太平洋戦争時の空襲で建物はもちろん祭具から生活用品まで全てが灰になりました。その数年後に( Update:2021/06/30)
「和賀心」感じた優しさ
「和賀心」感じた優しさ
 私(50)が電車に乗っていた時のことです。途中から視覚障害のある男性が乗ってきました。車内の座席は空いていたものの男性は入ってきたドアの近くに立ったままでした。  私は( Update:2021/06/24)
広くて深い、母の信心【金光新聞】
広くて深い、母の信心【金光新聞】
 桜の開花とともに訪れる入学シーズン。今朝庭先から真新しい少し大きめの高校の制服を着た娘さんが希望に満ちた弾む心からかスキップをしながらお母さんに駆け寄り腕を組もうとする姿を見掛けました。  自然と私(58)の心は和らぎ( Update:2021/06/03)
氏子の多様さ認める取次を【金光新聞】
氏子の多様さ認める取次を【金光新聞】
性的少数者を表す言葉の一つである「LGBT」。私が会長を務める金光教LGBT会が発足してから金光教内外でLGBTのことを伝える機会を与えてもらっている。手応えを感じる一方で( Update:2021/05/28)
家族が幸せになる試練【金光新聞】
家族が幸せになる試練【金光新聞】
 今から10年前のこと。長男の武(当時小3)が泣きながら帰ってきて「お母さん大変なことをしてしまった」と言います。訳を聞くと下校途中にふざけて同級生の章吾君を転ばせてしまい( Update:2021/05/20)
「生きたい」と願える私に【金光新聞】
「生きたい」と願える私に【金光新聞】
 10代から卵巣のう腫や子宮筋腫乳がんなどたくさんの病気を患ってきた私(40)は「どうして私ばかりこんな目に…」という思いにとらわれ希望を見いだせず前向きな人生を歩めていませんでした。  そんな中で3年前( Update:2021/05/19)
経験が育てる優しい心【金光新聞】
経験が育てる優しい心【金光新聞】
 教会家庭で生まれた私(37)は教会長である父から「学校で勉強するのは世のお役に立つ人になるためやぞ」と教えられて育ちました。  結婚して3人の子どもを授かった今私も父に教えられたように「世のお役に立つ人になってほしい」と願いながら子育てをしています。 ( Update:2021/05/07)
親を大切にできる私に【金光新聞】
親を大切にできる私に【金光新聞】
 私(66)は金光教を熱心に信心する家庭で育ちました。現在母(88)と妻(64)の3人暮らしですが私と母が2人でいる姿を見るたびに妻は「仲がいいわね」と喜んでくれます。  しかし( Update:2021/05/06)
神様に心を変えて頂く【金光新聞】
神様に心を変えて頂く【金光新聞】
 問題に直面する人たちに信心して助かった自らの体験を話して力づけていた祖母。金光教の信心は自分も周りもハッピーになるすてきなものだと教えてくれた祖母は私(37)の憧れです。   10年ほど前( Update:2021/05/05)
一生懸命 神様に願えば【金光新聞】
一生懸命 神様に願えば【金光新聞】
 私(80)の家は金光教の信心を始めて100年目を迎えました。その間家族に大切に伝えられてきた話があります。  それは99年前信心を始めたばかりの叔父が教会のご用に励んでいた春の出来事です。 ( Update:2021/05/04)
変わるべきは私だった【金光新聞】
変わるべきは私だった【金光新聞】
 6年前当時92歳だった母が転倒して大腿(だいたい)骨を骨折して入院した時のことです。介助のため病室に行くと母がベッドに拘束されていました。私はびっくりして看護師さんに理由を聞くと( Update:2021/05/03)
家庭で楽しく信心の話【金光新聞】
家庭で楽しく信心の話【金光新聞】
 私(77)は九州にある金光教の教会で生まれ育ちましたが父を早くに亡くし母と二人暮らしでした。父の後を受けて教会長となった母は経済的に余裕がない中でも岡山県にある金光教本部への毎月の参拝を欠かしたことはありませんでした。  当時( Update:2021/04/28)
「ほんとの青い空」福島に再び【金光新聞】
「ほんとの青い空」福島に再び【金光新聞】
平成23年3月11日午後2時46分東日本大震災が発生した。地震と津波という自然の災害原発事故という文明の災害が想像を絶する被害を引き起こした。以来世界各地から温かい支援と励ましが寄せられる中( Update:2021/04/27)
信心を心の支えにして【金光新聞】
信心を心の支えにして【金光新聞】
 私(64)の両親は金光教の教師をしており幼い頃は父が金光教本部でご用をしていたので家族皆で岡山県の金光町に住んでいました。  私が5歳の時のこと。普段元気に家中を走り回っている私の姿が見えないことから( Update:2021/04/20)
安心の道を信じ貫く「一心」【金光新聞】
安心の道を信じ貫く「一心」【金光新聞】
 人にはそれぞれに生きてきた道がある。振り返った時にその道がどのように見えるのか受け止め方もさまざまだろう。私はどんな時も神様が一人一人を助かりへと導く「安心の道」をつけてくださっていることを信じている。 ( Update:2021/04/06)
神と人との新たな関わりへ【金光新聞】
神と人との新たな関わりへ【金光新聞】
自然環境国際情勢経済成長。さまざまな場面で「危機」が語られるようになって久しい。新型コロナウイルスの感染拡大によりそうした終末論的な語りに拍車が掛かる今だからこそ( Update:2021/02/17)
環境問題は神様の視点から【金光新聞】
環境問題は神様の視点から【金光新聞】
 私たち「金光教『環境倫理と実践』研究会」は昨年9月に結成されました。これは9年前金光教東京センターが本教の交際者である西山茂氏(東洋大学名誉教授)から「宗教・研究者エコイニシアティブ」(RSE/環境問題に宗教学研究者と宗教者が交流研究し( Update:2021/02/04)
神様が生まれる一言を【金光新聞】
神様が生まれる一言を【金光新聞】
 「そんなに出したら水がもったいないでしょ」。私(52)は蛇口から流れる水の音を聞いて洗面台に立つ息子(23)に言いました。責める気持ちを抑えながら言ったものの「私が母から教えてもらった大切なことは伝わらないだろうな」と反省しました。  私の母は18年前にがんで亡くなりました。金光教に全く縁のない家庭で育ちましたが( Update:2021/01/19)
教育で貧困の連鎖を止める【金光新聞】
教育で貧困の連鎖を止める【金光新聞】
 金光教平和活動センター(KPAC)は1988年東南アジアでの支援活動の糸口を求める中でフィリピン・マニラ市にあるアジア最大のスラムスモーキーマウンテンにたどり着きました。  私たちは( Update:2021/01/07)
第12回 まだまだ俺は薄っぺらい!【信心と理屈の間で】
第12回 まだまだ俺は薄っぺらい!【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  この連載今回が最終回である。また今年はラジオ放送「金光教の時間」でお話もさせてもらった。どちらに対してもメールなどで感想を頂いたが中には( Update:2021/01/06)
相手を責めず包み込む【金光新聞】
相手を責めず包み込む【金光新聞】
 昨年のお正月のこと夕飯のお雑煮の仕度をしていた私はお風呂に水をためていたのにタイマーをセットしていなかったことを思い出しました。こたつに入ってテレビを見ていた小学生の三女に( Update:2020/12/30)
神様への御恩報じ、私も【金光新聞】
神様への御恩報じ、私も【金光新聞】
 「御恩報じ」。これは「受けた恩を忘れずに報いること」という意味があります。教会の初代教会長となった私の曽祖父が口癖のように語っていたそうです。  私(56)は子どもの頃( Update:2020/12/29)
会社勤めを家業と頂き【金光新聞】
会社勤めを家業と頂き【金光新聞】
 石田さん(73)が58歳の時のことです。長年勤めてきた会社から突然「早期退職するかこのまま残るなら勤務地がどこへ異動になろうとも単身赴任してもらう」と言い渡されました。これは会社の方針で( Update:2020/12/28)
見放されていなかった【金光新聞】
見放されていなかった【金光新聞】
 私(42)は幼い頃から母親から虐待を受けて育ちました。中学生の時「おまえなんか生むんじゃなかった」と言われてからは無視されるようになりました。そうしたこともあってか( Update:2020/12/26)
日参を約束できますか【金光新聞】
日参を約束できますか【金光新聞】
 私がご用する教会に参拝している直子さん(32)は4年前に結婚し3人の子を育てる元気いっぱいの女性です。しかし現在に至る道のりは平たんなものではありませんでした。  中学生の時にいじめが原因で不登校になった時には( Update:2020/12/25)
子どもに思いを伝える【金光新聞】
子どもに思いを伝える【金光新聞】
 私が実家で息子3人と遊んでいた時のことです。ちょうど実家に来ていた叔父が「子どもたちの話をよく聞いてあげてるね」と言葉を掛けてくれました。うれしいのと同時に思い出す出来事がありました。  私は当時( Update:2020/12/24)
野球とご用に人生捧げ【金光新聞】
野球とご用に人生捧げ【金光新聞】
 浩さん(享年83)は元プロ野球選手です。その巨体から繰り出す豪快なバッティングで球団草創期を支えた4番バッターでした。純朴な球児がそのままプロになったような実直な選手でしたが( Update:2020/12/09)
神様の守りの中で登校【金光新聞】
神様の守りの中で登校【金光新聞】
 私(32)が高校2年生の時のことです。夏休みが終わり2学期が始まるとなぜか学校に行けなくなりました。登校しようとすると吐き気や目まいに襲われるのです。病院で診察してもらいましたが( Update:2020/12/01)
第11回 「良くない」信者なりの矜持【信心と理屈の間で】
第11回 「良くない」信者なりの矜持【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  金光教の信心で目指す方向到達すべき理想像について書かせて頂く。ただし無論筆者がそれらを本当に分かって実行できているわけではない。「このように教えられております」という紹介と( Update:2020/11/30)
誰かの祈りに包まれて【金光新聞】
誰かの祈りに包まれて【金光新聞】
 金光教を知らなかった私(68)が「人のことを心から祈れるようになりたい」と願うようになったのは私もまた祈られていることを知ったからでした。  私は23歳の時会社の先輩だった夫と結婚しました。夫の家は金光教を信仰していて( Update:2020/11/25)
壁を取り払い新たな経験へ【金光新聞】
壁を取り払い新たな経験へ【金光新聞】
 私は平成27年から4年にわたって開催された金光教北九州教区の青壮年教師研修会に参加した。その際「学ばせてください」という祈りをもって研修に臨んだ。その祈りには私たち自身を更新し( Update:2020/11/17)
祈りの中で助かった命【金光新聞】
祈りの中で助かった命【金光新聞】
 10年ほど前のことです。外出先から教会に戻った私はいつものように夕食を頂くため食卓に向かいました。  すると長男の健太(当時小学2年生)の姿がありません。妻に理由を聞くと( Update:2020/11/13)
神様からの「おさがり」で支援【金光新聞】
神様からの「おさがり」で支援【金光新聞】
 今日本の子ども(17歳以下)の7人に1人が貧困状態にあるといわれています。かつてのように日本全体が貧しかった頃は皆で支え合うこともできましたが経済格差が広がり家族や地域共同体が弱体化する今( Update:2020/11/12)
第10回 神様がお上の支配を受け…【信心と理屈の間で】
第10回 神様がお上の支配を受け…【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  昔から洋の東西を問わず宗教が時の政治権力によって弾圧された例は多い。日本では江戸時代のキリシタン弾圧や「島原の乱」が有名で宣教師や信者多数が( Update:2020/11/09)
心安らぐ場を皆さんに【金光新聞】
心安らぐ場を皆さんに【金光新聞】
 私(55)の父が亡くなった時近所の蓮田さんという方が「どうしてもお礼を言いたい。弔辞を読せてほしい」と言ってきました。  訳を尋ねると「私は周囲から偏屈者と言われて敬遠されていましたが( Update:2020/10/28)
神様の計らいと受け切って【金光新聞】
神様の計らいと受け切って【金光新聞】
 「なぜこの世界に生を受けたのだろう」「この世界で何をなせばよいのだろう」。誰でも一度はこのような問いの前に立つことはあるだろう。その答えの手掛かりを得た人にとって( Update:2020/10/26)
1冊1冊に思いを込めて奉仕【金光新聞】
1冊1冊に思いを込めて奉仕【金光新聞】
 先日介護・福祉を専攻する高校生が金光図書館へ点字図書を見学に来た際館内で開催中の「読めるってうれしいね」と題したバリアフリー資料展を案内しました。  この資料展では( Update:2020/10/21)
第9回 伝えたい、やさしい世界観【信心と理屈の間で】
第9回 伝えたい、やさしい世界観【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  人と生き物とのコミュニケーションについて、「おもしろいなあ!」と思ったことを書かせて頂く。 ( Update:2020/10/19)
おかげ生み出す真の信心へ【金光新聞】
おかげ生み出す真の信心へ【金光新聞】
 「信心」と「信仰」という言葉が持つニュアンスの違いから見えてくる風景を一つずつ確かめながら、改めて教祖様に始まる「お道の信心」について、考えを巡らせてみたい。 ( Update:2020/09/30)
教会で私も変わりたい【金光新聞】
教会で私も変わりたい【金光新聞】
 宗教とは縁もゆかりもなかった優子さん(56)が金光教の信心に出合ったのは30年ほど前のことです。  家族を含めて健康面や経済的に取り立てて問題を抱えていたわけではありませんでしたが( Update:2020/09/23)
第8回 核心はいまだ分からぬまま【信心と理屈の間で】
第8回 核心はいまだ分からぬまま【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  本物の宗教とはどんなものなのか。それを逆から考えてみるため、偽物の代表例として、オウム真理教を題材にさせて頂く。 ( Update:2020/09/17)
信心のまなざしで見る新型コロナ問題④【金光新聞】
信心のまなざしで見る新型コロナ問題④【金光新聞】
 昨年末に確認された新型コロナウイルスの感染は以来世界中へと拡大の一途をたどりいまだ終息の兆しが見られません。その間に多くの方々がお亡くなりになり悲しみや苦しみ( Update:2020/09/15)
お取次に背中を押され【金光新聞】
お取次に背中を押され【金光新聞】
 僕(21)には子どもの頃から苦手なことがたくさんあります。母はそんな僕に「信心しておかげを頂いていってほしい」と願いを掛けてくれていました。  そんな僕にとって決して忘れられない出来事があります。それは高校3年生の冬休み前に行われた( Update:2020/09/11)
信心のまなざしで見る新型コロナ問題③【金光新聞】
信心のまなざしで見る新型コロナ問題③【金光新聞】
 「ここは変わりませんね」教会のお結界でこんなふうにおっしゃった方がいました。緊急事態宣言中のこと外出もはばかられお参りもしばらくぶりでした。今から持病のお薬をもらいにお医者さんに行って( Update:2020/09/07)
信心のまなざしで見る新型コロナ問題②【金光新聞】
信心のまなざしで見る新型コロナ問題②【金光新聞】
 昨年末頃から流行し日本にも上陸した「新型コロナウイルス感染症」は世界中にまん延してやみません。  新聞やテレビで連日コロナ禍(か)について報道する様子に私はムラムラと怒りを覚えます。青年時代「男は一生に三度泣く」「人は一年に三度怒る」という言葉を覚えました。一度は家族身内へ( Update:2020/08/31)
喜びあふれる本部参拝【金光新聞】
喜びあふれる本部参拝【金光新聞】
 熊山美千子さん(72)はいつの頃からか毎日教会に参拝するようになりました。若い頃は何か困った事があるたびにお参りしていましたが今では平穏無事に過ごせている一日一日を大切にするように( Update:2020/08/27)
信心のまなざしで見る新型コロナ問題①【金光新聞】
信心のまなざしで見る新型コロナ問題①【金光新聞】
「新型コロナにかかりたくもうつしたくもないのでしばらくお参りを控えます」。緊急事態宣言直後のご信者さんからの電話でした。お参りできお取次を頂き広前でご祈念ができることで( Update:2020/08/26)
新資料から教祖様の伊勢参宮を読み解く【金光新聞】
新資料から教祖様の伊勢参宮を読み解く【金光新聞】
 「当たり前」を問い直し世界に新たに出合い直す。そうした信心の可能性を現代に生きるわれわれとして改めて求めていくヒントが『金光大神事蹟に関する研究資料』にはちりばめられているように思う。 ( Update:2020/08/24)
第7回 洗脳と育成の違いを考える【信心と理屈の間で】
第7回 洗脳と育成の違いを考える【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  筆者は金光教に中年になってのち「横から入った」人間である。だから子どもの頃から親に連れられて教会に通っていたという人たちをうらやましく思う気持ちがある。 ( Update:2020/08/20)
神様のお恵みに包まれ【金光新聞】
神様のお恵みに包まれ【金光新聞】
 65年前私(90)は金光教の信心を代々している農家に嫁ぎました。  義父母はいつも「お参りせにゃ」と教会参拝を勧めてきましたが信心することの意味を知らずに生きてきた私は( Update:2020/08/19)
広島の地から平和祈る【金光新聞】
広島の地から平和祈る【金光新聞】
 昭和20年8月6日午前8時15分。一発の原子爆弾が地上に落とされました。瞬く間にきのこ雲が湧き上がり黒い雨を降らせ大地は荒れ狂う地獄絵巻と化しました。  私の祖父(当時30)は( Update:2020/08/18)
時節を待ち家族で辛抱【金光新聞】
時節を待ち家族で辛抱【金光新聞】
 私(85)は23歳の時金光教の教会で知り合った夫と結婚し息子2人を授かりました。  次男の淳は3歳の時はしかにかかったことがきっかけで小児ぜんそくにかかり夜になると頻繁に発作を起こしました。私は一晩中( Update:2020/08/17)
夫を変えるのではなく【金光新聞】
夫を変えるのではなく【金光新聞】
 7年前母が72歳で亡くなりました。母の生きざまは娘である私を神様に出会わせてくれ幸せを生み出す生き方を教えてくれたものでした。  金光教の信奉者だった母は若い頃悩み事を抱え( Update:2020/08/16)
痛みの中で神様の働き【金光新聞】
痛みの中で神様の働き【金光新聞】
 昨夏私(71)がはしごに登って庭木の剪定(せんてい)をしていた時のことです。  どこからともなくブーンブーンと23匹のスズメバチがやって来ました。「うわっ」と驚いた私は( Update:2020/08/15)
「神様の心」磨いて幸せ祈る【金光新聞】
「神様の心」磨いて幸せ祈る【金光新聞】
 私は長年電話相談員としてさまざまな困難を抱える人の話を聴いてきた。その経験から相手を大事に思い祈ることで自分の中に生まれてくる神様の働きがあることを実感している。 ( Update:2020/08/13)
「530運動」で地域に貢献【金光新聞】
「530運動」で地域に貢献【金光新聞】
 愛知県三河地方教会連合会では信仰実践の一環として平成29年から毎年34回「社会のお役に立つ生き方を現そう」との願いの下「クリーンアップ推進活動」と称した地域の清掃奉仕活動に取り組んでいます。この活動は「お世話になっている地域に( Update:2020/08/04)
神に願えば間違いない【金光新聞】
神に願えば間違いない【金光新聞】
 私(64)は子どもの頃から母に連れられて教会にお参りしていました。教会長先生が月例祭後の教話で節を付けて物語を語るかのようにおかげ話をされるので浪曲のように聞こえたものです。  先生はとても祈念力があり( Update:2020/07/30)
第6回 探していた宗教と出合えた【信心と理屈の間で】
第6回 探していた宗教と出合えた【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  今回は「願い」や「願望達成」について書かせて頂く。これまでの人生で筆者は強烈な願いを持ちそれを実現させた経験をまずは3回持っている。「まずは」と書いたのは( Update:2020/07/20)
