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神様の計らいにお任せ【金光新聞】

彼のサッカー人生は終わったかもしれない

 2009年、プロのサッカー選手である娘の夫は、単身、憧れだったヨーロッパに渡り、ポルトガルとドイツで3年間プレーしました。
 その彼が、ドイツのあるチームと契約する際、健康診断を受けた時のこと。チームの専属医師から、「あなたには先天性の不整脈がある。このままサッカー選手を続けると、死に至る危険性がある」と告げられたのです。
 一時帰国して教会にいた娘は、そのことを電話で知り、「彼のサッカー人生は終わったかもしれない」と、沈痛な面持ちで私たち両親に言いました。また、ドイツで精密検査を受けるには、健康保険がないと高額の費用が掛かるため、日本での検査も考えました。ところが翌日、思いもしない展開が起こりました。
 そのチームの監督は、彼と同じ病気を抱えながら現役を続けた人物で、チームの経費で検査を受けられるよう、取り計らってくれたのです。

 この知らせに、娘は一筋の希望を持ちました。
 2010年の7月6日、私は娘の願いを受けて、ご神前でご祈念をしていました。
 すると、生後8カ月の孫がハイハイでお結界まで進み、み教えの日めくりをバリッと破り取ったのです。見ると、破った6日のページには「心配する心で信心せよ」、翌7日のページには「体の丈夫を願え」とのみ教えが書かれていました。
 私はこの二つのみ教えに感じるところがあり、娘に「今、彼の身に起きていることは、神様のお計らいだと思う。それを、この2つのみ教えで示してくださっていると思うよ」と話しました。私の言葉に娘も共感し、「先々の不安はあるけれど、彼の命と体のことを一番にお願いさせて頂いて、選手生命については神様にお任せします」と、お取次を願いました。

本当に本当に、マジ良かった

 その後、2日間の精密検査の結果、医師から「確かに不整脈はあるが、現時点で問題はないだろう」との見解が示されたのです。 
 後日、彼は自身のブログに、「本気でサッカーをやめることも考えた。本当に本当に、マジ良かった」と、つづっていました。 
 一時は谷底にでも落とされたような状況の中で、彼も神に祈るような気持ちだったことでしょう。娘も、「口には出さないけれど、神様のおかげを感じていると思うよ」と話してくれました。
 そうして正式に契約を交わした彼はドイツで2年間プレーし、現在は日本のJリーグで元気に活躍しています。
 娘はこの体験を通して、「神様のプランにお任せできるようになった」と話しています。起きてくる難儀や問題を、「先を見越した神様のお計らい」と受け止めることで、神様のみ心の一端を感じさせて頂ける働きが、娘に起きてきたのだと思います。

 天地書附には、「おかげは和賀心(わがこころ=和らぎ喜ぶ心)にあり」と示されています。それは、おかげを頂く方法を表しているだけではなく、和賀心という〝神様の心〟が最も大切であると、教えてくださっていると思います。このお道の信心の究極の目的は、神様のご意思を分からせて頂き、神心にならせて頂いて、さらにそれを伝えていくことです。
 その信心には、神様の働きが現れて、思いも寄らない願い以上のおかげが頂け、さらには神様のお計らいにお任せできる生き方ができていくのだと思います。 
メディア 文字 信心真話 金光新聞 

投稿日時:2014/10/30 17:10:34.280 GMT+9



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