title.jpg

HOME › ご霊地から“笑顔”東北へ 【金光新聞】

ご霊地から“笑顔”東北へ 【金光新聞】

第64回金光教少年少女全国大会

 8月7日、わかばの集い第64回金光教少年少女全国大会が「おもいやり」をテーマにご霊地(岡山県浅口市金光町)で開催。今年は、東日本大震災の復興支援との関係から、内容が大幅に変更され、1日のみの大会となった。

 少年少女全国大会の始まりは、戦争で荒廃した日本人の心を憂い、次世代を担う青少年育成への願いが生まれたことに起因している。やがて、その願いは、全国のわかば(少年少女)がご霊地に集って、時の教主・三代金光様〈攝胤(せつたね)様〉のお誕生日(8月5日)をお祝いさせて頂きたいという願いとなって具現化していった。
 昭和23年、第1回目の大会が開催されて以来、今日まで「み教えにより信心を進め、お役に立つ人になります」という祈誓のもと、金光教少年少女会連合本部では近年、阪神淡路大震災、新潟県中越地震などへの復興支援活動にも取り組み、今も東北での復興支援活動が続けられている。
 このたびの大会は、東日本大震災の復興支援を考慮して、例年の2日間から1日に短縮しての開催となったが、大会中の各行事に、被災地復興への祈りが込められた。

 8月7日、午前10時から本部会堂広前で開会ご祈念が行われ、全国のわかばを代表して、真鍋仁志さん(小2/愛媛県新居浜東教会)が教主金光様にお届けした。
 金光様からは、「みなさん、おめでとうございます。みなさんとともに、今日ただいま、ここに集いまして、神様に万事のおかげをお願いし、お届けがありました。この集いも大変な準備があり、すべてお世話になって、今日を迎えることが出来たのであります。みなさんがこれから先、一生に一度しかない今月今日のただいまを、おかげをいただかれ、そして、終生この道にご縁のあることを生活の基として、それぞれおかげをいただいていかれるよう祈ってやみません」と、お言葉があった。
 この後、年に一度の少年少女の祭典が始まった。

 大会のメイン行事「かがやけ大行進」「わかば祭」には、全国から多くの少年少女が参加。第一回大会から続く、わかばたちの「作品展覧会」も行われた。
 また、大会前日の6日夕刻からは、東北教区のわかばたちを招いての「復興を願う集い」が、祭場を中心に模擬店などが設けられながら行われた。
 なお、金光教フォーゲル連盟では6日、第59回金光教フォーゲル世界大会を開催し、ご霊地で「つながろう! こんこう大集会」をテーマに、修徳殿での開会、式典後、木綿崎山の歴代教主奥城(おくつき)横広場で「ウォーターファイト!」(小グループに分かれ、水鉄砲を使ったチーム対抗ゲーム)を展開した。

メディア 文字 金光新聞 

投稿日時:2011/08/31 14:03:57.293 GMT+9



このページの先頭へ