被爆地・広島で75回目の祈り【金光新聞】
被爆地・広島で75回目の祈り【金光新聞】
 広島が戦争によって世界初の被爆地となった1945年。その秋焼け残った広島市内の教会で合同の慰霊の祭典が仕えられました。それが金光教広島平和集会の始まりです。その後( Update:2020/07/14)
仕事の中で喜びを探す【金光新聞】
仕事の中で喜びを探す【金光新聞】
 私(52)は10年ほど前から高齢者に介護サービスを提供するケアハウスで働いています。  施設には元気でしっかりしている方もいれば全く動けない方認知症の方などさまざまな人がいます。時には暴言を浴びせられますし( Update:2020/07/11)
「信心の稽古は参拝から」【金光新聞】
「信心の稽古は参拝から」【金光新聞】
 わが家は祖母のおかげでお道にご縁を頂きました。祖母は農家の5人きょうだいの長女で健康に育ってきましたが18歳で嫁いだ後目の病気にかかりました。  何人かの医者に診てもらいましたが( Update:2020/07/03)
「義母の祈りに守られて」【金光新聞】
「義母の祈りに守られて」【金光新聞】
 私(85)は26歳の時金光教の信心を代々している家に嫁ぎました。夫と義母2人の義姉という一家でしたが郊外の立派な屋敷で両親はこの結婚をとても喜んでくれました。  しかし( Update:2020/06/30)
第5回 拝詞の文言に思いを巡らせ【信心と理屈の間で】
第5回 拝詞の文言に思いを巡らせ【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  40代後半に金光教を知り観察と検討の2年間を経て大阪の玉水教会に通わせてもらうようになった。その間最初から得心できた事項もあり違和感を覚えたこともあったので( Update:2020/06/29)
第4回 非科学的だから全部うそ?【信心と理屈の間で】
第4回 非科学的だから全部うそ?【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  今回は、人のだまされやすさや誤解ぶり、それと宗教あるいは科学との関係について、書かせて頂く。 ( Update:2020/06/09)
国内外に広がる祈りの実践【金光新聞】
国内外に広がる祈りの実践【金光新聞】
 世界各地で新型コロナウイルス感染症が広がる中私たちの生活に大きな影響と不安が生じている。信奉者として感染拡大の速やかな終息を一心に願うとともに今こそ心を神様に向け( Update:2020/06/08)
母が信じた神様だから【金光新聞】
母が信じた神様だから【金光新聞】
 「先生。私はねどうしても宗教が好きになれないんですよ」。佐藤家で仕えられた霊祭後の直会(なおらい)で健二さん(68)が突然大きな声でそう言いました。  先代の教会長が亡くなり( Update:2020/06/02)
井戸掘りを通して信仰実践【金光新聞】
井戸掘りを通して信仰実践【金光新聞】
 教祖様の教えに基づき利他の心・神心(かみごころ)を育む上で大切なのは知識にとどまらない実践であると思っています。  大崎教会で取り組んでいる支援活動として今年もカンボジアのコンポンチュナン州を訪れ( Update:2020/05/29)
第3回 新しい視点で面白さ再発見【信心と理屈の間で】
第3回 新しい視点で面白さ再発見【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  筆者の趣味は読書と上方落語の鑑賞である。そして40代後半で金光教を知り大阪市にある玉水教会に通わせて頂くことになったのだがその決心にも趣味が大きく関係したので( Update:2020/05/27)
平坦ではない生あってこそ【金光新聞】
平坦ではない生あってこそ【金光新聞】
 昨年刊行の『金光大神事蹟に関する研究資料』をはじめ近年の教学研究からは「家族」の問題や「金銭」の問題そして社会の制度や構造の問題とまさに現代に生きるわれわれが直面しているような時代社会の難儀を( Update:2020/05/25)
孫からの感謝をお供え【金光新聞】
孫からの感謝をお供え【金光新聞】
 桜の咲き誇る4月。この時期になるとある青年の初任給にまつわる話を思い出します。  私がご用している教会に長年お参りしていた谷山ツル子さんという方がいました。今から10年前( Update:2020/05/20)
できることを精一杯に【金光新聞】
できることを精一杯に【金光新聞】
 3年前平成28年4月16日未明 私(当時23) は激しい揺れで目を覚ましました。熊本地震です。2日前に起きた震度7の地震に続く大きな揺れに部屋の家財道具はことごとく倒れとても生活できる状態ではありませんでした。  そんな中( Update:2020/05/18)
第2回 我々は怪しい〝極少数派〟?【信心と理屈の間で】
第2回 我々は怪しい〝極少数派〟?【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  今回「日本人はなぜ宗教を警戒するのか」について書かせて頂く。この場合の日本人とは特定宗教の信奉者ではなく日常ではせいぜい法事のとき僧侶に来てもらう程度の( Update:2020/05/14)
どん底の3年間に感謝【金光新聞】
どん底の3年間に感謝【金光新聞】
 私(27)は幼い頃から「全ての欠点をなくさないと周りの人にきっと受け入れてもらえない」という不安をどこかに抱えていたように思います。  私は中学生になるとその不安をかき消そうと勉強に励むようになりました。成績はぐんぐん上がりましたが( Update:2020/05/07)
神様と一緒に歩んだ母【金光新聞】
神様と一緒に歩んだ母【金光新聞】
 4年前のお彼岸の朝私たちきょうだいとその家族が入院中の母(93)の元に集まりました。母はだいぶ弱っていましたが私たちの顔を見るなり有無を言わせない迫力で「最後の頼みと思って聞いて。今から教会とお墓に参ってほしい」と( Update:2020/05/06)
信心辛抱で道は開ける【金光新聞】
信心辛抱で道は開ける【金光新聞】
 私(63)には生まれつき左手に障がいがあります。見た目には分からないものの物をつかむことや細かい作業が得意ではありません。  小さい頃はいじめられつらい思いをたくさんしていた私に( Update:2020/05/05)
全てお繰り合わせの中【金光新聞】
全てお繰り合わせの中【金光新聞】
 私(75)はご神前で目を閉じたままある信徒のこれまでの歩みを振り返ってしみじみとありがたい思いになり神様にお礼を申し上げました。  私がご用する教会に幼い頃からよく参拝していた里美さん(60)は( Update:2020/05/04)
母が願ってくれたから【金光新聞】
母が願ってくれたから【金光新聞】
 私は息子の通う高校でPTA会長のお役を頂いています。ある日の役員会で帰り際に役員さんと談笑していると山下さんという女性から「会長さんは金光教の先生をされているんですよね」と話し掛けられました。  会長を引き受けた時のあいさつで( Update:2020/05/02)
第1回 信じられるまで「なぜ」を【信心と理屈の間で】
第1回 信じられるまで「なぜ」を【信心と理屈の間で】
かんべむさし(SF作家)  今号から月1回の連載で12回エッセーを書かせて頂くことになった。金光教やその信心についてレベルの高いことを書ける人間ではないので気軽に読んで頂けるものを( Update:2020/04/28)
母は幸せな人生だった【金光新聞】
母は幸せな人生だった【金光新聞】
 梅の花が咲き誇る季節となりました。2月は私 (41) にとって特別な月です。私の母は2月に生まれ私が17歳の時2月に43歳でみたま様となりました。  15年祭の2日後のこと。独身時代に幼稚園教諭だった母の当時の同僚3人が( Update:2020/04/28)
話をつつむ「心の風景」見る【金光新聞】
話をつつむ「心の風景」見る【金光新聞】
 時間に追われあくせくと日々を生きる私たちは人の話をじっくり聞くのが苦手である。本教信心の核心である「話を聞いて助かる道」となるにはまずは人の話を「聴く」力を培うことが( Update:2020/04/21)
国際感覚が磨かれる寮生活【金光新聞】
国際感覚が磨かれる寮生活【金光新聞】
 金光教東京学生寮の運営母体である一般財団法人「金光財団」は「世界の平和と人類の助かり」を目的としておりその事業の一つに「国際協力として留学生への宿舎施設の提供」があります。東京学生寮では( Update:2020/04/14)
「先」を願い「今」を見つける【金光新聞】
「先」を願い「今」を見つける【金光新聞】
 金光教北九州教区では平成27年から4年間にわたり毎年23回青壮年教師研修会が開催され私は継続して参加することができた。その学びから神様に向かう中で生まれる「先を楽しむ大きな願い・未来への祈り」を起点に( Update:2020/04/04)
地域福祉の充実を願い20年【金光新聞】
地域福祉の充実を願い20年【金光新聞】
 福祉会菩提樹(ぼだいじゅ)は 1999年に金光町大谷の町中に古民家を購入し地元の人たちと理事会を形成して開設しました。主に精神科のケアを受けている成人を対象に週5日開き( Update:2020/03/28)
相手の思いにまで耳を傾け【金光新聞】
相手の思いにまで耳を傾け【金光新聞】
何か相手に伝えなければならないことがある時どう話せばよいかという自己表現力が重視されがちであるがコミュニケーションはキャッチボールと同じで受け取りやすい言葉でなければ( Update:2020/03/18)
カンボジアの子どもに教育を【金光新聞】
カンボジアの子どもに教育を【金光新聞】
 カンボジアの子どもたちにクレヨンや鉛筆などの文房具を送り続けて20年になります。  カンボジアはかつてポル・ポト政権下で多くの学校教師や知識人が殺され教科書や本が焼かれるといった悲劇がありました。 ( Update:2020/03/10)
金光教の信仰実践と「SDGs」【金光新聞】
金光教の信仰実践と「SDGs」【金光新聞】
 2015年国連は「SDGs(エスディージーズ/持続可能な開発目標)」として各国が取り組むべき17のゴール(目標)を設定した。その内容に触れていくとこれまで積み重ねてきた( Update:2020/02/03)
一方的だった私の願い【金光新聞】
一方的だった私の願い【金光新聞】
 今から20年前のことです。私の実家は金光教の教会で私は教会から車で2時間の所に夫と3人の子どもと生活していました。  当時教会長だった祖母は膵臓(すいぞう)がんで1年ほど自宅療養をしていましたが( Update:2020/01/27)
神様が気付かせようと 【金光新聞】
神様が気付かせようと 【金光新聞】
 私が10年前三男を授かった時のことです。教会に参拝すると私の携帯電話が鳴りました。  電話は病院からで何事だろうと思い電話に出ると医師から「先日の検査結果ですが子宮がんの疑いがあります」と言われたのです。 ( Update:2020/01/23)
私も誰かの力になれる【金光新聞】
私も誰かの力になれる【金光新聞】
 私がご用している教会にお参りしている真希さん(38)は幼少の頃病気で左耳が聞こえなくなりました。  小学校に上がると同級生からいじめを受けるようになりました。ある日( Update:2020/01/16)
祖母の姿が私の信心に 【金光新聞】
祖母の姿が私の信心に 【金光新聞】
 私(44)は複雑な家庭環境で生まれ育ち私の面倒は祖母が見てくれました。経済的な余裕はありませんでしたが祖母は信心にあつく朝晩はもちろんのこと何かあるたびに神棚の前で手を合わせていました。私にも「神様はいつも見ておられるのだから( Update:2019/12/30)
神様に語り掛ける稽古【金光新聞】
神様に語り掛ける稽古【金光新聞】
 長い間お参りしていませんが お願いさせてもらってよろしいでしょうか。実は弟が…」と真子さん(56)は幼い頃に祖母とお参りしていた教会に電話をかけました。  母親は熱心に参拝していたのですが( Update:2019/12/29)
両親の祈りに守られて【金光新聞】
両親の祈りに守られて【金光新聞】
 今年も1年が終わろうとしています。金光教の教会で生まれ育った私 (53)は嫁ぎ先の教会のご神前にお花を生けながら30年前の年末のある休日の出来事を思い出しました。  「おはよう。急で悪いけど( Update:2019/12/27)
異国の地で神様を実感 【金光新聞】
異国の地で神様を実感 【金光新聞】
 7年前 私(28)が初めて英国のロンドンに留学した時のことです。留学はおろかロンドンを訪れるのも初めてだった私は一人でやっていけるか正直不安でした。  そんな中出発前に祖母から一通の手紙をもらいました。祖母は( Update:2019/12/26)
神働きは私の信心次第 【金光新聞】
神働きは私の信心次第 【金光新聞】
 「先生、おはようございます」  誰もいないお結界に向かって、その日も私(59)は大きな声であいさつしました。 ( Update:2019/12/25)
神様の財布として頂く【金光新聞】
神様の財布として頂く【金光新聞】
 今から5年前私(41)が奉仕する教会でご大祭を無事にお仕えすることができ金光教本部と親教会へお礼参拝をさせて頂きました。  参拝を終え夕方教会に戻った私は関係教会のご大祭のお供えを郵送するため( Update:2019/12/24)
エイばあちゃんにお礼【金光新聞】
エイばあちゃんにお礼【金光新聞】
 「エイばあちゃん今日もありがとう」。心でそうつぶやきながら私(73)は自宅のご神前で毎日手を合わせます。  明治生まれの祖母エイばあちゃんが金光教の信心を始めたのは農作業中に起こった出来事がきっかけでした。馬を使って畑を耕していた時( Update:2019/12/19)
人生縛る差別からの大転換【金光新聞】
人生縛る差別からの大転換【金光新聞】
 金光教の教えが全国に広まっていく際多くの女性たちが尽力してきた歴史がある。神様のおかげを頂いて人生を大きく転換させた女性布教者たちの生き方に私は励まされもし現代社会の中でさまざまな抑圧を感じている人には( Update:2019/12/18)
納得する答えを共に探して【金光新聞】
 納得する答えを共に探して【金光新聞】
 刑務所などの被収容者の更生を手助けする宗教教誨(きょうかい)師のご用をする中で話を本気で聴くことから生まれる信頼関係が大切だと感じている。そのような関わりをきっかけに( Update:2019/12/03)
全ておかげの中での事【金光新聞】
全ておかげの中での事【金光新聞】
 私(90)が金光教にご縁を頂いたのは嫁ぎ先の義父母との出会いからです。義父は教会で信徒総代のご用を頂いていて祭典日になると白衣はかま姿でご用をし義母は教会の婦人部で活躍しながら( Update:2019/11/13)
元気な姿で人に安心を【金光新聞】
元気な姿で人に安心を【金光新聞】
 4年前のある日 私(54)は右胸にしこりがあることに気付きました。「もしかして…」と思った瞬間信心友達の陽子さん(66)のことが思い浮かびました。  陽子さんはいつも明るく元気で( Update:2019/11/05)
希望持ち続け信心辛抱【金光新聞】
希望持ち続け信心辛抱【金光新聞】
 「今思うと親の薦めとはいえあの時は若さと勢いだけで結婚したような…」私(65)はゆっくりと温かいお茶を飲みながら昔を思い出しました。  看護師をしていた私は20歳の時( Update:2019/10/30)
妻の病気で家族再出発【金光新聞】
妻の病気で家族再出発【金光新聞】
 私は18歳の時に就職のため 九州から四国に移り住みました。37歳の時中古住宅を手に入れることになり母に報告しました。すると「元の持ち主には並々ならぬ事情があったかもしれないから( Update:2019/10/29)
神様に手を合わせ続け【金光新聞】
神様に手を合わせ続け【金光新聞】
 わが家は祖父母の代から80年にわたり奈良県で和菓子屋を営んできました。祖父母から娘の母へそして今は私がお店を引き継ぎました。  末っ子の私は信心熱心な祖母にかわいがられ( Update:2019/10/08)
弔いの簡略化とグリーフケア【金光新聞】
弔いの簡略化とグリーフケア【金光新聞】
 近年葬儀の簡略化が急速に進んでいる。その一方で死別の「悲しみ」を癒やすグリーフケアという取り組みの存在が広く知られるようになった。時代状況が急激に変化していく中で( Update:2019/10/04)
人の助かりを共通の願いに【金光新聞】
人の助かりを共通の願いに【金光新聞】
 「世界が平和でありますように…」。宗教者は宗派を問わず祈りの世界を生きる。しかしその「祈り」の中身に反するような困難が毎日どこかで起きている。私たち宗教人はそのことにどのような形で関わっていくことができるだろうか。 ( Update:2019/08/27)
人を一人助ければ一人の神【金光新聞】
人を一人助ければ一人の神【金光新聞】
 キャリアコンサルタントという職業柄大勢の話を聞かせてもらっている。自分の進むべき方向に迷っているあるいは決断の後押しが欲しいなど世の中は話を聴いてほしいと望む人であふれている。相手の気持ちに寄り添い( Update:2019/08/23)
物を大切にした母の心【金光新聞】
物を大切にした母の心【金光新聞】
 長かった夏休みも終盤に入りもうすぐ新学期が始まります。  4人の子どもを持つ私(46)は「みんな学校に行く準備しておきなさいよー。雑巾は何枚要るの?」と声を掛けながら( Update:2019/08/16)
参拝を支えに立ち直り【金光新聞】
参拝を支えに立ち直り【金光新聞】
 平成26年8月20日未明前夜から降り始めた雨が一気に勢いを増して降り続くと山肌が切り崩されるように流出し土石流となって周辺の住宅を襲いました。広島市北部で起きた土砂災害です。  和子さん(92)夫婦は( Update:2019/08/15)
責める心は自分に返る【金光新聞】
責める心は自分に返る【金光新聞】
 2年前の夏子どもが入っていた少年野球で知り合ったAさんという女性が私 (46)を訪ねてきました。彼女は「今日はちょっと頼みがあって…」と神妙な面持ちで話し始めたのです。  聞くと( Update:2019/08/14)
人が助かるタイミング【金光新聞】
人が助かるタイミング【金光新聞】
 金光教教師として教会のご用に当たらせて頂いている私(64)は10年前から民生委員のお役を頂きました。お道のご用と同様に「人が助かるご用にお使いください」という願いの下( Update:2019/08/13)
生活の中に現れる神様【金光新聞】
生活の中に現れる神様【金光新聞】
 今から38年前のある日のことです。当時銀行の支店長をしていた夫から電話があり「今から部下を数人家に連れていくからお酒の用意をしておいてほしい」と頼まれました。そこで私(当時40)は( Update:2019/08/12)
同僚を祈り職場に変化【金光新聞】
同僚を祈り職場に変化【金光新聞】
 私(52)は高校卒業後銀行に就職し市内にある支店に配属されました。アットホームな職場で優しいおじいさんのような支店長と丁寧に教えてくださる先輩たちに囲まれ充実した毎日でした。  しかし( Update:2019/08/11)
自分を変え運命を許す【金光新聞】
自分を変え運命を許す【金光新聞】
 京子さん(71)が金光教と出合ったのは今から30年ほど前自暴自棄となり身も心もぼろぼろになってしまった時のことでした。  幼くして事故で右腕を失った京子さんはその不遇を恨み( Update:2019/08/08)
今からでも神様に願い【金光新聞】
今からでも神様に願い【金光新聞】
 数年前の7月下旬私(52)の奉仕する教会にある女性が参ってきました。  女性は神前でしばらくご祈念した後神妙な面持ちでお結界の前に座りました。そして「初めまして私は広島県から参りました竹下(48)と申します。実は4月から私 ( Update:2019/07/29)
出てこないのもおかげ【金光新聞】
出てこないのもおかげ【金光新聞】
 3年前の6月16日次男・浩太の12歳の誕生日前日のことです。学校から帰ってくるなり遊びに出掛けてなかなか帰ってこない浩太のことを案じながら夕飯の支度をしていると一本の電話がかかってきました。  電話に出ると( Update:2019/07/25)
神様と一緒に被災地へ【金光新聞】
神様と一緒に被災地へ【金光新聞】
 30年以上前私(69)は初めて金光教本部の修徳殿(※)に入殿しました。もともと父が入殿する予定が病気で行けなくなり 急きょ私が代わって参加したのです。その時懇談の場で先生が「事情はどうあれ( Update:2019/07/17)
車で人と神様のお役に【金光新聞】
車で人と神様のお役に【金光新聞】
