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1冊1冊に思いを込めて奉仕【金光新聞】

青い鳥点訳グループ

 先日、介護・福祉を専攻する高校生が金光図書館へ点字図書を見学に来た際、館内で開催中の「読めるってうれしいね」と題した、バリアフリー資料展を案内しました。
 この資料展では、目が見える人と見えない人が一緒に読める点字付きの「バリアフリー絵本」や、弱視の人が読みやすい「大活字本」、知的障がいなどの人が理解しやすい「LLブック」、読み書き障がいなど文字を読むことが難しい人のための、テキスト・音声・画像を一つにした「マルチメディアデイジー」、触って楽しめる「布絵本」などを手に取って頂けます。
 訪れた高校生は、さまざまな資料があることに驚き、写真やメモを取って熱心に見学していました。また、金光図書館に保管される、青い鳥点訳グループがこれまでに寄贈した約1万冊の点字図書を見て、1冊1冊に込められた思いに触れた後、パソコンで点訳を体験しました。
 金光教の点訳の歴史は古く、62年前に発足した青い鳥点訳グループは、現在初心者からベテランまで、約30人が点訳奉仕をしています。点訳奉仕者である中学1年生の2人は、小学校の点字体験の授業をきっかけに始めました。今も県立沖縄盲学校に献本する児童書の点訳を続けており、点訳奉仕を通して知識や視野を広げながら、お育てを頂いています。

「金光新聞」2020年9月27日号掲載

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メディア 文字 金光新聞 

投稿日時:2020/10/21 09:22:27.500 GMT+9



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