 広島県の教会で奉仕する私(40)は7年前まで自動車を所有したことがなく運転免許証も取得していませんでした。  しかし結婚して娘が生まれると日常生活のさまざまな場面で車の必要性を感じるようになりました。日増しに思いが募った私は( Update:2019/07/05)
父の祈りがあってこそ【金光新聞】
父の祈りがあってこそ【金光新聞】
 私(33)の父は熱心な金光教信奉者の家庭に生まれ名門大学を卒業して周りの人が将来を嘱望する中金光教教師を志しました。結婚後は後継者のいない教会に夫婦で養子入りし3女を授かりました。長女の私は( Update:2019/07/03)
願い続けて盛大な霊祭【金光新聞】
願い続けて盛大な霊祭【金光新聞】
 初江さんは今年88歳を迎えます。年齢とともに足腰も弱り無理が利かなくなる中生活の一つ一つにお繰り合わせを頂けるよう神様にお願いしながら日々を暮らしています。  初江さんは15年前に夫を亡くしましたが( Update:2019/06/28)
教会に参拝してほしい 【金光新聞】
教会に参拝してほしい 【金光新聞】
 2年前私(当時50)の奉仕する教会に一本の電話がかかってきました。それは遠方に住む実さんという全盲の青年(当時25)からで自分の身の上について悩みを抱えているようでした。インターネットで金光教のことを初めて知り( Update:2019/06/25)
一人一人の存在が輝く世に【金光新聞】
一人一人の存在が輝く世に【金光新聞】
 世界をグローバル化の波が席巻する中国内外問わず自分とは生活スタイルや価値観が大きく異なる人々と出会い共生していく社会の形成が求められている。金光教の信仰を通して自分自身をさまざまな人々に開き( Update:2019/06/20)
家族に向けた父の思い 【金光新聞】
家族に向けた父の思い 【金光新聞】
 私(72)は熱心に金光教を信仰する両親の間に5人きょうだいの長男として生まれました。一番下の妹とは一回り以上年が離れていて子ども5人が育つ中それほど余裕ありませんでしたが( Update:2019/05/29)
娘の助かりを願い続け【金光新聞】
娘の助かりを願い続け【金光新聞】
 今から15年前看護師を目指して県外の看護大学に通っていた娘の清美(21)が「太ってるね」という何げない友人の一言からダイエットを始めました。 カロリー計算した食事と運動に取り組み( Update:2019/05/23)
お取次を願い心穏やか【金光新聞】
お取次を願い心穏やか【金光新聞】
 臨床心理士のやよいさん(50)は地域の小中学校のスクールカウンセラーとして働くシングルマザーです。  かつてやよいさんは離婚問題に直面したことがありその時に「本気で信心しなければ」と( Update:2019/05/20)
考え改め子どもに変化【金光新聞】
考え改め子どもに変化【金光新聞】
 10年前教会でご用する私(44)の所にみちよさん(40)という遠方の方から毎日次のような内容のメールが送られてきました。「高校受験を間近に控えた娘がうつ病のようになっております。人前に出るとパニックになりそうで( Update:2019/05/13)
霊(みたま)と共に生きる心構え作る【金光新聞】
霊(みたま)と共に生きる心構え作る【金光新聞】
今日「コスパ」という言葉に象徴されるように即物的現世主義的な考え方が社会を覆い葬儀の在り方も激変している。葬儀を営む現場に関わる私は人生の終末を飾る葬儀とはいったいどういうものなのか( Update:2019/05/06)
今も金光様の祈りの中 【金光新聞】
今も金光様の祈りの中 【金光新聞】
 私(53)は毎年年頭に岡山県の金光教本部へ参拝することを楽しみにしています。前年を無事に過ごせたことと新しい年を迎えられたお礼を神様に申し上げすがすがしい新年のご霊地を歩くと( Update:2019/05/02)
経験の積み重ねが道を開く【金光新聞】
経験の積み重ねが道を開く【金光新聞】
 私たちは日々の生活の中で朝目覚めてから一日の仕事を終えて休む時まで一つ一つ決断を迫られながら生きている。お昼に何を食べようかという判断も就職や転職結婚といった大きな決断も( Update:2019/02/27)
参拝者を教え導く「場の力」【金光新聞】
参拝者を教え導く「場の力」【金光新聞】
 未信奉者の生徒たちがお広前で手を合わせて一心に祈る姿。友達を気軽に誘ってお広前に来る生徒。「学校広前」での日常的な風景を眺めているとお広前という場が持っている本来的な力が見えてくる。 ( Update:2019/01/28)
神様が喜ぶことって? 【金光新聞】
神様が喜ぶことって? 【金光新聞】
 今年も新しい年を迎えました。お正月になると私は祖母とのあるエピソードを思い出します。   それは高校受験を数カ月後に控えた元日のことでした。私は離れて暮らす母方の祖母に( Update:2019/01/24)
今が一番いい時ですよ【金光新聞】
今が一番いい時ですよ【金光新聞】
 今から十数年前のことになりますが毎年年の瀬にまだ幼い3人の子どもと私たち夫婦がそろって教会にお礼参拝させてもらうのが恒例となっていました。お結界で家族皆のお届けが終わると( Update:2018/12/29)
天地の恵みありがたく【金光新聞】
天地の恵みありがたく【金光新聞】
 先日私(57)は夕飯の支度にキャベツをリズムよく千切りにし終え芯の部分を流しの三角コーナーに捨てようとしました。その時ふと実家の母の顔が思い浮んだのです。  母は幼いころからキリスト教を熱心に信仰していましたが( Update:2018/12/28)
そう思うならしなさい 【金光新聞】
そう思うならしなさい 【金光新聞】
 今年の春、息子の真(まこと/22歳)は中学校の教師になりました。  実は真は中学3年生の時、一時不登校になったことがあります。 ( Update:2018/12/27)
箏のご用はお礼の心で【金光新聞】
箏のご用はお礼の心で【金光新聞】
 「森山さん無事にご用できました」と私(51)は教会のご霊前に手を合わせました。  昨年の5月に97歳で亡くなられた森山さんは大祭時などの典楽の箏(こと)のご用の大先輩であり( Update:2018/12/26)
「神さんのおかげです」【金光新聞】
「神さんのおかげです」【金光新聞】
 現在私(75)と夫(83)が経営する商店は開業して50年近くなります。駄菓子パンやおにぎりなどの軽食の他日用品も陳列しています。そのため幼い子どもから学生サラリーマンと( Update:2018/12/25)
相手が喜ぶ親切とは?【金光新聞】
相手が喜ぶ親切とは?【金光新聞】
 私(31)が参拝する教会の先生はいつも「人のお役に立てるようになりましょう。人が助かる信心をしましょう」とお話しくださいます。そこで私は相手を思いやり親切にすることを( Update:2018/12/24)
義父の祈りを受け継ぐ【金光新聞】
義父の祈りを受け継ぐ【金光新聞】
 街の至る所でクリスマスソングが流れる師走のある日ご信者さんからクリスマスケーキがお供えになりました。  さっそく私はご神前にお供えし神様にお礼を申し上げその後「仲良く分けて頂きなさいよ」と( Update:2018/12/20)
親の祈りに生かされて【金光新聞】
親の祈りに生かされて【金光新聞】
 「ドーン!」  20年前出張先のフィリピンから帰国して数日後のこと。突然ハンマーでたたかれたような激痛が私(当時30)の頭を襲いました。高熱にうなされ口にしたもの全て吐き出し( Update:2018/12/18)
「特性を理解し合い助け合う」【金光新聞】
「特性を理解し合い助け合う」【金光新聞】
 高校生が気軽に悩みを話せる場づくりを目的に学校内に設けられた「居場所カフェ」のスタッフをしていて気付いたことがある。  それは「発達障害」について知ることの重要さだ。その特性を互いに理解し( Update:2018/12/17)
「この瞬間を輝かせる力の源」【金光新聞】
「この瞬間を輝かせる力の源」【金光新聞】
 緩和ケアの現場にいる私ががん患者から見せてもらった「ありがとう」という言葉の力。「世話になる全てに礼を言う心」に通じる実践で身も心も生まれ変われる奇跡の力を私たち人間の誰もが授かっていると信じている。 ( Update:2018/11/30)
お礼と願い込めて炊飯【金光新聞】
お礼と願い込めて炊飯【金光新聞】
 昨年の敬老会の朝のことです。私(44)が奉仕する教会では教会行事のたびに婦人会でお弁当を手作りすることになっていて炊飯は私の受け持ちでした。おにぎり弁当用の3升のお米を前夜のうちにといでおき( Update:2018/11/14)
見えないものを大事に【金光新聞】
見えないものを大事に【金光新聞】
 昨年の春私(28)は職場での仕事や人間関係に行き詰まり4年間勤めていた会社を辞め転職しました。収入もだいぶ少なくなったため安いアパートへの引っ越しを考えていたのですが( Update:2018/11/13)
息子が精一杯生きた証【金光新聞】
息子が精一杯生きた証【金光新聞】
 今から49年前に私が4人目の子を出産した直後分娩(ぶんべん)室には緊迫した医師の声が響き渡りました。産声を上げず息子の体が見る見る硬直していったからです。懸命な処置で( Update:2018/11/08)
石仏通し世界平和祈る【金光新聞】
石仏通し世界平和祈る【金光新聞】
 私(57)の奉仕する教会では入り口の道路に面した所に高さ60㎝重さ約15㎏ある一基の石仏を祭っています。日々朝夕の2回線香とろうそくを供え月例祭と大祭時には神饌物もお供えさせて頂いています。  この石仏との出合いは( Update:2018/10/30)
手術できるのもおかげ【金光新聞】
手術できるのもおかげ【金光新聞】
 賢三さん(68)は毎朝仕事へ出る前に必ず教会に参拝しています。  賢三さんの奥さんも普段から仕事の合間に時間を見つけては教会に参拝します。また近所に嫁いだ2人の娘さんにも教会参拝を勧め( Update:2018/10/26)
悲嘆の中で知った親心【金光新聞】
悲嘆の中で知った親心【金光新聞】
 私(63) の父は 先の戦争時部隊を率いて過酷な戦場を生き抜きました。味方を守るためには敵を殺すしかなく父自身も紙一重で死を免れたことが50回はあると言っていました。  敗戦後( Update:2018/10/25)
すべての人が神の氏子【金光新聞】
すべての人が神の氏子【金光新聞】
 物心ついたころから祖母に連れられて教会参拝していた私は小学生になると教会のフォーゲルに入隊しました。金光教フォーゲル隊とは教祖様のみ教えをもとにつくられた四つのフォーゲルモットーに従って( Update:2018/10/10)
子どもの成長を願って【金光新聞】
子どもの成長を願って【金光新聞】
 30年ほど前のことです。中学1年生の夏休みを迎えようとしていた私に「金光教の少年少女会キャンプに参加してみないか」父はそう尋ねました。私は少年少女会活動のことを知りませんでしたが( Update:2018/10/04)
神様にお礼言われる番【金光新聞】
神様にお礼言われる番【金光新聞】
 昨年の七夕のことです。私(45)はある信徒が亡くなって一年のお祭りをその方のお宅で仕えました。祭典後に行われた故人をしのぶ席では思い出話に花が咲き予想以上にお酒を頂き過ぎてしまいました。ひどく酔っぱらった状態で教会に帰り( Update:2018/09/28)
ご神米をよりどころに【金光新聞】
ご神米をよりどころに【金光新聞】
 11年前の夏のある日私(34)が長男を幼稚園へ迎えに行きいつものようにママ友の輪に加わったところ知子さんが深刻な表情で時折涙ぐみながら何か話していました。  詳しく聞いてみると( Update:2018/09/25)
代わりに手を合わせて【金光新聞】
代わりに手を合わせて【金光新聞】
 和広さん(59)は口数の少ない昔かたぎの職人さんです。生まれついての生真面目さも相まって何事も神様にお願いしながら実意丁寧な信心を進め仕事の上でも生活の上でも次々とおかげを頂いてきました。和広さんは( Update:2018/09/07)
「地域と関わり一人を楽しむ」【金光新聞】
「地域と関わり一人を楽しむ」【金光新聞】
 厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると2017年の一人暮らしの高齢者数は推計627万人で10年前の約1・5倍となった。長寿命化が進みいわゆる「おひとりさま」の高齢者が増え続けているが( Update:2018/08/20)
神様に付き添われ手術【金光新聞】
神様に付き添われ手術【金光新聞】
 今から22年前私が2人目の子どもを授かった時のことです。  その時の私は1人目の子どもがまだ幼く家事や育児が忙しかったことと2度目の妊娠ということへの安心感もあって( Update:2018/08/16)
神様との縁を結び直す【金光新聞】
神様との縁を結び直す【金光新聞】
 数年ぶりに街で偶然出会った同級生の一郎さん(49)は表情が暗く人相が変わるほどやつれていました。話を聞くと親の跡を継いだ工務店の経営が悪化し家族にいろいろと問題を抱え( Update:2018/08/15)
違いを認めて助け合う【金光新聞】
違いを認めて助け合う【金光新聞】
 私(66)には2人の息子がいます。それぞれ結婚して子どもを授かり現在は2人とも私の家の近くに住んでいます。  長男のお嫁さんの綾さんは明るくていつも元気。常に周りにも気配りができ( Update:2018/08/14)
8歳の娘とついた鏡餅【金光新聞】
8歳の娘とついた鏡餅【金光新聞】
娘の結愛(ゆめ/8歳)はおばあちゃんが大好き。神様にお供えするお鏡餅をつく時もいつも義母にくっついてあれこれお手伝いをします。  昨年末義母に代わって 私(45歳)が初めて餅つきをすることになりました。わが家には餅つき機があるので( Update:2018/08/13)
お役に立つ体をつくる【金光新聞】
お役に立つ体をつくる【金光新聞】
 私(63)が初めて献血をしたのは 大学1年生の秋でした。  当時友人の父親が緊急手術を行うことになり輸血が必要になったためでした。以来友人に誘われて何度か献血をしたことがありましたが( Update:2018/08/09)
神様から賜わった入院【金光新聞】
神様から賜わった入院【金光新聞】
 2年前私(55)は生まれて初めて入院を経験しました。数週間おなかの痛みが続きいよいよ痛みで一睡もできなくなったので病院で診察を受けると精密検査のためしばらく入院することになったのです。  私は奉仕している教会の霊大祭を控えていたため( Update:2018/07/31)
親の願いが子の願いに【金光新聞】
親の願いが子の願いに【金光新聞】
 一人息子の翔平(21)が小学校に入学して間もないころから食事中の雑談などで何度か伝えた言葉があります。それは「翔平が大きくなったら世のため人のためにお役に立ってほしい」という( Update:2018/07/30)
親の背を見て子は育つ【金光新聞】
親の背を見て子は育つ【金光新聞】
 家ではどこでもプープーおならをしてしまう私 (45)。いつしか中学3年生の長男が私みたいにおならをするようになり中学1年生の長女からは「親の背を見て子は育つ。親が変な背中を見せるから!」と( Update:2018/07/25)
神様に治してもらおう【金光新聞】
神様に治してもらおう【金光新聞】
 息子の浩太は中学1年生。念願の野球部に入部し毎日練習に励んでいます。しかし入部してすぐに肘を痛めやっと治ったと思ったのもつかの間今度は足首を捻挫してしまいました。  病院の先生から( Update:2018/07/17)
同じ苦しみ持つ人々を祈る【金光新聞】
同じ苦しみ持つ人々を祈る【金光新聞】
 自分が苦しい経験をすることで同じように苦しむ人の心が分かりその人たちの助かりを願う神心が生まれてくることがある。それはこの私にその人たちが助かるために祈り抜いてほしいという( Update:2018/07/05)
「教えの親」のミタマを思う【金光新聞】
「教えの親」のミタマを思う【金光新聞】
 墓の継承問題について先行きの不安を口にする相談相手の話をよくよく伺うと基本的に自縄自縛へ陥っているようにもみえる。「家亡き時代」とすら呼ばれる現在そのような状態では自分自身で不安をあおることにならざるを得ない。まずは手始めに「代々( よよ) の祖( おや)」のイメージを解きほぐしたい。 ( Update:2018/06/05)
私を支える祖父の存在【金光新聞】
私を支える祖父の存在【金光新聞】
 私(春子/52)が中学生の時のことです。何げなくテレビのスイッチを入れるとある女優さんが話しているのが聞こえてきました。  「命あるものは皆死んだ後生まれ変わることができるでしょ」 ( Update:2018/06/04)
【なんきゅう支援隊】震災復興願い竹とうろう
【なんきゅう支援隊】震災復興願い竹とうろう
 仮設団地での移動図書館の運営など平成28年熊本地震の復興支援活動を行っている「なんきゅう支援隊」は地震発生から2年を迎えた4月1416日木山仮設団地(熊本県上益城郡益城町)で( Update:2018/05/28)
本当の立ち行きを願う【金光新聞】
本当の立ち行きを願う【金光新聞】
 ミュージシャンに憧れていた私(58)は20歳の時に両親の反対を押し切り上京しました。その夢は破れましたが私は東京で妻と結婚し清掃会社に就職して充実した日々を過ごしていました。  しかし( Update:2018/05/18)
子どもたちの幸せ願う【金光新聞】
子どもたちの幸せ願う【金光新聞】
 私(45)は持病があり幼いころからたびたび発作を起こしていました。  両親は毎日教会に参拝して私の立ち行きを祈ってくれました。いつも発作が起こった時は母がそばに付いて( Update:2018/05/17)
人と出会い開ける世界【金光新聞】
人と出会い開ける世界【金光新聞】
 私(49)は16年前仕事で米国のハワイへ赴任したことがあります。語学力がなかったので多少の不安はありましたがいざハワイで生活してみると町にはいろいろな国の人々があふれ( Update:2018/05/07)
人の立ち行き願う稽古【金光新聞】
人の立ち行き願う稽古【金光新聞】
 私(51)が小学4年生ごろのことです。金光教の教会長のご用をしていた父が月例祭で教話した内容に とても感銘を受けたことがあります。それは 「三代金光様(*)は本部広前のお結界で( Update:2018/05/06)
神様にお礼申すのが先【金光新聞】
神様にお礼申すのが先【金光新聞】
 「さあ明日は成人式。着物を着るぞ! 成人式の後で教会へお参りして夜には会社の仲間と一緒にスキーに出発!」  明日からの楽しいことを想像して 広美さん(20)は仕事中からうきうきです。ところが( Update:2018/05/05)
先生の祈りの中で受験【金光新聞】
先生の祈りの中で受験【金光新聞】
 40年以上前のことです。当時 高校3年生だった私は哲学を専門的に学べる私立大学への進学を目指して夏休みには全く日焼けしないくらい勉強に打ち込み試験直前の冬休みも猛勉強しました。  受験勉強には( Update:2018/05/04)
我(が)を砕き神願に生きる【金光新聞】
我(が)を砕き神願に生きる【金光新聞】
 平成7年1月17日早朝私(37)は奉仕する教会で阪神淡路大震災の激震に襲われました。  幸い私も含め家族にけが人はなく皆無事でした。そして木造建ての教会は倒壊は免れたものの( Update:2018/05/03)
息子から学んだ優しさ【金光新聞】
息子から学んだ優しさ【金光新聞】
 私(52)は今から16年前当時5歳だった息子からとても大切なことを学びました。その時のことを今でも昨日のことのように鮮明に覚えています。  幼稚園に通っていた息子を迎えに行った帰り道でのことです。その日は近くの公園に立ち寄り( Update:2018/05/02)
長生きしたプレゼント【金光新聞】
長生きしたプレゼント【金光新聞】
 私の奉仕する教会に参拝していた小林タマノさんが亡くなって10年がたちます。享年106歳でした。私はタマノさんの生き方を通じて教えてもらったことがあります。  タマノさんが入信したのは50歳の時です。教会の近所に住まいがあり( Update:2018/04/30)
耕すことから始めよう【金光新聞】
耕すことから始めよう【金光新聞】
 信奉者家庭に生まれ育った私(58)は23歳で仕事を辞めて金光教教師となりお参りしていた教会に内弟子として入りました。  その4年後に師匠から老齢の教会長が単身でご用している教会を後継してほしい( Update:2018/04/29)
亡き師匠が一緒にご用【金光新聞】
亡き師匠が一緒にご用【金光新聞】
 私(62)は昭和54年師匠から頂いた「先祖の助かりと同時に氏子の助かりと幸福をご神願としていきなさい」「『死んだと思うて欲を放して』と教祖様はご神命を頂いたが死んだ気持ちでなく( Update:2018/04/28)
本教の祈りの在り方求めて【金光新聞】
本教の祈りの在り方求めて【金光新聞】
 「祈り」の効用を科学的に実証する試みがある中医療現場でも祈りが治療方途の一つとして用いられ始めたという。祈りの素晴らしさが明らかになってくる一方で私たち金光教信奉者の祈りの在り方も問われているように思う。 ( Update:2018/04/24)
これが広前のお徳か!【金光新聞】
これが広前のお徳か!【金光新聞】
 私(49)が奉仕する教会に洋子さん(74)がおぼつかない足取りで 息子の健太さん(43)に手を引かれて参拝しました。  2週間前に重度の熱中症にかかり 食欲もなくほぼ寝たきりの状態だったそうです。さらに( Update:2018/04/22)
神様から必要な分だけ【金光新聞】
神様から必要な分だけ【金光新聞】
 第1子である長男の出産を終え病院に入院していた時のことです。  授乳時間になるとお母さんたちが病室から新生児室にわが子を迎えに行き授乳室で母乳を与えます。そして( Update:2018/03/28)
金光教さんは他と違う【金光新聞】
金光教さんは他と違う【金光新聞】
 5年前の平成23年3月11日(金光新聞掲載当時)。私(58)は東日本大震災の惨状をテレビで目の当たりにした途端16年前のことが思い出されそれより先はテレビを見られませんでした。  阪神淡路大震災で全壊被害を受けた私は( Update:2018/03/20)
病を押してご本部参拝【金光新聞】
病を押してご本部参拝【金光新聞】
 私(55)が7歳の時金光教の教会長だった父が病気で亡くなりその後母がそのご用を引き継ぎました。  母は私を出産する際重い結核を患っており医師からはこのままだと母子共に命が危険だと告げられたそうです。しかし( Update:2018/03/13)
祈りでつくる小さな居場所【金光新聞】
祈りでつくる小さな居場所【金光新聞】
 私は3年前から高校内に設けられた「居場所カフェ」でスタッフをしている。  今日本の子どもの7人に1人は貧困の状態にあるといわれる。現代の貧困は見えにくいといわれるが( Update:2018/03/05)
信心という母の“財産”【金光新聞】
信心という母の“財産”【金光新聞】
 私は昭和3年に5人きょうだいの末っ子として生まれました。両親が金光教にご縁を頂き熱心に信心をしていました。  当時両親は自営の商売がうまくいかず困窮していたのですが( Update:2018/02/26)
問題を認知して救いの手を【金光新聞】
問題を認知して救いの手を【金光新聞】
 配偶者や恋人など親密な関係にあるまたは過去に親密であった者から振るわれる暴力いわゆるドメスティック・バイオレンス(DV)という言葉が知られるようになって久しい。DVや虐待のない家庭を築く上で重要なのは( Update:2018/02/05)
みたま様がお礼の参拝【金光新聞】
みたま様がお礼の参拝【金光新聞】
 「妻が亡くなりました。これを機に金光教に改式させて頂き葬儀をお願いしたいのですが」夜中に正文さん(75)からの電話を受けた私(42)は 一瞬頭が真っ白になりました。妻のマリ子さん(71)は闘病中だったとはいえ( Update:2018/01/29)
痛み抱える人の「伴走者」に【金光新聞】
痛み抱える人の「伴走者」に【金光新聞】
 私は医師で宗教者という立場で緩和ケア医療の現場に関わらせてもらっている。さまざまな苦痛を抱える患者さんに寄り添う〝伴走者〟として「そこにいる」ことの大切さを日々実感している。 ( Update:2018/01/24)
父の思い叶える講演会【金光新聞】
父の思い叶える講演会【金光新聞】
 私は約35年前に父の生まれ故郷に布教し教会を開きました。そしてその5年後それまで長年生まれ故郷を離れて暮らしていた父も帰郷し私たち家族と同居することになりました。  数十年ぶりに故郷に戻ることになった父には二つの願いがありました。一つは故郷で布教する私の支えになりたいということ( Update:2018/01/18)
心を込めて父に手料理【金光新聞】
心を込めて父に手料理【金光新聞】
 いつも私(38)に対して厳しかった父親と反りが合わず私は20歳の時に家を飛び出し上京して土木関係の仕事に就きました。  しかしそれから1年もたたないうちに右脚の股関節に強い痛みを感じ( Update:2017/12/29)
さっきは僕が悪かった【金光新聞】
さっきは僕が悪かった【金光新聞】
 今年の7月10日で私(当時30)が結婚して28年になりました。結婚式ではある人から「夫婦学校入学おめでとう!」と祝辞を頂き「お互いが夫になって1年生妻になって1年生です。一年一年進級していきましょう。そのためには( Update:2017/12/28)
私を助ける霊(みたま)様の働き【金光新聞】
私を助ける霊(みたま)様の働き【金光新聞】
 金光教には亡くなった方の魂(=みたま様)を大切にする教えがたくさんありますが私(51)はその中の「魂は生き通しである」という教えをなかなか実感できずにいました。  金光教の教会長のご用をしていた私の父は( Update:2017/12/27)
胸の内は全てお結界へ【金光新聞】
胸の内は全てお結界へ【金光新聞】
 私(82)は教会への参拝が日々の一番の楽しみです。  毎朝自宅から200メートルほどの距離をつえを突きながら約15分かけて参拝します。教会に着くとまず無事到着できたことを神様にお礼を申し上げて( Update:2017/12/26)
介護通し成長した信心【金光新聞】
介護通し成長した信心【金光新聞】
 私(70)の母(98)は緑内障を患うようになって両目がほとんど見えなくなってしまいました。そんな母の目に再び光をと願い私は教会へ毎日お参りするようになりました。  これまで母は( Update:2017/12/23)
真のお供え、真の信心【金光新聞】
真のお供え、真の信心【金光新聞】
 50年近くも前のことになります。  私が生まれ育った教会には加藤富士子さんという40代後半の信者さんがおられました。富士子さんの家は農村地帯にあった教会からさらに10㎞ほど北の山間部にありました。 ( Update:2017/12/09)
改めて「人を大切に」の実践【金光新聞】
改めて「人を大切に」の実践【金光新聞】
 教祖様は「和賀(わが)心」をやわらぎ喜び合う心だと教え示してくださっている。立教160年に向けて自分が思い描いている和賀心が教祖様が願われた真の意味での和賀心と同じなのかを見詰め直すご時節を頂いていきたいと願っている。 ( Update:2017/12/04)
神様と共に助かりたい【金光新聞】
神様と共に助かりたい【金光新聞】
 15年ほど前のこと私(48)の足の裏にイボができたことがあります。当時アメリカのハワイへの転勤が決まったばかりで忙しく治療は後回しにしていました。  その後妻とハワイに渡り( Update:2017/11/24)
金光教を地域に広める【金光新聞】
金光教を地域に広める【金光新聞】
 私(36)が結婚を機に九州のある離島の教会にご縁を頂いて10年がたちました。  夫(44)は私と結婚する約10年前からこの地で新規に布教を始め以来一心不乱にご用に当たってきました。ですが私が教会に入らせて頂いた当初( Update:2017/11/08)
心配する心で信心せよ【金光新聞】
心配する心で信心せよ【金光新聞】
 4年前に定年退職した私(64) は独身で年金暮らしをしていることもあって先々の経済的なことが心配になり駅前の駐輪場管理の仕事に就きました。さらに住居についても今のマンションより賃料の安い公営アパートに移りたいと思い( Update:2017/10/30)
お取次頂きながら成長【金光新聞】
お取次頂きながら成長【金光新聞】
 私(59歳) には33歳になる長男と27歳になる長女がいます。子どもたちは幼いころから私と一緒に教会に参拝し事有るごとにお取次を頂きながら今日までお育て頂いてきました。  特に長男は( Update:2017/10/27)
父を許す神心におかげ【金光新聞】
父を許す神心におかげ【金光新聞】
 今から35年前のある日私(当時23)が仕事から帰宅すると弟が突然「お父ちゃんとお母ちゃんが離婚するみたい」と言うのです。  事情を聞くと父がサラ金に多額の借金があることが発覚したとのこと。当時( Update:2017/10/26)
人生最後の玉串奉てん【金光新聞】
人生最後の玉串奉てん【金光新聞】
 一般家庭から教会に嫁いだ私(52)ですが実家の父の3年祭に参拝するため帰省しました。祭典前日にお供え物などの準備を進め父の遺影を拭いている時のことです。ある日のことが頭の中に浮かんできました。  それは( Update:2017/10/24)
本気で願えば心配ない【金光新聞】
本気で願えば心配ない【金光新聞】
 私(34)は幼いころから母と2歳年上の姉と一緒に教会に参拝していました。母は教会の先生のお取次を素直にそのまま受け止め熱心に信心に取り組んでいました。その姿を通して子どもながらに( Update:2017/10/19)
ありがたいがいっぱい【金光新聞】
ありがたいがいっぱい【金光新聞】
 現在息子(25)は一人暮らしをしています。一人暮らしを始める時私は彼が子どものころに使っていた大きな音が鳴る目覚まし時計を持たせました。  息子は3歳の時滲出(しんしゅつ)性中耳炎により両耳が聞こえにくくなっていると診断されました。医師の言葉を聞いた瞬間( Update:2017/09/26)
実在し続ける助かりの"場"【金光新聞】
実在し続ける助かりの"場"【金光新聞】
 現代社会はインターネットの普及や交通機関の発達により人をはじめモノ資本情報などがグローバルに時空を飛び越えて移動する世界を実現した。そういう時代にあって金光教の教祖が神様と出会った「場所」として( Update:2017/09/19)
長男が示した信心の道【金光新聞】
長男が示した信心の道【金光新聞】
 今から55年前私(79)は職場で出会った男性と結婚しました。夫は信心気のない人で私が母の代からの信心を受け継いで続けていることを快く思っていませんでした。私はそのことを教会でお取次を頂くと( Update:2017/09/13)
どんな時も夫婦一緒で【金光新聞】
どんな時も夫婦一緒で【金光新聞】
 夫婦でお道の信心を熱心にしていた日田ミナエさんは昨年4月24日に86歳で帰幽しました。  いつも笑顔のミナエさんは夫の隆さん(81)に寄り添いどこに行くにも夫婦一緒でどんな事が起きても弱音を吐かない人でした。ミナエさんは隆さんと共に外出することで( Update:2017/09/07)
お礼の心で夫婦円満に【金光新聞】
お礼の心で夫婦円満に【金光新聞】
 あることがきっかけで私 (56) が教会にお参りしなくなって2カ月ほどたったころ教会の先生から電話がかかってきました。私が突然教会に参拝しなくなったことを心配しての電話でした。  「どうしたの?」と尋ねる先生の声を聞いた途端( Update:2017/08/30)
平和を創るために行動する【金光新聞】
平和を創るために行動する【金光新聞】
 広島市中区の住宅街に小さな資料館「シュモーハウス」がある。広島に住む人にすらまだあまり知られていない施設だがそこには原爆によって破壊された広島の復興を陰で支えた( Update:2017/08/11)
食物はみな人の命のために【金光新聞】
食物はみな人の命のために【金光新聞】
 今日まだ食べられる食物が「食品ロス」として大量に廃棄される一方で貧困により人知れず餓死したり自殺する人が増え続けている。食物のありがたさを考えるとともに子ども食堂やフードバンクの取り組みを例に( Update:2017/07/24)
不満転じてわびる心に【金光新聞】
不満転じてわびる心に【金光新聞】
 私(65)は高校卒業後に上京して建築会社に就職し定年まで無事に勤めさせて頂くことができました。  信心熱心だった両親は私に教会へ参拝するようにといつも言っていましたが( Update:2017/07/14)
不安の中での異国生活【金光新聞】
不安の中での異国生活【金光新聞】
 皆さんは神様の声を聞いたことがありますか?  そもそも、私(48)は、神様の声なんて聞こえるわけがないと思っていました。あの日のあの 「事件」に出合うまでは…。 ( Update:2017/07/05)
戦没者の立ちゆき祈る【金光新聞】
戦没者の立ちゆき祈る【金光新聞】
 私が奉仕する教会近くの公園に「殉国之塔」(広島県呉市)という慰霊碑があります。太平洋戦争末期米軍による日本海軍の呉の軍需工場への空襲で亡くなった476人の追悼と( Update:2017/06/07)
金光教を名乗れる喜び【金光新聞】
金光教を名乗れる喜び【金光新聞】
 私は昭和54年に新規布教を始めました。布教当初は地域の方々から受け入れてもらえず道行く人にあいさつをしても返事すらしてもらえないような日々が続きました。しかし一心にご用させて頂く中で( Update:2017/05/26)
駐車場も神様のお土地【金光新聞】
駐車場も神様のお土地【金光新聞】
 私(51)がご用している教会の裏山には墓地があり日頃からお墓参りをされている人の姿をよく見掛けます。特にお盆やお彼岸には家族連れで多くの方が参拝されます。  去年の夏のことです。その裏山が台風の直撃を受け( Update:2017/05/19)
一粒の種、 世界の人の心に【金光新聞】
一粒の種、 世界の人の心に【金光新聞】
 インターネットをはじめ情報伝達手段の高度化多様化が進み「誰かに何かを伝える」ことが容易にできるようになった現代。だからこそ「伝える」上での大切な点を私と祖父の事例から考えたい。 ( Update:2017/05/11)
入れてもらえる高校へ【金光新聞】
入れてもらえる高校へ【金光新聞】
 私(62)には3人の子どもがいます。それぞれの子どもの進学について考える時期になるとそのたびに教会へお参りしお取次を頂くことを心掛けてきました。  そのようにさせて頂くことで( Update:2017/05/08)
お金よりもいいものが【金光新聞】
お金よりもいいものが【金光新聞】
 今から5年ほど前私の奉仕している教会に突然50歳くらいの見知らぬ男性が訪ねてきました。玄関先で用件を尋ねるとこざっぱりした身なりのその男性は次のような身の上話を始めました。  小学校低学年の時( Update:2017/05/07)
神様とつながる安心感【金光新聞】
神様とつながる安心感【金光新聞】
 今から35年前私(61)は単身で父の生家がある九州の離島へ新規布教に出ました。その際親先生(信心の師匠)からは「あなたの先祖の助かり地域総氏子の助かりと幸福をご神願として行きなさい」というみ教えを頂きました。  布教当初は( Update:2017/05/06)
信心は夫婦がそろって【金光新聞】
信心は夫婦がそろって【金光新聞】
 今年の7月息子(55)が自宅を新築することになり地鎮祭を仕えてもらいました。そのお祭りに参拝しながら私(78)は50年前を思い出していました。それは私がこのお道にご縁を頂いたころのことです。  教会参拝のきっかけは( Update:2017/05/05)
人の助かりを願うプロ【金光新聞】
人の助かりを願うプロ【金光新聞】
 今から15年ほど前航空業界では格安航空会社の参入で競争が激化し各社は存続を懸けて付加価値を競い合いました。  当時私が勤務していた会社では急病人への客室乗務員の対応技能の向上を付加価値の一つとし( Update:2017/05/03)
お取次頂き感謝の生活【金光新聞】
お取次頂き感謝の生活【金光新聞】
 子どものころから食べ物や身の回りにある物を粗末にしてはいけないと祖母や母に言われてきた私(56)は「もったいない」が口癖となっていました。  そんな私が金光教の信心をしている家庭に嫁ぎ( Update:2017/05/02)
生かされて生きている【金光新聞】
生かされて生きている【金光新聞】
 私が29歳の時の話です。商社勤めをしていた私は社会的な成功を夢見て頑張っていました。  しかし次第に会社の方針になじめなくなり退職しました。その後幾つか職を変わった後( Update:2017/04/30)
父の死に神様のお働き【金光新聞】
父の死に神様のお働き【金光新聞】
 14年前私は仕事の関係で東北のある町に家族で移り住みました。この町は私たち夫婦が生まれ育った九州から遠く離れていて当初は右も左も分からず身内も知り合いもいませんでした。  当時を振り返ると( Update:2017/04/29)
生き生きとした信仰の世界【金光新聞】
生き生きとした信仰の世界【金光新聞】
 時に人間は身の回りの常識や思考の枠組みに縛られてその中でしか物事を考えられない状態に陥ったり正しさを追求するあまり逆に不安を抱え込んだりもする。それは信仰の世界でも同様であろう。既存の教団や教会の枠組みから( Update:2017/04/25)
宗教を“魂のシェルター”に【金光新聞】
宗教を“魂のシェルター”に【金光新聞】
 近年家族の絆や地域社会のつながりが希薄となる一方で非正規雇用の拡大など労働者の利益よりも企業の利益を優先する傾向が強まるにつれ貧困が社会問題になってきた。こんにちの貧困・無縁社会を生きる人々の難儀を見詰め( Update:2017/03/07)
人を祈り通す覚悟と自覚へ
人を祈り通す覚悟と自覚へ
 「此方(このかた)は人が助かりさえすればそれでよい」 教祖様のこのご理解には教祖様ご自身の真一心に祈り続けたご覚悟と今に生きる私たちにその覚悟を促す思いが満ちあふれている。教誨(きょうかい)師のご用を通して教えられた。 ( Update:2017/02/07)
神様の力添え頂きご用【金光新聞】
神様の力添え頂きご用【金光新聞】
 10数年前のことです。父と2人で教会でのご用に当たっていた母(84)の大腸にがんが見つかり手術を受けることになりました。がんは取り除きにくい場所にあるので難しい手術になるだろうと( Update:2017/01/26)
神計らいの中での出産【金光新聞】
神計らいの中での出産【金光新聞】
 「神量(かんはか)らいは奇(くす)しくて人の思いぞ及ばざる」。これは金光教の拝詞の一節です。教会でご用する私の日々の営みもまた神様のお計らいの中でおかげを頂き続けています。  昨年の3月末( Update:2017/01/19)
人としての活き方取り戻す【金光新聞】
人としての活き方取り戻す【金光新聞】
 リハビリテーションについて機能回復訓練や病気予防であるという捉え方をする人が多いようだ。しかし超高齢社会を迎えた今日 「人としての活き方」 を取り戻すというリハビリテーションの本来的な意味を考える時期を迎えていると感じる。 ( Update:2017/01/17)
今度はあなたが祈る番【金光新聞】
今度はあなたが祈る番【金光新聞】
 最近ある方のご葬儀を仕えさせて頂きました。その方は小林庄吉さん(90)といい「その時が来たら金光教式で葬儀をしてほしい」と家族に伝えていました。庄吉さんの自宅は教会から車で1時間ほどの山間部にあり( Update:2016/12/29)
母の徳がおかげの基に【金光新聞】
母の徳がおかげの基に【金光新聞】
 私(85)はこの年になってようやくこれまでのおかげの数々に思いが至るとともに私の立ち行きを願い続けてくれた亡き母の信心の徳に感謝しています。  8人兄弟の次男として生まれた私は( Update:2016/12/28)
怒りは神様にぶつけて【金光新聞】
怒りは神様にぶつけて【金光新聞】
 5年ほど前のことです。夫が誰かと携帯電話でこそこそ話すことが多くなりました。私(38)が不審に思って問い詰めたところ浮気していることが分かったのです。  まさか夫がそんなことをするとは夢にも思わず( Update:2016/12/27)
神様から頂いた16日間【金光新聞】
神様から頂いた16日間【金光新聞】
 6年前5月のある早朝のこと私が在籍する教会の近所に住む信者さんから「教会長の恵子先生(98)が何回も嘔吐 (おうと)して苦しそうなのですぐ来てほしい」と私に電話がかかってきました。  先生は( Update:2016/12/26)
けなげな信心に導かれ【金光新聞】
けなげな信心に導かれ【金光新聞】
 私(48)が真道君に初めて会ったのは今から6年前現在ご用する教会に私が嫁いで間もないころのことでした。  当時小学1年生だった真道君は私の膝にちょこんと座りその人懐こく( Update:2016/12/16)
よい親にならせて頂く【金光新聞】
よい親にならせて頂く【金光新聞】
 私(50)は子どものころ事有るごとに父に金光教本部(岡山県浅口市金光町)へお参りに連れていってもらっていました。  お結界には四代金光様がおられていつもにこやかに子どもの私にも分かるようにお話しくださいました。「ここにお参りに来るにも靴のお世話になってきたろう。乗り物にも乗せてもらったろう。道があったからこそ( Update:2016/12/09)
参拝はおかげ頂く近道【金光新聞】
参拝はおかげ頂く近道【金光新聞】
 私(77)が自ら進んで初めて金光教の教会に参拝したのは昭和46年2月のことでした。当時夫と9歳8歳4歳の息子たちの5人で暮らしていました。ところが夫は給料を家庭に入れず( Update:2016/11/30)
「神様のお役に立つ」土台に【金光新聞】
「神様のお役に立つ」土台に【金光新聞】
 誰もが一度は「こういう人間になりたい」と将来の自分の姿を思い浮かべたことがあるのではないだろうか。 とはいえそうした個々が抱く理想像はグローバル化が進む現代の中で徐々に変化していくようにも思う。真の意味での求められる人間像とはどんなものなのだろう。 ( Update:2016/11/25)
願い合いで伝わる信心【金光新聞】
願い合いで伝わる信心【金光新聞】
 私が奉仕する教会に足しげく参拝し熱心に信心を進める幸子さん(75)は若いころ生まれたばかりのわが子の激しい夜泣きがきっかけで知人に導かれて参拝を始めました。その時( Update:2016/11/24)
神に任せて時節を待つ【金光新聞】
神に任せて時節を待つ【金光新聞】
 今から10年ほど前の7月当時高校3年生だった私の息子がその前年の年末にバイクで集団暴走を行ったとして警察から呼び出されました。  高校生活最後となる3年生の春を迎えて( Update:2016/11/11)
難儀の中に信心お育て【金光新聞】
難儀の中に信心お育て【金光新聞】
 「教会へお参りしてくれるか」。義父からそう言われて「ああうれしい」と思ったことを私は今もはっきりと覚えています。それは30年ほど前のことです。  この家に嫁いでくるまで( Update:2016/11/02)
人の喜びを生きる力に【金光新聞】
人の喜びを生きる力に【金光新聞】
 昭和55年私は父の生まれ故郷に布教しました。  父は中学を卒業すると故郷を離れ人生の大半を他県で送りました。私がこの地に布教して15年がたった平成4年母が亡くなったのを機に( Update:2016/10/25)
思いやり人とつながる【金光新聞】
思いやり人とつながる【金光新聞】
 私(48)の奉仕する教会がある地域は駅や商業地域と近くポイ捨てされたごみが多くありました。そんな折地区の自治会長がごみ拾いをしている姿を見掛け私もさせてもらおうとごみ拾いを始めました。  清掃活動を通して地域の人たちとのつながりができていく中で( Update:2016/10/21)
神様とみたま様が準備【金光新聞】
神様とみたま様が準備【金光新聞】
 昭和29年、父は布教を始めました。 布教当初は3畳ほどのご神前でしたが、その後増改築を重ね、昭和48年に現在地に移転新築し、今日に至っています。 ( Update:2016/10/20)
現代人の心に勇気と希望を【金光新聞】
現代人の心に勇気と希望を【金光新聞】
 通信手段の急速な発達に伴い、私たちは手軽に、素早く情報を得ることができている。ラジオ放送をはじめ、本教の情報発信において大切にしたい点を考えたい。 ( Update:2016/10/07)
神様の大きな懐の中で【金光新聞】
神様の大きな懐の中で【金光新聞】
 私は日頃から「神様のご用にお使い頂ける私にならせてください。ご用にお使いください」と願っています。とはいえ実際には自分の都合や心配ばかりが先に出てしまいます。  以前( Update:2016/09/26)
神様が困らないお願い【金光新聞】
神様が困らないお願い【金光新聞】
 今年も地域の少年野球チームが私の奉仕する教会に年頭の参拝に来てくれました。私の息子がチームに入ったのをきっかけに始まり今年で7回目になります。  地元の氏神神社への初詣の後( Update:2016/09/13)
入院は手元見直す時節【金光新聞】
入院は手元見直す時節【金光新聞】
 8年前から介護施設の職員として働いている京子さん(36)は ある時 腰を痛めてしまい通院治療をすることになりました。  もともと貧血気味なこともあってか痛みがひどい時には起き上がるのもつらく( Update:2016/09/07)
毎日の一つ一つが特別【金光新聞】
毎日の一つ一つが特別【金光新聞】
 私には3人の子どもがいます。これまで子どもたちの受験のたびに私自身もまた神様からの試験を受けてきたように思います。  6年前のこと大学入試センター試験を数日後に控えた長男が( Update:2016/08/30)
自他共に救われる「ケア」を【金光新聞】
自他共に救われる「ケア」を【金光新聞】
 「臨床宗教師」という言葉を聞いたことがあるだろうか。制度としてスタートしたのが2012年なのでまだ知名度は低いがマスコミをはじめ多様な観点から注目を集めている。その理由の一つが( Update:2016/08/23)
神様からの大きな宿題【金光新聞】
神様からの大きな宿題【金光新聞】
 おととしの秋分の日私は教会で毎年お仕えしている秋季霊祭のお供え物の準備をしていました。やがて生花の盛り籠をご霊前にお供えするだけになりました。  「これでおしまい」という油断があったのでしょう。籠を運んでいる時に( Update:2016/08/20)
水の尊さ知った18日間【金光新聞】
水の尊さ知った18日間【金光新聞】
 私は東日本大震災であの大津波に遭いました。震災の日以降さまざまな出来事に直面した中で今でも鮮明に覚えていることがあります。  それは震災から18日後それまで断たれていた水道が仮復旧したと聞き( Update:2016/07/28)
寄り添い生まれる信頼関係【金光新聞】
寄り添い生まれる信頼関係【金光新聞】
 東日本大震災から5年が過ぎた今も仮設住宅で暮らす人たちがいる。ご縁があり及ばずながらもそういう方々に支援を続けてきた経過を振り返る時神様が用意してくださった一つ一つの事柄に導かれ( Update:2016/07/25)
神様を杖に願う母の姿【金光新聞】
神様を杖に願う母の姿【金光新聞】
 私(58)の母は 女手一つで双子の娘を育てました。私と妹を育てるのには大変な苦労があったことと思いますが祖父の代から信心にご縁を頂いていた母はどんなことがあっても愚痴をこぼさず( Update:2016/07/21)
親の深い祈りに導かれ【金光新聞】
親の深い祈りに導かれ【金光新聞】
 私(61)は現在九州の離島で教会のご用に当たらせてもらっています。この地は父の生まれ故郷でありそこに教会を開くことになった成り行きに深いご神慮と祈りを感じずにはいられません。  父は中学を卒業すると( Update:2016/07/11)
日々平穏のありがたさ【金光新聞】
日々平穏のありがたさ【金光新聞】
 もうすぐ七夕です。私はこの季節になると思い出す出来事があります。  今から10年ほど前の七夕の前日のこと。3人の子どもたちがそれぞれ願い事を短冊に書いてササの葉につるしました。私は( Update:2016/06/06)
信心で臨んだ採用試験【金光新聞】
信心で臨んだ採用試験【金光新聞】
 私(48)は8年前に金光教教師にお取り立てを頂くまで航空会社の客室乗務員として18年間勤務した経験があります。  昨年知り合いの教会の先生から「うちの教会に客室乗務員を目指している女性(24)がいるので( Update:2016/05/25)
大地に座り神にすがる【金光新聞】
大地に座り神にすがる【金光新聞】
 数年前の11月のこと。私が奉仕する教会の布教80年の記念祭を1週間後に控えた日母が急性大動脈解離で突然倒れました。教会長の父をはじめ教会を挙げて準備に当たっていた最中のことでした。  母が搬送された病院の医師は( Update:2016/05/17)
心を改めるための試験【金光新聞】
心を改めるための試験【金光新聞】
 私(47)は今年の5月に 市が実施している健康診断を受けました。  その結果が6月末ごろに届いたので開封すると検査結果と共に茶色の封筒が入っていて「肺がんまたは結核の恐れあり( Update:2016/05/07)
互いが立ち行く道とは【金光新聞】
互いが立ち行く道とは【金光新聞】
 先日所用で路線バスに乗った時の出来事です。突然車内に携帯電話の呼び出し音が響き渡りました。  持ち主は老齢の女性で携帯電話の扱いに詳しくないのでしょう。何とか音を止めようとしていましたが( Update:2016/05/03)
実践重ね身に付く信心【金光新聞】
実践重ね身に付く信心【金光新聞】
昭和24年私はこの世に生を受けました。この年はまた父が教会布教を始めた年でもありました。  やがて私が中学生になると父は信徒の葬儀や地鎮祭宅祭などに私を連れていくようになりました。私は周りの友達が遊びに出掛ける姿を横目で見ながら( Update:2016/04/29)
「想定」不可能な存在と対話【金光新聞】
「想定」不可能な存在と対話【金光新聞】
 教祖様は「生きた神を信心せよ」と仰せられたが果たしてそれはどういう信心を指しているのだろうか。今こそ「神様におうかがいし」「神様のみ思いを聴く」という神人(かみひと)の縦軸を深める信仰実践が求められている。 ( Update:2016/04/26)
祈り程確かなものない【金光新聞】
祈り程確かなものない【金光新聞】
 今から3年前の春妻が第1子を妊娠しました。  私は子どもを授かったことを心から喜びました。その一方で「このままで大丈夫だろうか」と先々への不安が頭をもたげるようになりました。 ( Update:2016/03/31)
見聞きする全てをわが事に【金光新聞】
見聞きする全てをわが事に【金光新聞】
 本教では「生活即信心」「信心即生活」といわれる。この「生活」という言葉には自分の身の上に起きてくることのみならず生活の中で見聞きする全ての事柄が含まれていると思えるようになった。 ( Update:2016/03/25)
今に続く亡母の見守り【金光新聞】
今に続く亡母の見守り【金光新聞】
 今から56年前母は生後間もない私を残し27歳で他界しました。  金光教教師の父はとてもつらかったのでしょう。以来お酒を手放せなくなりました。私はそんな父が嫌で高校を卒業したら教会を出て働くと心に決めていました。やがて( Update:2016/03/15)
社会との接点に再生のカギ【金光新聞】
社会との接点に再生のカギ【金光新聞】
 近年「直葬」のように宗教者が介在しない葬儀が増加しているといわれる。宗教の捉えられ方が変化してきている現代社会にあって宗教者が果たすべき役割をより明確にしていく必要があるといえよう。 ( Update:2016/02/24)
祈りに導かれ人を祈る【金光新聞】
祈りに導かれ人を祈る【金光新聞】
 これまで病気とは縁のなかった私(66)でしたが肺がんと乳がんを同時に発病しました。  がんの手術を無事に終え現在は通院して抗がん剤治療を受けています。その帰りには( Update:2016/02/18)
母を通し信心のお育て【金光新聞】
母を通し信心のお育て【金光新聞】
 昭和60年私が奉仕する教会では教会設立70年の記念大祭を仕えさせて頂きました。  教会長だった義父は大変な力の入れようで私の実家の母も大祭前夜から教会に来てくれて準備や後片付けを手伝ってくれました。 ( Update:2016/01/28)
放送そのものが取次の働き【金光新聞】
放送そのものが取次の働き【金光新聞】
 金光教放送センターでは教祖金光大神様の信心に基づいたラジオ番組「金光教の時間」を制作している。  音声のみで伝えるラジオの世界で人の声が持つぬくもりとともに信心の魅力を発信し続ける( Update:2016/01/21)
〝信心が伝わる〟子育て【金光新聞】
〝信心が伝わる〟子育て【金光新聞】
 昨年の夏のことです。私の子どもたち4人が実家である教会に帰省しました。  久しぶりにそろったきょうだいの会話を聞くとはなしに聞いていると金光教の祭典時に行われる教話について話題が及び( Update:2016/01/16)
時経て通じた親の祈り【金光新聞】
時経て通じた親の祈り【金光新聞】
 ある日私が奉仕する教会に1本の電話がかかってきました。  電話の主は年配の女性で「亡くなった両親が金光教式の戒名のようなものを頂いている。長年放っていて粗末になっているので( Update:2016/01/07)
自分のことは次にして【金光新聞】
自分のことは次にして【金光新聞】
 金光教の本部(岡山県)では春秋の大祭をはじめ年に3回祭場で祭典が仕えられ多い日には1万人以上が参拝します。  祭典では教主金光様が祭主をお務めくださり教祖様に始まる生神金光大神御取次のお働きのお徳とごひれいが満ちあふれています。 ( Update:2015/12/28)
全て神様のお差し向け【金光新聞】
全て神様のお差し向け【金光新聞】
 私が奉仕する教会ではご神前に「天地日月(てんちじつげつ)の心」と書かれた色紙を祭っています。  この色紙は今から7年前私がこの教会に後継のご用に入らせて頂く手続きが完了した際( Update:2015/12/27)
心象風景に現れた霊(みたま)様【金光新聞】
心象風景に現れた霊(みたま)様【金光新聞】
 20年ほど前私が40代のころの話です。教会の神殿と霊殿の前で私がご祈念をしていた時ふと私の心の中に神々しい光景が映りました。  霊殿の扉が開きその中では福々しく艶やかな4( Update:2015/12/25)
時代に合った〝まちづくり〟【金光新聞】
時代に合った〝まちづくり〟【金光新聞】
 最近ご霊地の店舗を中心に八つ波のご紋入りの提灯(ちょうちん)が軒下につるされていることにお気付きだろうか。夜になると提灯に灯が入りご霊地の町並みを明るく照らしている。これは( Update:2015/12/23)
祈り祈られる中で妊娠【金光新聞】
祈り祈られる中で妊娠【金光新聞】
 秋子さんは25歳の時に地方から首都圏の教会に嫁いできました。嫁いだ当初こそ見るもの聞くもの全てが新鮮でしたが日がたつにつれ郷里とのさまざまな違いに戸惑うこともありました。  そうした日々の中で( Update:2015/12/12)
神に委(ゆだ)ねて治療の日【金光新聞】
神に委(ゆだ)ねて治療の日【金光新聞】
 聖子さん(51)は未信奉者の家庭から金光教を信奉する家に嫁いできました。  幼いころ父親を亡くした聖子さんは病気がちの母親と暮らしてきましたが結婚後は嫁ぎ先に母親を引き取り( Update:2015/12/05)
人に喜ばれる年寄りに【金光新聞】
人に喜ばれる年寄りに【金光新聞】
 私は若い時から金光教にご縁を頂き85歳を過ぎた今も毎月一日には必ず教会へ参拝しています。そして家族一同の先月のお礼を申し上げ「今月も息子夫婦と孫2人と共にそれぞれご用(務め)を無事にさせて頂けますように」とお願いします。  一方( Update:2015/11/28)
この子は神が欲しい子【金光新聞】
この子は神が欲しい子【金光新聞】
 私(65)が婚家に来て40数年がたちました。  婚家は信心にあつい家でしたがこの縁談話が出た当時私自身は信心に特別な関心はありませんでした。私はやっていけるのかと心配で( Update:2015/11/20)
神様のあふれる愛を他者に【金光新聞】
神様のあふれる愛を他者に【金光新聞】
 東日本大震災発生直後から1年間私は被災地で支援活動をする中で世界中の人間は神様の子であり「人を助けたい」という神様の心が内在していることを実感した。一人一人がその心を現し( Update:2015/11/17)
進んで世のお役に立つ【金光新聞】
進んで世のお役に立つ【金光新聞】
 今年1月に陽子さん(33)が参拝してきた時のことです。 陽子さんは結婚を機に金光教にご縁を得た方で久しぶりに家族そろっての参拝でした。  彼女はお結界で家族の近況などをお届けした後( Update:2015/11/06)
神様の縁つなぐ声掛け【金光新聞】
神様の縁つなぐ声掛け【金光新聞】
 先日遠く離れた私の郷里から少年少女会(*)で後輩だった恵子さん(34)が訪ねてきてくれました。その際思いがけずうれしい言葉を聞きました。 「先輩今だから言えるけれど( Update:2015/10/29)
何事も「これくらいで」【金光新聞】
何事も「これくらいで」【金光新聞】
 最近わが家は引っ越しをしました。その際子どもたちが幼い時に遊んだおもちゃを整理しているといろんな色が混じった1個のスーパーボールが出てきました。  他の人には何の変てつも無いボールかもしれませんが( Update:2015/10/21)
「助ける」 ことで「助かる」 道【金光新聞】
「助ける」 ことで「助かる」 道【金光新聞】
 飽くことなく経済的・物質的な豊かさを追求する現代社会に生きる私たちが本当の意味での豊かな人生を取り戻すには自分の願い成就を祈るだけではなく他者の幸せや助かりを願う「利他の祈り」が必要なのではないだろうか。 ( Update:2015/09/25)
責任を全て負う覚悟で【金光新聞】
責任を全て負う覚悟で【金光新聞】
 私は昨春町内会の班長の役を引き受けました。周囲の協力もあり1年がたった今では何とかこなせていますが就任当初に難しい問題に直面させられました。  それは回覧板を回す順番を変更したことが発端でした。 ( Update:2015/09/22)
難儀通し本心の玉磨き【金光新聞】
難儀通し本心の玉磨き【金光新聞】
 先代教会長である私の父は80歳を過ぎてから長い闘病生活を送りました。  直腸がん食道がんの手術と両肺股関節前立腺の手術と並行してがんの再発再々発による長期間の放射線治療を行うなど( Update:2015/09/10)
“信心の種”に花と実を【金光新聞】
“信心の種”に花と実を【金光新聞】
 一般家庭で育った私(46)は30歳を前にしていよいよ人生に行き詰まり苦しむ中を金光教の信心に助けられました。その後この助かりの道を他の人たちに伝えていきたいとの願いを持って( Update:2015/08/26)
感謝の言葉が信心の源【金光新聞】
感謝の言葉が信心の源【金光新聞】
 君江さん(73) は結婚をきっかけに金光教を知りやがて彼女自身が信心に取り組むようになって40年余りがたちました。   22歳で嫁いだ当初婚家には夫とその両親夫の2人の女きょうだいが同居していました。皆( Update:2015/07/30)
平和に思い馳せ祈り続ける【金光新聞】
平和に思い馳せ祈り続ける【金光新聞】
 先の大戦から70年という時間が流れた。戦争体験者が高齢化し戦争の記憶の風化が進む一方で長年の平和に慣れその尊さへの実感と永続への取り組みが希薄になってはいないだろうか。一人一人の手元から( Update:2015/07/28)
考える経験重ね想像力培う【金光新聞】
考える経験重ね想像力培う【金光新聞】
 スマートフォンやパソコンなどからいつでも欲しい情報が得られる今日。インターネットの便利さを享受する一方で得た情報を確かなものとして生かすには自分で「考える」ことが大切になる。 ( Update:2015/07/10)
信心上達には素直な心【金光新聞】
信心上達には素直な心【金光新聞】
 5月の連休中わが家に弟一家4人が帰省しにぎやかに過ごしました。その時の一番の出来事は連休中に3歳の誕生日を迎えためいの日菜(ひな)ちゃんが自転車に乗れるようになったことです。しかもたった2時間足らずで。  自転車は( Update:2015/05/29)
我慢と信心辛抱の違い【金光新聞】
我慢と信心辛抱の違い【金光新聞】
 今から60年ほど前のこと。智子さんは参拝していた教会の先生の紹介で農業を営む信夫さんと結婚しました。  婚家は農家でしたが義父は幼稚園も経営していて智子さんもその運営に関わりました。とはいえ( Update:2015/05/19)
共に悲しむ存在が生へ誘(いざな)う【金光新聞】
共に悲しむ存在が生へ誘(いざな)う【金光新聞】
 大切な人との死別ほど心を痛めることはないだろう。しかし「悲しみ」が自分の内面を見詰め受け入れる契機になれば人間は本当の意味で生きていることを肯定できる。それは( Update:2015/05/08)
ごみ拾い通じ心に変化【金光新聞】
ごみ拾い通じ心に変化【金光新聞】
 私が奉仕する教会の周辺では嘔吐(おうと)物やごみのポイ捨てが絶えません。こうしたごみの多さは教会が駅や商業地区に隣接しているからかもしれませんが何とかならないものかとずっと気に掛かっていました。  ある朝( Update:2015/05/07)
食事作りは神様のご用【金光新聞】
食事作りは神様のご用【金光新聞】
 40年以上も前のことになります。私は信心のことも神様のこともよく分からないまま金光教を熱心に信心する家庭に嫁いできました。  結婚した当時家族は夫とその両親に姉夫婦とその子どもたちの8人でした。 ( Update:2015/05/06)
神様が守ってくださる【金光新聞】
神様が守ってくださる【金光新聞】
 87歳になる川上容子さんの今一番の願いは孫娘が初めての子を無事出産することです。  容子さんにとってひ孫となる子の誕生を楽しみに教会に参拝して孫娘の安産を願いながら( Update:2015/05/05)
「幸せのたね」まく人に【金光新聞】
「幸せのたね」まく人に【金光新聞】
 ある年の初め私が奉仕する教会に大学病院の検査部に勤める隆彦さん(53)が参拝してきました。職場の後輩である真代さん(30)夫妻から待望の赤ちゃんを授かったと報告を受け( Update:2015/05/04)
人生を変えた本部参拝【金光新聞】
人生を変えた本部参拝【金光新聞】
 私(45)の祖父は金光教の教師で私は小さい時から両親に連れられて教会へ行っていました。しかし祖父から信心の話や教えを聞くことはないまま私が大学生の時祖父が亡くなると( Update:2015/05/03)
検診結果に揺れた信心【金光新聞】
検診結果に揺れた信心【金光新聞】
 昨年8月前月に受けた集団検診の結果が私(54)宛に届きました。私はそれを教会の神前にお供えしてから封を開けて見ると胃がんの精密検査が必要という文字が目に飛び込んできました。これまで異常がなかっただけに( Update:2015/05/02)
信心の風感じるまちづくり【金光新聞】
信心の風感じるまちづくり【金光新聞】
 金光教本部広前と境内地そしてその周辺にできた門前町。いつのころからかその一帯は信奉者の間で「ご霊地」と呼び表されている。以前と比べるとにぎわいがなくなったといわれるこの町が「信心の町」として興隆していくことを願っている。 ( Update:2015/04/27)
枠組み超えた助かりの世界【金光新聞】
枠組み超えた助かりの世界【金光新聞】
 東日本大震災の復興ボランティアとして気仙沼に1年間滞在して感じたのは人々の中から役に立ちたいという思い(神心)が噴出し被災者支援者が関わり合う中で共に助かる「あいよかけよ」の道が開かれていることだった。役に立ちたいと願い( Update:2015/03/16)
支え合い立ち行く相互関係【金光新聞】
支え合い立ち行く相互関係【金光新聞】
 人は誰しも幸せを望みより良い人生を築きたいと願って人生の節目節目に重要な判断をしていく。その時その人の価値観が自己決定に大きく影響する。本教信心に根差した価値観とは( Update:2015/02/18)
神徳を積んで先の世へ【金光新聞】
神徳を積んで先の世へ【金光新聞】
 私(64)には長年苦しんできた持病がありました。すねから爪先までの筋が突然引きつり激痛が数十分間続くのです。  3年前のこと。夜中にその持病が起こり激痛で飛び起きました。ようやく痛みが治まったころ( Update:2015/01/30)
喜びと感謝を土台にした真【金光新聞】
喜びと感謝を土台にした真【金光新聞】
 効率化や利便性が優先される現代社会の中で手間暇を掛けることの価値とその大切さをあらためて思わされる。この道の教えに基づく「実意丁寧」な生き方から人間としてのありようを確かめたいと思う。 ( Update:2015/01/27)
夫婦で補い支え合って【金光新聞】
夫婦で補い支え合って【金光新聞】
 信心を頂く家庭に生を受けた克夫さんは生後間もなく高熱に侵されたことから手足の機能が奪われその後の人生を重度の身体障害者として送ることを余儀なくされました。  やがて( Update:2015/01/20)
子どもの参拝を喜ぶ心【金光新聞】
子どもの参拝を喜ぶ心【金光新聞】
 金光教には縁もゆかりも無かった私(47)の友人とその娘の夏ちゃん(6)が教会の近くに引っ越してきました。それが縁で今では朝10時のご祈念に参拝しています。夏ちゃんは「次はいつ行くの?」と( Update:2015/01/10)
天地の恵みを尊び頂く【金光新聞】
天地の恵みを尊び頂く【金光新聞】
 私の奉仕する教会の向かいには街の総鎮守の神様を祭る住吉神社があります。  神社の境内には鎮守の森が広がり市民の憩いの場となっています。その森の中に1本の大きなイチョウの木があり( Update:2014/12/20)
姿なくとも見守り頂く【金光新聞】
姿なくとも見守り頂く【金光新聞】
 飲食業を営む園木真さん(72)は年に1度車で片道2時間以上の道のりを奥さん娘さんたちと一緒に教会へ参拝し家族の健康や商売の立ち行きを願われてきました。年に1回の家族参拝ですが( Update:2014/12/07)
信心辛抱で助かりの道【金光新聞】
信心辛抱で助かりの道【金光新聞】
 横山千恵さん(82)は昭和6年に金光教本部 (岡山県浅口市) のある金光町の農家に生まれました。  27歳で結婚し義母が金光教の熱心な信者でした。しかし千恵さんの夫はお参りもせず( Update:2014/11/25)
父の生涯がご用の指針【金光新聞】
父の生涯がご用の指針【金光新聞】
 父は53年間教会長としてご用をし今から5年前の12月に他界しました。生前の父を知る誰もがとても優しい人だったと懐かしんでくれます。  私の記憶に残る父といえば多くを語らず物静かで( Update:2014/11/21)
自分の心の向き整え改まる【金光新聞】
自分の心の向き整え改まる【金光新聞】
 私たちの周りには日々喜びやうれしいことがある一方で悲しみや時には憎しみさえ覚えるような事柄に出合うこともある。そうした時にも親神様から授かっている相手を思いやる神心(かみごころ)で向き合えるよう( Update:2014/11/20)
二人が共に助かるよう【金光新聞】
二人が共に助かるよう【金光新聞】
 姪の直子さん(39)は専門学校で英語の教師をしています。その学校の日本語科に韓国人のヨナさん(20)という女生徒がいました。  ヨナさんは母国で一流企業に就職するべく( Update:2014/11/18)
「信心辛抱」で運命開く【金光新聞】
「信心辛抱」で運命開く【金光新聞】
 職場での人間関係や厳しいノルマに悩み「もう限界だから仕事を辞めたい」という美穂さん(26)。そのお届けに私(54)はかつて自分が会社勤めをしていた時の経験を思い出していました。  私は大学を卒業して( Update:2014/11/12)
信仰支えに老いの人生【金光新聞】
信仰支えに老いの人生【金光新聞】
 都心の商店街の中にある金光教の教会前に昭和27年から続くそば屋がありました。  そのそば屋はおトキばあさん(明治41年生まれ)とその息子夫婦が力を合わせて切り盛りしていました。昼時にはアルバイトを雇うほどのにぎわいを見せ( Update:2014/11/05)
神様の計らいにお任せ【金光新聞】
神様の計らいにお任せ【金光新聞】
 2009年プロのサッカー選手である娘の夫は単身憧れだったヨーロッパに渡りポルトガルとドイツで3年間プレーしました。  その彼がドイツのあるチームと契約する際健康診断を受けた時のこと。チームの専属医師から( Update:2014/10/30)
思いやり持ち感謝を言葉に【金光新聞】
思いやり持ち感謝を言葉に【金光新聞】
 「ありがとう」と言われてうれしい時うれしくない時。ありがたいと思っていないのに言っている時自然に心から言える時。「ありがとう」がなくて寂しく感じる時もある。そもそも( Update:2014/10/29)
岳父に学んだご用姿勢【金光新聞】
岳父に学んだご用姿勢【金光新聞】
 私(55)が生まれ育った教会には長らく家風呂がありませんでした。小さいころから近所の銭湯に通い結婚してからは足が不自由になった父を伴って銭湯に行っていました。  家風呂で育った妻には( Update:2014/10/27)
嫌っていたのは私の方【金光新聞】
嫌っていたのは私の方【金光新聞】
 10年前私は夫と子どもたちと一緒に現在ご用をしている教会に後継として入りました。当初はそれまで暮らしていた所と地域性の違いもあってか何かと壁にぶつかることばかりで( Update:2014/10/17)
手元の信心を世界に広げる【金光新聞】
手元の信心を世界に広げる【金光新聞】
 情報通信技術の進歩とともにお道の信心の伝わり方・広がり方にもさまざまな形や可能性が生まれてきている。そうした中であらためて国や時代を問わず変わらない大切なことがあることに気付かされる。 ( Update:2014/10/08)
病室まで届いたご祈念【金光新聞】
病室まで届いたご祈念【金光新聞】
 私の奉仕する教会に参拝している太田喜代さんが平成8年の10月腸閉塞(へいそく)を起こして入院しました。  医師からは手術をしなければ助からないが90歳の高齢であったことから( Update:2014/09/24)
神様からの信心の試験【金光新聞】
神様からの信心の試験【金光新聞】
 20年ほど前私が父である教会長と二人で教会のご用をさせて頂いていた時のことです。月例祭後の教話のご用は教会長の命によってもっぱら私の役目になっていました。  そんなある月例祭の前日( Update:2014/09/17)
信心の系譜をたどって【金光新聞】
信心の系譜をたどって【金光新聞】
 今年の3月10日私(77)はあるボランティア活動と日時が重なったために教会の月例祭に参拝せずボランティアに出掛けました。  ところが夕方帰宅すると39度の高熱があり病院で診察を受けたところインフルエンザと診断されました。3日後には平熱に戻りましたが( Update:2014/09/08)
甥の一言に願いを改め【金光新聞】
甥の一言に願いを改め【金光新聞】
 13年前の12月30日私は奉仕する教会のお結界に向かい自ら次のようなお届けをしました。「50歳になりました。布教の情熱と信心の向上心は持ち続けているつもりですが教会は停滞したままです。教会の発展と信心の向上のために( Update:2014/08/28)
メール通し信心の導き【金光新聞】
メール通し信心の導き【金光新聞】
 「先生助けてください。今私の頭の中は真っ白です。お医者さまから乳がんと診断を受けました。ショックでした。私なりに一生懸命に信心し神様を信じてきたのに。なぜ私が乳がんにならなければいけないのですか。もっともっと生きたいです。助けてください」。平成21年1月初旬( Update:2014/08/20)
世界を包み回すおかげ【金光新聞】
世界を包み回すおかげ【金光新聞】
 私は33歳の時四国八十八カ所霊場を歩いて巡礼しました。  一人用のテントと寝袋簡単な自炊道具などを詰めたリュックサックを背負って約1200キロの道のりを巡拝したのです。 ( Update:2014/08/09)
親子真の成長は不易(ふえき)の願い【金光新聞】
親子真の成長は不易(ふえき)の願い【金光新聞】
 親は初めから親であったわけではない。子ができて初めて親も生まれることになる。同様に子の成長は親の成長の歩みでもあるはずだ。親子〝あいよかけよ〟の育ち合いは時代を超えた不変の営みといえる。 ( Update:2014/07/30)
全ては両親の祈りの中【金光新聞】
全ては両親の祈りの中【金光新聞】
 木村順子さん(45)は若くしてご両親を相次いで病気で亡くしました。彼女は独身できょうだいもいないので両親と死別してからはずっと一人暮らしをしてきました。  両親が亡くなった当初は( Update:2014/07/16)
ポコは神様の差し向け【金光新聞】
ポコは神様の差し向け【金光新聞】
 夫のおいの正行さん(38)は一年前に知人から子犬をもらいました。名前はポコでダックスフントとチワワの雑種です。ところが最近彼の住むマンションで犬の飼育が禁止されることになりました。  そこで正行さんは( Update:2014/07/09)
「お役に立つ人」を指針に【金光新聞】
「お役に立つ人」を指針に【金光新聞】
 秀平君(18)は今年3月に高校を卒業して県外の大学に進学することになりおばあさんお母さんと一緒に教会に参拝してきました。そして卒業のお礼と進学の報告をしっかりとお届けしてくれました。  私はお結界から秀平君に( Update:2014/07/04)
神の思し召しとは何か 【金光新聞】
神の思し召しとは何か 【金光新聞】
 河口淳さん(70)は35歳の時親友に誘われて金光教の教会に参拝し天地の道理を説き生かされて生きる感謝を語る教会長の話に深い感銘を覚えました。  淳さんは車で30分の距離にある教会に( Update:2014/07/02)
神様が使ってくださる【金光新聞】
神様が使ってくださる【金光新聞】
 「何事にも自分でしようとすると無理ができる。神にさせていただく心ですれば神がさせてくださる。──これは教祖様のみ教え。神様にしっかりお願いしていれば大丈夫だ。後は神様が使ってくださる」。兄は私にそう言いました。  金光教の教師になって間もないある日( Update:2014/06/25)
全てにお礼申す生き方と逝(い)き方【金光新聞】
全てにお礼申す生き方と逝(い)き方【金光新聞】
 現在日本の総人口の4人に1人が65歳以上の高齢者で2035年には3人に1人となる見込みだそうだ。そんな中相続や葬儀に関することなど自分の死後に残される人(家族)への配慮や( Update:2014/06/24)
入院中も神様がご用に【金光新聞】
入院中も神様がご用に【金光新聞】
 平成12年のことです。所用を終えて教会への帰路に就いた私(54)は帰り着くなり胸の苦しみに襲われ七転八倒しました。病院に緊急搬送され心筋梗塞と分かりすぐに手術となりました。  手術はうまくいき( Update:2014/06/20)
神様の巧妙なお計らい 【金光新聞】
神様の巧妙なお計らい 【金光新聞】
 今から三十数年前妻は私と東京で出会いました。そして私の実家である地方の金光教の教会に嫁いできました。  妻は昔ある宗教から執拗(しつよう)な勧誘を受けたため宗教に不信感を抱いていました。その妻が( Update:2014/06/03)
金光様に怒りをぶつけ【金光新聞】
金光様に怒りをぶつけ【金光新聞】
 先日私が奉仕する教会で近隣の教会の信奉者が集って信心を求め合う会合が開かれました。その集会に私方の教会信徒の宮子さん(40)が遅れてやってきました。  彼女は祖父母の代から信心の続く家に生まれ( Update:2014/05/31)
心の隙間に染み渡るみ教え 【金光新聞】
心の隙間に染み渡るみ教え 【金光新聞】
 豊かな今日の社会にあって一方で多くの人が先の見えない不安や困難を抱え心の救いを求める。そうした日々の出会いの中で教祖様の信心やみ教えを自分の言葉で分かりやすく伝えることが大切だと実感する。 ( Update:2014/05/29)
ねたむ心よりお礼の心 【金光新聞】
ねたむ心よりお礼の心 【金光新聞】
 私(53)は叔父である先代教会長の病気を機に21年間勤めた会社を退職し45歳で教会のご用をさせて頂くことになりました。  退職から40日後に先代は亡くなりその後私は金光教教師に任命頂きましたが( Update:2014/05/21)
神にお任せしおかげに 【金光新聞】
神にお任せしおかげに 【金光新聞】
 平成21年1月のこと私は前年の4月にお亡くなりになった親教会の親先生(80歳)の夢を見ました。  祭服姿で出てこられた親先生に私は何かを心配して「大丈夫でしょうか?」とお尋ねすると( Update:2014/05/13)
神の機感にかなう願い 【金光新聞】
神の機感にかなう願い 【金光新聞】
 私が教会長としてご用をさせて頂き1年がたとうとしていた夏のことでした。  教会の信徒総代を務める加藤さん(73)ががんを再発したのです。手術当日妻の知子さんは教会で( Update:2014/05/04)
国内外の別なく 皆神の氏子同士 【金光新聞】
国内外の別なく 皆神の氏子同士 【金光新聞】
 地球上には多様な人種言語文化習慣が存在する。金光教が海外布教・異文化布教を進めていく上でこうした「違う」「異なる」ものをどのように捉えていくかは大きな課題だ。  金光教国際センターのご用では( Update:2014/05/02)
神様のお気付けとは?【金光新聞】
神様のお気付けとは?【金光新聞】
 実家の母(93)は毎月離れて暮らす私のもとに野菜や果物を送ってくれます。  母は荷造りをし自らその荷を集配所まで運びます。私は感謝しながらも老齢の母の身を案じて「無理はしないでね。連絡すれば( Update:2014/04/25)
本気の信心で人生再起【金光新聞】
本気の信心で人生再起【金光新聞】
 おととしの春のこと不安に打ち沈みながら商店街を歩いていた一彦さん(54)の目に大きな八波(やつなみ/金光教の紋章)が映りました。  両親や兄弟は皆熱心に金光教の信心をしていますが( Update:2014/03/30)
神様頂き心のバランス保つ【金光新聞】
神様頂き心のバランス保つ【金光新聞】
 ストレス社会といわれる今日。イラストレーターの仕事は自由で創造的な反面明日の保証がない不安と背中合わせでもある。その中で生み出されるストレスに心のバランスを崩しそうになる時( Update:2014/03/28)
みたま様の心安らかに【金光新聞】
みたま様の心安らかに【金光新聞】
 未曽有の被害をもたらした東日本大震災の発生からやがて2年になろうとしています。あの巨大地震と大津波により多くの尊い命が奪われ東北地方沿岸部の姿は一変しました。亡くなられた方( Update:2014/03/26)
崖っぷちから開けた道 【金光新聞】
崖っぷちから開けた道 【金光新聞】
 「あのことがなかったら100パーセント金光教学院(金光教の教師養成機関)には行ってなかった」。6年前を振り返り先日長男(31)がそう言いました。  教会が嫌いだった長男は( Update:2014/03/18)
ご用のために頂いた命 【金光新聞】
ご用のために頂いた命 【金光新聞】
 平成7年1月私(当時48)は神戸市内で阪神・淡路大震災に遭いその年の8月には在籍の教会長が急性心筋梗塞で急逝。さらに今度は10月ごろから私自身が尿の出方に違和感を覚えるようになりましたが( Update:2014/03/11)
最善へと道付ける働き 【金光新聞】
最善へと道付ける働き 【金光新聞】
 今年も受験シーズンを迎えました。この時期になると私はいつも長男の高校受験のことを思い出します。  長男の雅志はぜんそくのため小学生のころは学校を休みがちでした。中学生になると治まってはいましたが( Update:2014/02/28)
「真心(まごころ)の根っこ」育む教育を 【金光新聞】
「真心(まごころ)の根っこ」育む教育を 【金光新聞】
 広島県呉教会に併設するスカウトランドひまわり幼稚園は園外野外での体験・活動を積極的に取り入れた教育を行い現在100人を超える園児が通っている。  子どもたちの健やかな成長を願う上で( Update:2014/02/26)
苦しい過去を皆の前で 【金光新聞】
苦しい過去を皆の前で 【金光新聞】
 新年を迎える私(45)の楽しみの一つは教会で頂く〝御神訓(ごしんくん)〟です。  この御神訓は金光教祖のみ教えを短冊に記したもので新年教会の初祭りの後参拝者がそれを一枚ずつ引き( Update:2014/02/24)
信心の香り漂う家庭に 【金光新聞】
信心の香り漂う家庭に 【金光新聞】
 透君(4)はひいおじいちゃんの代から信心をしている家庭に生まれました。  生まれた時からおばあちゃんやお母さん家族に連れられて教会にもよくお参りしており二つ上のお兄ちゃんも( Update:2014/02/19)
祈りの結晶「天地書附」頂く 【金光新聞】
祈りの結晶「天地書附」頂く 【金光新聞】
 私が教会のご用に当たり始めたのは教会長である母が病に倒れた四半世紀前のこと。当時すでに教会周辺はドーナツ化現象が進み信徒も郊外や都市部に移り住んでこの先どうなるのかと( Update:2014/02/17)
神様のお体をきれいに【金光新聞】
神様のお体をきれいに【金光新聞】
 私(53)がご用させて頂いている教会には道路を隔てた所に自動車を10台ほど止められる駐車場があります。舗装してありませんので定期的に草抜きが必要です。  7年前に亡くなった先代の教会長は生前( Update:2014/01/30)
どちらを選べば安心? 【金光新聞】
どちらを選べば安心? 【金光新聞】
 私の母(77)は昨年2月心臓にペースメーカーを入れる手術を受けその後は日常生活を支障なく過ごしていました。  ところが今年の6月近所に買い物に出掛けた時路上で急に倒れました。不整脈を起こして失神したのです。 ( Update:2014/01/27)
神様に願い命を授かる 【金光新聞】
神様に願い命を授かる 【金光新聞】
 上野明美さんは教育学部に学び卒業と同時に幼稚園に就職しました。子どものころから憧れていた仕事で明美さんの子どもたちとの日々は活気に満ちていました。  数年後には結婚し( Update:2014/01/20)
辛抱の中神の働き実感 【金光新聞】
辛抱の中神の働き実感 【金光新聞】
 私の夫は東京に住んでいます。そして四国で暮らす私のもとに毎月電話をかけてきてくれます。私たち夫婦は結婚して35年になりそのうち夫が東京へ出て21年が過ぎました。私は現在( Update:2014/01/15)
「どう祈ればいいのか」 【金光新聞】
「どう祈ればいいのか」 【金光新聞】
 今春大学を卒業し今は新社会人として頑張っている近藤晃さん。彼が大学3年生の時に東日本大震災が発生しました。  甚大な被害の報に東京で接し何か自分にできることをしたいという思いに突き動かされた近藤さんは( Update:2013/12/21)
病室が和賀心(わがこころ)の世界に【金光新聞】
病室が和賀心(わがこころ)の世界に【金光新聞】
 「無事にがんの治療を終えて退院しました。実は入院中大変な神様のおかげを頂いたんです。その体験をパソコンで文章にしてもらえませんか」。先日私のもとにある教会の先生(66)から( Update:2013/12/14)
世話になった体にお礼【金光新聞】
世話になった体にお礼【金光新聞】
 肺がんと診断された会社の同僚を連れて浅尾一也さん(38)が私のご用する教会に参拝してきました。  一也さんは4年前病気を患って大変な苦しみを味わいました。この時教会に参拝して助かってきた経験があったので( Update:2013/12/08)
神様がつなぐ一本の道【金光新聞】
神様がつなぐ一本の道【金光新聞】
 現在消防士として勤務する山田正也さん(40)は母親が金光教の信心をしていたこともあって大阪にある金光教系の高校に学びバレーボール部に所属しました。そこで前田正輝さんと親しくなりました。前田さんは金光教の教会の息子でした。  部活では厳しい練習の毎日でしたが( Update:2013/12/04)
神徳の中に生かされて【金光新聞】
神徳の中に生かされて【金光新聞】
 今から20年ほど前大学生だった私が夏休みで教会へ帰省した時不思議な体験をしました。  両親が夕方出掛けたので私は一人留守番をすることになりました。お結界の隣の部屋で本を読んでいると( Update:2013/11/27)
ご神米は何かの魔法?【金光新聞】
ご神米は何かの魔法?【金光新聞】
 数年前小学校時代の友人から随分久しぶりに電話がかかってきました。が何だか元気がありません。「…ところでケイちゃん(私の呼び名)は小学生のころよくおなかが痛い時など( Update:2013/11/16)
おかげの扉を閉めずに【金光新聞】
おかげの扉を閉めずに【金光新聞】
 山田鈴子さんは現在94歳。私がご用する教会で最高齢の信者さんです。  高齢の方はもちろん若い人も山田さんの冗談に笑い「ばあちゃんに今日も元気をもらった」と喜ばれまた( Update:2013/11/14)
おかげの中での生と死 【金光新聞】
おかげの中での生と死 【金光新聞】
 私には現在きょうだいはいませんが本当は下に3人の弟妹がありました。  上の弟と妹は生まれてすぐに亡くなったそうです。下の弟の真治は私の五つ年下でしたが病気のために4カ月間入院した後( Update:2013/10/25)
生き方の本質示す取次【金光新聞】
生き方の本質示す取次【金光新聞】
 私の長男隆一(50)は高校生のころから心理学に興味を持ちその道の研究者を目指していました。  国立大学に進学し良き師良き友人に恵まれて卒業後は関西にある大学の大学院に進学しました。隆一はその際( Update:2013/09/19)
人生「神様の言うとおり」【金光新聞】
人生「神様の言うとおり」【金光新聞】
 金光教の教祖様の教えに「ここ(教祖広前)へ参っても神の言うとおりにする者は少ない。みな帰ってから自分のよいようにするのでおかげはない。神の言うことは道に落としてしまい( Update:2013/08/31)
絵に浮かび出た心の影【金光新聞】
絵に浮かび出た心の影【金光新聞】
 20代のころに描いた一本の木の絵が今でも私の心に残っています。それは私が人間関係のこじれから精神的なバランスを崩していた時に初老の女性心理カウンセラーのもとで描いたものです。  当時( Update:2013/08/19)
代重ね伝わる感謝の形【金光新聞】
代重ね伝わる感謝の形【金光新聞】
 真人くんの8歳の誕生日に母親の理香子さんが真人くんを連れて私の奉仕する教会に参拝してきました。  お結界の前で真人くんは自分で名前を書いた〝奉〟(たてまつる=お供え)を差し出しました。その横に並んで座る理香子さんは( Update:2013/08/07)
旅先で聞いた天地の話【金光新聞】
旅先で聞いた天地の話【金光新聞】
 東京で大学生活を送っていたころ友人と6人で四国一周の旅をした時のことです。  雨の中松山に向かう列車の中で居眠りをしていた私が目を覚ますと隣の座席に座っているおじさんが( Update:2013/07/30)
見えずとも真心尽くす【金光新聞】
見えずとも真心尽くす【金光新聞】
 今から10年ほど前印象に残る出来事がありました。  夕暮れ時私の奉仕する教会の玄関で「ごめんください」と男性の大きな声がしました。出てみると新聞購読の勧誘に来られた中年の男性が立っていました。 ( Update:2013/07/17)
病気通して取次の稽古【金光新聞】
病気通して取次の稽古【金光新聞】
 2年ほど前伸子さん(45)が久しぶりに参拝してきました。お広前で目を閉じたまま静かに祈る彼女の表情はどこか暗く何かを思い詰めているようでした。  伸子さんは子どものころ( Update:2013/05/27)
苦労の人生支えた教え【金光新聞】
苦労の人生支えた教え【金光新聞】
 平成13年のことです。愛子さん(当時79)は50年以上前に亡くなった両親のみたま様を合祀(ごうし=一緒に祭ること)してもらうため山口県下の金光教の教会を訪れました。  この教会でご用する先生(当時57)は( Update:2013/05/14)
母の御霊に守り導かれ【金光新聞】
母の御霊に守り導かれ【金光新聞】
 母がお国替え(逝去)して10年がたとうとしています。何事にも神様いちずで新地布教に出た父のご用を陰で支えながら真一心を貫いた人でした。  母は自分の最も見やすい場所に( Update:2013/04/24)
代々続くおかげの系譜【金光新聞】
代々続くおかげの系譜【金光新聞】
 立春を過ぎたころ、信心仲間の永原さん( 65)と久しぶりに会った時、次のような話をしてくれました。 ○ ( Update:2013/03/15)
今がお役に立つ「その時」【金光新聞】
今がお役に立つ「その時」【金光新聞】
 私( 58)は5年前大病を患い数回に分けての入院・治療に専念することを余儀なくされました。それまで大きな病気をすることもなく健康のおかげを頂いてきた私にとって初めての闘病生活です。  そうして治療を続ける中で( Update:2013/03/06)
青年に響いたものとは 【金光新聞】
青年に響いたものとは 【金光新聞】
 「あれってどういう意味ですか?」。2年前のある日私が奉仕する教会へ荷物を運んできた宅配便の青年が玄関の一点を指さしながらそう尋ねてきました。  その青年が言う「あれ」とは( Update:2012/05/16)
わが心次第でおかげに 【金光新聞】
わが心次第でおかげに 【金光新聞】
 隆さん(32)は4年前熱心に信心をしている女性との結婚をきっかけに金光教を知りました。それからは二人連れ立って教会に参拝するようになっていました。  そんなある日のこと( Update:2012/05/14)
みたま様の〝声なき声〟 【金光新聞】
みたま様の〝声なき声〟 【金光新聞】
太平洋戦争の終結から60年が過ぎようとしていた平成15年私は初めて沖縄遺骨収集に参加しました。  沖縄戦最後の激戦地となった「摩文仁(まぶに)の丘」から海側に入った断崖が収集場所でした。熱帯樹木が生い茂り( Update:2012/04/25)
みたま様の祈りの中で 【金光新聞】
みたま様の祈りの中で 【金光新聞】
 温厚な人柄の中野清志さん。その一生には苦労も少なくありませんでしたが神様をつえについて人生を歩んでこられました。  退職後は家族旅行を楽しむなどゆったりと第二の人生を送っていましたが( Update:2012/04/25)
本部 天地金乃神大祭 【金光新聞】
本部 天地金乃神大祭 【金光新聞】
 4月14810日の4回にわたり教主金光様ご祭主の下天地金乃神(てんちかねのかみ)大祭が本部広前祭場で麗しく仕えられ参拝者らは天地の親神様の広大無辺のお働きにお礼を申し上げるとともに( Update:2012/04/25)
困難乗り越える心と力を 【金光新聞】
困難乗り越える心と力を 【金光新聞】
 金光教東日本大震災慰霊復興祈願祭実行委員会は3月17日、気仙沼プラザホテル(宮城県気仙沼市)で午後12時30分から、金光教東日本大震災一年祭を仕えた。 ( Update:2012/04/19)
人間は生き通しが大切 【金光新聞】
人間は生き通しが大切 【金光新聞】
 50年近く熱心に信心に取り組まれている片岡優子さん(66)には美代子さんという姉がいました。  優子さん同様思いやりに厚く親に孝を尽くす美代子さんがにわかに体調を崩し急逝されたのは( Update:2012/04/18)
神が働くネットワーク 【金光新聞】
神が働くネットワーク 【金光新聞】
 私が奉職する高校に在学していたS君は子どものころから勉強スポーツともに優秀で中学生の時にはバレーボールの選手として活躍しました。実業家の父と愛情深い母のもとで裕福に育ち( Update:2012/03/26)
「迷信」と「信心」は違う 【金光新聞】
「迷信」と「信心」は違う 【金光新聞】
 おととしの3月のことです。知人の安子さん(57歳)からこんな相談を受けました。  「27歳になる娘のために久しぶりにひな人形を飾ったのですが先日片付けをしようと人形の顔を見ると( Update:2012/03/09)
〝実意丁寧〟を形に表す 【金光新聞】
〝実意丁寧〟を形に表す 【金光新聞】
 7年前の7月私は叔父に当たる教会長先生(当時60)の体調異変を知らされました。検査の結果胃がんと分かり早速手術を受けましたがすでに体中にがんが転移していて余命3カ月という衝撃的な診断が伝えられました。  手術後( Update:2012/02/29)
天と地とはわが住みか 【金光新聞】
天と地とはわが住みか 【金光新聞】
 2005年の9月のことでした。東京で暮らす私のもとに実家の父から電話があり「母が膵臓(すいぞう)がんの末期で余命三カ月。もう手の施しようもない」と知らせてきたのです。  昭和2年生まれの母は( Update:2012/02/06)
神の導きに目覚めた旅 【金光新聞】
神の導きに目覚めた旅 【金光新聞】
 「私は何をしようとしているのだろうか」  そんなことをぼんやりと考えながら私はインドへと向かう飛行機の機内から窓に張り付くようにして眼下に広がる瀬戸内海に点在する島々を眺めていました。 ( Update:2012/01/16)
信心の地肥やすのが先 【金光新聞】
信心の地肥やすのが先 【金光新聞】
 「家族でそろって金光教の信心をさせてもらいたい」。辰乃さん(43)はこのことを願い続けています。  信心熱心な家庭に育ち彼女自身も金光教の信心を大切にしてきました。 ( Update:2012/01/13)
「あげる信心」を求めて【金光新聞】
「あげる信心」を求めて【金光新聞】
 私はかつて高校に勤務していましたがその時生徒たちと取り組んだボランティア活動を通して大阪の児童養護施設に勤務している山下淳子さん(51)と知り合いそれからお話しさせて頂く機会がたびたびありました。  児童養護施設では( Update:2012/01/05)
形より二人の心大切に 【金光新聞】
形より二人の心大切に 【金光新聞】
 「大変どうしよう…」。由美さん(23)は金光教本部広前での参拝を終え境内に出たところで青ざめました。  「どうしたの?」と問い掛ける大輔さん(33)に「指輪が見つからないの。さっき( Update:2011/12/20)
難儀を救った祈りの声 【金光新聞】
難儀を救った祈りの声 【金光新聞】
 今から30年ほど前のことです。当時私は金光教の本部があるご霊地(岡山県浅口市金光町)に在住し本部教庁の職員として教団行事の実施や事務などに携わっていました。  ある日( Update:2011/12/17)
〝神の前立ち〟の覚悟で 【金光新聞】
〝神の前立ち〟の覚悟で 【金光新聞】
「今からお参りさせて頂いてよろしいでしょうか」。川上憲一さん(59)からの電話です。私は「はい大丈夫ですよ」と答えながら「今日はこれで3回目。ちょっと調子が悪いな」と思いつつ( Update:2011/12/04)
神様が導いて下さった 【金光新聞】
神様が導いて下さった 【金光新聞】
 今年7月のことです。私の奉仕する教会の朝10時のご祈念が終わってお広前を見渡すと見慣れない60歳前後の男性が座っていました。その男性は私のところに来て井上保雄の長男だと名乗られ( Update:2011/11/25)
夫を責める心に救いを 【金光新聞】
夫を責める心に救いを 【金光新聞】
 桐子さん(45)の夫・昭夫さん(45)は腕のいい職人で仕事道具には金に糸目を付けないといった職人かたぎの性格です。  一方夫と共に力仕事から経理までをこなす桐子さんにとって( Update:2011/10/27)
夫のがんを宝と頂いて【金光新聞】
夫のがんを宝と頂いて【金光新聞】
 「自分の信心を継いでくれる人ができて浮き浮きする」 妻の私(当時37)や家族信者さんを前にそう言い残し41歳という若さで夫がこの世を去ったのは26年前のことでした。  自分の人生を懸けるつもりで夫のもとへ嫁いだ私にとって( Update:2011/09/16)
大難を小難にして頂き 【金光新聞】
大難を小難にして頂き 【金光新聞】
 9年ほど前のことです。教会参拝を終えて自宅への帰途に就いた私(39)は中央分離帯のある片側2車線の国道の中央寄り車線を走行していました。  冬の日の夕刻のことで既に陽は沈み( Update:2011/09/05)
歌に託した妻への思い 【金光新聞】
歌に託した妻への思い 【金光新聞】
 「おーいこっちに来てみい。夕日がきれいだぞ」。夕食の仕度に忙しくしていた俊子さん(70)に夫の行雄さん(81)がこう声を掛けました。「ほんとにもう。自分は何もしないのに…」とつぶやきながら( Update:2011/09/02)
わが力で産むと思うな 【金光新聞】
わが力で産むと思うな 【金光新聞】
 私(43)は結婚した翌年に小さな命を宿しました。私や夫はもとより互いの両親や家族も大変喜んでくれ親の代から参拝している教会の先生からは「子はわが力で産むと思うな。みな親神の恵みによるのである」という教祖様のみ教えを添えて祝福して頂き( Update:2011/09/01)
ご霊地から“笑顔”東北へ 【金光新聞】
ご霊地から“笑顔”東北へ 【金光新聞】
 8月7日わかばの集い第64回金光教少年少女全国大会が「おもいやり」をテーマにご霊地(岡山県浅口市金光町)で開催。今年は東日本大震災の復興支援との関係から内容が大幅に変更され( Update:2011/08/31)
子猫を迎えに来た親猫 【金光新聞】
子猫を迎えに来た親猫 【金光新聞】
 息子の孝介が小学2年生妹の真理が4歳の時のことです。孝介が薄汚れて痩せた白い子猫を拾ってきました。  その子猫を見て私が一瞬嫌な顔をしたことから察したのか孝介は目に涙を浮かべ( Update:2011/08/18)
生かし育む働き伝える 【金光新聞】
生かし育む働き伝える 【金光新聞】
 私はかつて大阪の金光教系の高校で宗教教育の授業を受け持っていました。  ある日神様について話をしていた時のことです。突然少々やんちゃな一人の男子生徒が質問してきました。 ( Update:2011/07/27)
計り知れない神の働き 【金光新聞】
計り知れない神の働き 【金光新聞】
 今から4年前のことです。  毎朝熱心に参拝してくる美智子さん(当時63)の左乳房にがんの腫瘍が見つかりました。医師によればその腫瘍はできてからすでに7年ほどが経過しているということでした。 ( Update:2011/07/15)
心に兆(きざ)した「お礼が先」 【金光新聞】
心に兆(きざ)した「お礼が先」 【金光新聞】
 道雄さんの長男・和義君は高校時代野球部に属して甲子園を目指しました。  1年生の夏休みのことでした。練習中にノックのボールが鼻を直撃し鼻骨を折ってしまったのです。この時は( Update:2011/07/10)
また駄目かもしれない 【金光新聞】
また駄目かもしれない 【金光新聞】
 新婚生活を始めた明子さん(当時26)は間もなくアトピー性皮膚炎を発症しました。日ごとに症状が悪化していく中で明子さんは熱心に信心している実家の家族と一緒に私の奉仕する教会に参拝してきました。  この時( Update:2011/07/05)
神様に最良の時期頂く 【金光新聞】
神様に最良の時期頂く 【金光新聞】
 今から10年ほど前のことです。会社帰りに毎日教会に参拝していた裕子さん(当時23)が同僚の智子さんのことを次のように話し始めました。  「智子さんは結婚して4年がたちますが( Update:2011/06/17)
願い以上のおかげ頂く 【金光新聞】
願い以上のおかげ頂く 【金光新聞】
 今から5年前のこと私(49/女性)は10年間患った難病の潰瘍性大腸炎が悪化し全ての大腸を摘出する手術を受けました。ところがその10日後わずかに残していた直腸から大出血したのです。  「出血が止まりません!」。看護師の叫び声が病室に響く中( Update:2011/05/19)
犠牲者の冥福と復興を祈願 【金光新聞】
犠牲者の冥福と復興を祈願 【金光新聞】
 東日本大震災から50日目に当たる4月29日岡山県の宗教者ら有志による「人道援助宗教NGOネットワーク(RNN)」は岡山市北区の黒住教本部・神道山で東日本大震災RNN慰霊祭を仕えた。金光教( Update:2011/05/18)
折れた針先が口の中に 【金光新聞】
折れた針先が口の中に 【金光新聞】
 10年ほど前のことです。教会に参拝してきた吉良シズノさん(当時76)がお結界で次のように話しました。  「きのう参拝を終えてバスに乗った時後ろの座席からすすり泣く声が聞こえてきたんです。見ると( Update:2011/05/09)
幸せは苦労の先にある 【金光新聞】
幸せは苦労の先にある 【金光新聞】
 一年ほど前のことです。佳子さん(75)のもとに優しい色合いのバラの花束が届きました。  「私に? 一体誰からだろう」。佳子さんがけげんに思ったその時でした。奥の部屋から声が聞こえてきました。 ( Update:2011/04/27)
事故起こした女性案じ 【金光新聞】
事故起こした女性案じ 【金光新聞】
 昨秋のある夕暮れ時のことでした。  母親の典子さんと教会へ参拝してきた高校生の清子さん(18)がお結界の私のもとへ来るなり「先生! さっき公衆電話ボックスに車が突っ込んだんです。電話ボックスはぐにゃっと曲がって( Update:2011/04/19)
復興への確かな歩みを祈願 【金光新聞】
復興への確かな歩みを祈願 【金光新聞】
4月13710日の4回にわたり教主金光様ご祭主の下本部広前祭場で天地金乃神大祭並びに東北地方太平洋沖地震復興祈願祭が仕えられた。期間中被災地を含め全国から参拝した信奉者は( Update:2011/04/18)
父母代表し謝辞の大役 【金光新聞】
父母代表し謝辞の大役 【金光新聞】
 「卒業生の父母を代表して謝辞を述べてもらえませんか」と次男が通う小学校から中山紀子さん(48)に依頼がありました。小学校でPTAの役員をしている関係からこの話が来たのだろうと想像しながら( Update:2011/03/23)
心の支え求め教会参拝【金光新聞】
心の支え求め教会参拝【金光新聞】
 「父がトイレの前でこけて、私一人では起こせません。先生、助けてください!」 それは、半年ほど前のことでした。教会の近くに住む真紀さん ( Update:2011/03/05)
神をつえに修行した母 【金光新聞】
神をつえに修行した母 【金光新聞】
 私の母が94年の人生を閉じたのは平成14年が開けたばかりの新年6日の朝でした。その生涯は波乱に満ちたものでしたが母の人生にはいつも神様が寄り添っていてくださいました。  母と父は戦前( Update:2011/02/28)
自分一人の力ではない 【金光新聞】
自分一人の力ではない 【金光新聞】
「将来、地球環境に役立つ研究をしたい!」  娘の愛子は、そう願って、専門の学部を持つK大学への進学をめざしていました。 ( Update:2011/02/21)
取次の姿に助かり確信【金光新聞】
取次の姿に助かり確信【金光新聞】
 今から20年ほど前の出来事です。  小学校入学を間近に控えていた純君の左目は生まれつきまぶた部分の皮膚が眼球の表面に隆起して眼球に大きなこぶができているように見える状態でした。 ( Update:2011/02/08)
物事を足し算で考える 【金光新聞】
物事を足し算で考える 【金光新聞】
 今から3年ほど前当時中学1年生だった末娘が体調を崩して学校を休むようになりました。病院でも原因が特定されず「精神的なものでしょう」と診断されました。  その後体調は回復したものの休む日は続き( Update:2011/01/25)
祈りを目に見える形に 【金光新聞】
祈りを目に見える形に 【金光新聞】
 5年前の1月下旬の夜のことでした。教会の電話が鳴り「母が倒れました。今から救急車で病院に向かいます」と連絡が入りました。倒れたのは真里子さん(70)で電話をしてきたのは( Update:2011/01/17)
命かけ蒔いた信心の種 【金光新聞】
命かけ蒔いた信心の種 【金光新聞】
 私(48)の奉仕する教会に参拝する山田テルさん(当時84)は昭和40年ごろに金光教にご縁を頂かれこれまで自身や家族にさまざまな難儀が起こる中で神様に祈りその都度おかげを受けてきました。しかし( Update:2011/01/05)
人恨む心を変えた一言【金光新聞】
人恨む心を変えた一言【金光新聞】
 私(48)は20年にわたって中高一貫校の教員を務めました。その教員人生の中で一生忘れられない出来事がありました。  それは22年前のこと。私の担任するクラスの生徒二十数名が( Update:2010/12/22)
信心を杖に歩んだ人生 【金光新聞】
信心を杖に歩んだ人生 【金光新聞】
 美智子さん(60)は先日娘さん夫婦と1歳5歳の孫の5人でグアム島に行ってきました。娘さんのご主人の勤続十年を祝って娘さんたち夫婦が家族の思い出にと計画した旅行に母親の美智子さんも誘ってくれたのです。美智子さんは同居している息子さんに( Update:2010/12/06)
母と身重の娘の板挟み 【金光新聞】
母と身重の娘の板挟み 【金光新聞】
 私(63)の母は91歳になります。父亡き後妹一家の隣地に建つアパートに移り妹の世話になりながら一人で暮らしています。私は実家から遠く離れた土地に嫁いでいるので日常的に母の面倒を見ることができません。  今年5月( Update:2010/11/22)
移ろう心を取次で整え【金光新聞】
移ろう心を取次で整え【金光新聞】
 私(52)がご用をしている教会では毎年近くの海浜公園で清掃奉仕を行っています。これは天地自然の恵みに感謝するとともにビニール袋などのごみから海の生き物や自然を守ろうと始められたものでした。  ごみの多くは( Update:2010/11/11)
「おかげは授けてある」 【金光新聞】
「おかげは授けてある」 【金光新聞】
 数年前に結婚した敏子さん(36)は早く子どもを授かりたいと望むもののその願いはなかなかかないませんでした。  敏子さんはご両親ともども熱心に教会へ参拝し神様に懐妊をお願いしながら( Update:2010/10/27)
神に祈り作り出す幸せ 【金光新聞】
神に祈り作り出す幸せ 【金光新聞】
 山本一子さん(当時41)は中学生の長男の不登校をきっかけに金光教の信心を始めました。  一子さんはわらにもすがる思いで教会参拝を続け問題の解決を祈り続けました。しかし( Update:2010/10/21)
抜け落ちた大切なこと 【金光新聞】
抜け落ちた大切なこと 【金光新聞】
 今日も教会の境内には篳篥(ひちりき)を演奏する赤尾武男さん( 81)の姿があります。そして赤尾さんを囲むようにして典楽(てんがく)のけいこに励む楽人たちの奏でる楽の調べが境内に響いています。  赤尾さんと典楽との出合いは( Update:2010/09/25)
お道伝えの志を次代へ【金光新聞】
お道伝えの志を次代へ【金光新聞】
教団独立百十年を迎えた今年の記念祭は祭場が耐震補強工事で使用できないことから会堂広前で祭典が仕えられた。雨天の中例年とは趣を異にした記念祭に参拝者は清新な心持ちで臨んだ。【金光新聞】 ( Update:2010/06/24)
まなざし変えおかげに【金光新聞】
まなざし変えおかげに【金光新聞】
 今から4年前のことです。山口俊男さん(50)が長年勤めてきた会社が業績の悪化から社員に早期退職を募りました。俊男さんは今なら退職金も割り増しで支払われることから妻の和美さんにちゃんと相談せずに退職を決めてしまいました。  次の就職についても( Update:2010/04/28)
神様をもっと知りたい【金光新聞】
神様をもっと知りたい【金光新聞】
 今から23年前私(当時25)が大阪での会社勤めを辞め実家の九州に帰省した時のことです。母から「大阪から帰ったことを神様にお届けしてきなさい」と言われ1人で教会へ参拝しました。  熱心に金光教を信仰する両親は( Update:2010/03/04)
何事も神にさせて頂く【金光新聞】
何事も神にさせて頂く【金光新聞】
長引く経済不況で企業倒産が相次ぎ失業者も増える今日私が奉仕している教会にも経営者や従業員からさまざまな問題が持ち込まれます。  私(43)は10年前に教会長になりました。そのころ( Update:2010/02/26)
幸せは心の在り方次第【金光新聞】
幸せは心の在り方次第【金光新聞】
 今から18年前のある朝良子さん(59)の生活を一変させる出来事が起こりました。銀行の支店長だったご主人が出勤途中に心臓発作を起こして倒れたのです。  当時45歳の働き盛りだったご主人は( Update:2010/02/18)
信心辛抱で難に向かう【金光新聞】
信心辛抱で難に向かう【金光新聞】
 山野タツさんは94歳になる元気なおばあちゃんです。さすがに足腰は多少弱くなりましたが孫やひ孫に囲まれて穏やかな日々を送っています。また週3回は息子の正雄さん(71)と二人で介護施設のデイサービスに通い( Update:2010/02/05)
神様に好かれるよい心伸ばして【金光新聞】
神様に好かれるよい心伸ばして【金光新聞】
 時や場所人の認識さえ失われていく認知症。伯母の介護に献身的に取り組む兄夫婦の姿はよりよい介護やケアの在り方にとどまらず「荒ぶる神」に相対した教祖の姿とも重なり( Update:2010/02/05)
かすり傷の裏に神働き【金光新聞】
かすり傷の裏に神働き【金光新聞】
「この事故は死亡事故になっていてもおかしくないですよ」。警察の方からそう言われ私は事故の大きさに身震いしました。  それは今から18年前のこと私(48)が中学校の教員をしていた夏の出来事でした。 ( Update:2010/01/22)
こんなおかげ頂ける道【金光新聞】
こんなおかげ頂ける道【金光新聞】
 おととしの春私(46)が奉仕する教会の信徒会長だった義夫さんが89年の生涯を終えました。  義夫さんは金光教を熱心に信仰する家庭で育った奥さんとの結婚を機に信心とのご縁を得ました。その人柄は優しくて( Update:2010/01/14)
ミキサーは命ある相棒【金光新聞】
ミキサーは命ある相棒【金光新聞】
 「キュルキュルキー」。わが家で33年間使ってきたミキサーが異様な音を立てて止まりました。その瞬間「しまった!」と私(62)は心の中で叫んでいました。  幸い中身のジュースは無事でしたが( Update:2010/01/03)
命賭し出産決意した母【金光新聞】
命賭し出産決意した母【金光新聞】
「ご神米様のおかげを頂いて助けられた命だからあなたは何があっても神様だけは放してはいけないよ」。これは私( 41)が母から何度も繰り返し聞かされてきた言葉でした。  ご神米は( Update:2009/12/19)
神はすべて見ておる【金光新聞】
神はすべて見ておる【金光新聞】
 それは帰宅ラッシュで混雑する電車での出来事でした。座席に座って本を読んでいる私(33)の前に労務者風のおじさんが立ちましたが随分とお酒を飲んでいるようで立っているのがやっとでした。【金光新聞】 ( Update:2009/12/03)
神に導かれ信心の道を【金光新聞】
神に導かれ信心の道を【金光新聞】
 現在私がご用する教会に輔教としてまた信徒総代の立場で信心生活に励み先々には金光教教師を志す会社員の谷村正雄さん(54)がいます。正雄さんが金光教にご縁を頂いたのは( Update:2009/11/30)
つまずきは人生の宝物【金光新聞】
つまずきは人生の宝物【金光新聞】
 辰男さん(30)は小さいころから負けん気の強い活発な少年でした。その性格は勉強やスポーツの上に遺憾なく発揮されました。とりわけバスケットボールには情熱を燃やし中学3年生の時に県大会出場を果たした際には大きな原動力となりました。 ( Update:2009/11/12)
無理と思わず願い貫く【金光新聞】
無理と思わず願い貫く【金光新聞】
 平成16年10月23日新潟県中越地方を激しい地震が襲い多くの人々が被災しました。日を追うごとに被害の深刻さが明らかになるにつれ金光教の教師である私(42)は「何かさせてもらいたい。私にできることは何かないだろうか」との思いが強くなっていきました。【金光新聞】 ( Update:2009/10/29)
神心引き出して自立生活へ【金光新聞】
神心引き出して自立生活へ【金光新聞】
 裁判員制度の開始に伴い司法への関心は高まっているが刑務所などの矯正施設を出た人が自立した生活を送り社会復帰を果たすための更生支援もいよいよ重要性を帯びている。 ( Update:2009/10/26)
変人とは直(すぐ)いことぞ【金光新聞】
変人とは直(すぐ)いことぞ【金光新聞】
 大学を卒業し東京で社会人として働く光行さん(25)は16年前に亡くなった鶴子ばあちゃんのことをよく思い出します。「鶴子ばあちゃん」こと吉山鶴子さんは光行さんの大伯母に当たり( Update:2009/10/23)
あきらめず夢に向かう【金光新聞】
あきらめず夢に向かう【金光新聞】
 高校入学時の身長は148センチ。小柄だった清二さん(38)でしたが夢は「甲子園のベンチに入ること」でした。【金光新聞】小さいころから野球少年だった清二さんは都心で暮らしていたことから( Update:2009/10/19)
食物への感謝と改まり【金光新聞】
食物への感謝と改まり【金光新聞】
 昨年の春私(46)は教会で聞いた先生の教話から自らの生活を省みる機会を得ました。その内容は教会で行われた中高生を対象にした集いの中で先生と子どもたちが昼食を共にした時の出来事にかかわってのことでした。 ( Update:2009/09/25)
普通ならお墓の中やで【金光新聞】
普通ならお墓の中やで【金光新聞】
 恵子さん(73)は未信奉者の家庭から金光教を信仰する家に嫁いで間もなく半世紀を迎えます。板金業を営む夫の憲一さん(76)の仕事を手伝う傍ら教会の行事や参拝にも熱心に取り組み( Update:2009/09/18)
愛犬の葬儀で得た安心【金光新聞】
愛犬の葬儀で得た安心【金光新聞】
 中川美一さん(54)陽子さん(50)夫婦は毎年9月10日には必ず私がご用する教会へ参拝してきます。その日が愛犬の命日だということもありますが同時に二人にとっても大切な日なのです。 ( Update:2009/09/04)
神様にすがれば歩ける【金光新聞】
神様にすがれば歩ける【金光新聞】
 私(41)が高校3年生の春大学受験か金光教学院(金光教の教師養成機関)入学かで心が揺れていた時の出来事です。その年の5月ごろから下半身に鈍痛としびれを感じるようになりました。当初はそれほど気にしていませんでしたが( Update:2009/08/28)
貧困は命の可能性奪う難儀【金光新聞】
貧困は命の可能性奪う難儀【金光新聞】
 現在世界の人口は約67億人。そのうちの8億人から10億人は日々の食事も満足にできない困窮状況にあると推定される。国連では2000年このような貧しい人々の数を2015年までに半減するとの目標(国連ミレニアム宣言)を掲げた。しかし( Update:2009/08/14)
厳しい経営に神の後援【金光新聞】
厳しい経営に神の後援【金光新聞】
 今から45年前チカ子さん夫婦は二十代で建材製造会社を興しました。でも起業に必要な資金が十分に用意できず工場の予定地は条件の良い場所ではありませんでした。そうした中で( Update:2009/08/14)
伴侶の臨終と家族の絆【金光新聞】
伴侶の臨終と家族の絆【金光新聞】
 今年2月相澤みどりさん(82)のご主人が八十八年の生涯を静かに終えられました。その最期は家族に見守られながらの安らかなものでした。亡くなられる二週間ほど前みどりさんから( Update:2009/08/02)
驚くべき神様の計らい【金光新聞】
驚くべき神様の計らい【金光新聞】
 「すまん。出てしまった」。私(42)の後ろに座っていた父(65)の声に振り返ると手に持つビニール袋が吐血で赤黒く染まっていました。それは今から5年前4月の本部大祭参拝から帰るバスの車中の出来事でした。 ( Update:2009/07/24)
おかげを頂くこつとは【金光新聞】
おかげを頂くこつとは【金光新聞】
 山田慶子さん(86)は37歳で夫を亡くし四人の娘を抱えて一家を支えるために懸命に働きました。やがて心臓病を患い入院することになりました。そして医師から「この先長くは生きられないだろう」と告げられたのです。【金光新聞】  実父母はすでに他界し( Update:2009/07/21)
頭から熱湯浴びた息子【金光新聞】
頭から熱湯浴びた息子【金光新聞】
「アーッ!」。悲鳴とも叫びともつかない妻(39)の声が台所から教会の広前へと響き渡りました。何事かと私(41)が駆け付けると息子(1)がカウンターの上にあったコーヒーメーカーをひっくり返し( Update:2009/07/06)
胎内の命は神のご領分【金光新聞】
胎内の命は神のご領分【金光新聞】
 2000年の初夏私(38)は在籍教会のブラスバンドを率いて金光教本部で毎年8月上旬に開催される少年少女全国大会の音楽隊行進に初参加するため練習に明け暮れていました。教会では( Update:2009/07/01)
今日を一生涯と思って【金光新聞】
今日を一生涯と思って【金光新聞】
 去年の夏妻(39)は半年前から気になっていた胸のしこりが少しずつ大きくなっているのに気付き病院で検査を受けました。結果は乳がん。「ついに来たか」という思いで妻は医師の告知を聞き( Update:2009/06/19)
看護通し信心の姿学ぶ【金光新聞】
看護通し信心の姿学ぶ【金光新聞】
 今から36年前私(当時26)は現在ご用をしている教会に後継者として入らせて頂きました。その際お世話になった知己の先生から次のようなはなむけの言葉を頂きました。「これからあなたがご用させてもらいなさる教会は( Update:2009/06/04)
「花神」のような老先生【金光新聞】
「花神」のような老先生【金光新聞】
 おととし93歳で亡くなられたある老先生の思い出を紹介したいと思います。その先生は83歳という高齢で金光教の教師育成機関である金光教学院に入学しました。若い人たちに交じって( Update:2009/05/21)
命救った家族のきずな【金光新聞】
命救った家族のきずな【金光新聞】
 「おばあちゃん、しっかりして!」。昨年12月、多田美代子さん(83)は、自宅のトイレで倒れているところを、同居する長男・修一さん(61)のお嫁さんに発見されました。 ( Update:2009/05/18)
突然のがん宣告に放心【金光新聞】
突然のがん宣告に放心【金光新聞】
 「悪性リンパ腫です。全身のリンパが腫れています。余命は正確には言えません。早速抗がん剤治療をしますのですぐ入院するように」。ある程度覚悟していたとはいえ主治医からそう告げられた時( Update:2009/04/30)
人生の棚卸しで自己確認を【金光新聞】
人生の棚卸しで自己確認を【金光新聞】
 終身雇用制年功序列制が崩壊し労働形態が大きく様変わりした現代。転職を考えなければならない人が増加していく中就職や仕事についての悩みをサポートするキャリアカウンセリングの重要性が高まっている。その現場では( Update:2009/04/24)
人にすがるのではない【金光新聞】
人にすがるのではない【金光新聞】
 陽子さん(52)が信心のご縁を得て十年がたとうとしていたおととしのことです。浄水器など水回り用品の営業をしていたご主人がリストラに遭いました。それを機に「貸した金を返してほしい」という督促が( Update:2009/04/24)
急難時の信心親切とは【金光新聞】
急難時の信心親切とは【金光新聞】
 阪神淡路大震災の発生から14年になります。防災意識が高まる今日私の地元でも防災に対するさまざまな取り組みが行われています。1月には地区町会連合会主催の震災フォーラムが開催され( Update:2009/04/02)
「絶対大丈夫だからね」【金光新聞】
「絶対大丈夫だからね」【金光新聞】
 「もしもしお母さん、どう? 覚えられた?」娘からの電話を受けた時、私(61)はご本部から大祭祭員を依頼され、教会でその作法を練習しているところでした。 ( Update:2009/03/19)
なぜ抵抗しなかったか【金光新聞】
なぜ抵抗しなかったか【金光新聞】
 美加さん(40)の長男たけし君は中学1年生です。小学生の時から体格に恵まれ地域の野球チームでピッチャーとして活躍しました。中学生になってからも野球を続け美加さんもその成長を楽しみにしていました。 ( Update:2009/03/12)
別解の発見が幸福へと導く【金光新聞】
別解の発見が幸福へと導く【金光新聞】
 「格差社会」が喧(けん)伝されるようになって久しい。昨年秋には百年に一度という世界的経済危機の波に日本ものみ込まれ影響の拡大と長期化が懸念されている。多くの人々が不安や困難を抱える今日に( Update:2009/03/12)
一からやり直します【金光新聞】
一からやり直します【金光新聞】
 還暦を迎えた純一さんの家では子や孫たち総勢17人がそろって還暦御礼のお祭りが仕えられました。そのにぎやかなお祭りを前に純一さんはここまでの道のりを振り返り感慨無量でした。 ( Update:2009/02/27)
信心に基づく食の倫理観を【金光新聞】
信心に基づく食の倫理観を【金光新聞】
 近年温暖化や集中豪雨など身近に地球環境の異変を感じることが多くなった。われわれ信奉者は環境問題とどのように向き合えば良いのか。これはとても難しい問題であるがその入り口の一つとして( Update:2009/02/26)
言葉の背後に思いを寄せて【金光新聞】
言葉の背後に思いを寄せて【金光新聞】
 私たちは自分の思いを人に伝えようとする時に言葉を用いる。しかし語られた思いの背後には言葉にならないものが満ちあふれていることがある。それは信心話も例外ではない。詩的表現で信心の世界を表現したらどうなるのだろう。 ( Update:2009/02/26)
作文に託された娘の夢【金光新聞】
作文に託された娘の夢【金光新聞】
 光子さん(53)は8年前に家庭の事情から三人の女の子を女手一つで育てていかなくてはならなくなりました。幼い娘たちを抱えながら仕事を続けることは容易ではありません。さらには( Update:2009/02/20)
参拝で心の「鬼」退治を【金光新聞】
参拝で心の「鬼」退治を【金光新聞】
 終日畑仕事をしながら山下ツユさんは天地の恵みへのお礼と縁ある人々のことを心中で祈ります。現在94歳のツユさんが山下の家に嫁いできたのはもう75年も前のことです。長年( Update:2009/02/12)
父から子へと連なる信心【金光新聞】
父から子へと連なる信心【金光新聞】
 上野広一さん(54)は子どものころ教会に参拝しまた少年少女会にも参加していましたが成長するに従って教会から足が遠のいていきました。一方父親の正人さんは教会の信徒総代を務め( Update:2009/02/02)
不合格をおかげに変換【金光新聞】
不合格をおかげに変換【金光新聞】
 受験シーズンになると私(53)の脳裏には三十数年前の大学入試のことが母の信心の思い出としてよみがえってきます。一浪していた私はこれが最後の受験のつもりで試験勉強にラストスパートをかけていました。【金光新聞】 ( Update:2009/01/22)
親先祖に感謝なさい【金光新聞】
親先祖に感謝なさい【金光新聞】
 「英樹さん(54)が救急車で運ばれたからすぐに来て!」ある日突然義姉(54)から切羽詰まった声で私(40)のもとに電話がありました。 「英樹さん」とは私の実兄のことです。【金光新聞】 ( Update:2009/01/08)
一言から開けた救いの道【金光新聞】
一言から開けた救いの道【金光新聞】
 長年剣道に励んできた私(46)には剣道の師匠がいました。師は二十年前不慮の事故で亡くなりました。  それから十年後師の娘さんがスリランカの男性と結婚することになり( Update:2009/01/02)
借金が信心の機縁に【金光新聞】
借金が信心の機縁に【金光新聞】
 「わが家の信心の始まりは、父がある人にお金を借りたことがきっかけなんです」と、信心のルーツを語る道江さん(74)。【金光新聞】 ( Update:2008/12/26)
家族に根づく信心生活【金光新聞】
家族に根づく信心生活【金光新聞】
 黒川敬一さん(87)は十代と二十代に2度大病を患い特に2度目は骨と皮になるほどやせ衰え近所の人たちが「敬一さんはもう駄目かもしれんな」とうわさするほどでした。  そんな中を( Update:2008/12/26)
日々の成長にまずお礼【金光新聞】
日々の成長にまずお礼【金光新聞】
 和賀子さん(79)は、年を取るほどにひどくなる腰の痛みを抱えて、病院通いの毎日です。絶え間なく続く痛みに、つい愚痴が出てしまう生活を送っていました。【金光新聞】 ( Update:2008/12/18)
実意で願い神みかげを【金光新聞】
実意で願い神みかげを【金光新聞】
 『金光教教典』の中には、生き物にかかわるエピソードを引いた、次のようなみ教えがあります。【金光新聞】 ( Update:2008/12/18)
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